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「冬季うつ(季節性感情障害)」冬場になると決まって気分が沈む…そんな人はうつの可能性も!

日照時間が少ない季節の落ち込み
「セロトニン」不足が原因かも

心の安定や安らぎに関係する脳内神経伝達物質の「セロトニン」。目に入った日光が網膜を刺激してセロトニンが増え、脳が活性化されることが分かっています。そのため一日の総日射量が少ない秋から冬はセロトニンが不足し、“うつ”になりやすい傾向があるのです。

これからの時期は特に、目が覚めたらカーテンを開けて、しっかりと朝日を浴びることが大切。まだ薄暗い早朝であれば、点灯するなど部屋を明るくして、体を目覚めさせるようにしましょう。

◆セロトニンの原料となるのは「トリプトファン」

セロトニンの分泌には原料となる栄養素「トリプトファン」が必要。必須アミノ酸のひとつで、大豆製品、豆類、乳製品、卵、ナッツ類などに多く含まれています。

さらにトリプトファンをセロトニンに変換するには、ビタミンB6(青魚、ショウガ、ニンニク、アボカドなど)と、炭水化物(ご飯やパン、めん類、イモ類など)が欠かせません。ダイエットなどで過剰に主食を抜いたりせず、これらの栄養素を上手に取り入れながら、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。

また、セロトニンを増やす薬もあるので、生活を見直してもなかなか落ち込みが改善しないという人は、早めに医療機関を受診しましょう。

 気をつけたい兆候 

● 甘いものが欲しくなる
● 体重が増えすぎている
● 日中の眠気が強くなる
● 朝、なかなか起きられない
● なかなかやる気が出ない   など

 セロトニンを活性化させるには? 

● 日光をあびる
窓辺で朝食をとる、午前中の早い時間に洗濯物を干す、など
● リズム運動を行う
ウオーキング、スクワット、食べ物を良くかむ、ガムをかむ、など
● 食生活を見直す
「トリプトファン」「ビタミンB6」が含まれた食材、炭水化物をバランスよく摂取する
◆取材協力
医療法人ウェルライフ
アイさくらクリニック
院長 木村 昌幹先生

「うつ病(冬季うつ含む)のほか、更年期障害、月経前症候群(PMS)など女性特有の悩みにも力を入れています。気軽に相談を」
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