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遺伝子も関係が!?「片頭痛と緊張型頭痛」

病院へ行かずに済ます人が多いという「頭痛」。 原因はさまざまですが、罹患(りかん)者の多い「片頭痛」について教えてもらいました。

チョコや天候が引き起こすことも
遺伝が関係している「片頭痛」

頭が痛いなと感じても、「そのうち治る」と言って、受診しない人は意外と多いもの。その痛み、下の表中で2つ以上に当てはまれば、「片頭痛」の可能性が高いことが考えられます。

片頭痛には、主に体の中のセロトニンとエストロゲンの分泌が関係しています。女性の場合は特に、女性ホルモンのエストロゲン分泌量の急激な変動との関係が大きいため、痛みが3日間(72時間)続くのが特徴です。

◆片頭痛は遺伝する

最近の研究で、片頭痛は遺伝性の高い疾患であることが解明されています。約3分の2の人には片頭痛になる遺伝子があります。この遺伝子のない人は、片頭痛が起こりにくいと考えられます。

片頭痛は長引きがちで治りにくい病気。病院では、「重大な病気が原因で引き起こされる頭痛ではない」ということを確認したうえで、なるべく早く痛みを鎮めるための治療を行います。

また、誘発する原因(上の表)を知っておくことで、それを遠ざけることができます。

◆片頭痛と緊張型頭痛

片頭痛の症状があるのに、治療ではほとんど改善できないというケースがまれにあり、その場合は片頭痛が形を変えた「緊張型頭痛」の可能性があります。これは肩こりや精神的なストレスが重なって起こるもの。パソコンやスマホを使用する時間が長い人は、姿勢が悪いことで首の骨が曲がるなどして、引き起こすことがあります。

治療としては、3カ月を目安に、肩こりのない生活へ修正する認知行動療法などを行います。

◆取材協力
天神頭痛クリニック
理事長 陣内敬文先生

「頭痛は『痛いときに行かなければ原因が分からない』と思われがちですが、落ち着いてからの受診で大丈夫。めまいなど、どんなことでも気軽に相談を」
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