くらし 住空間あれこれ

vol.15 トータルインテリアをめざそう~トータルインテリアって?

 こんにちは、住空間設計室CUBEの長菅由美子です。
 
 少し前になりますが、先月末に福岡市東区にてインテリア講座を担当しました。
その際に参加してくださった皆さんから「インテリアは難しいものだと思っていたけれどコツがあるんですね」というご意見をいただきました。

難しいものという以外に「センスが必要ですよね」というご意見もよくいただきます。

けれど日常生活で楽しむインテリアはセンスよりもコツを抑えることのほうが大切。
そこで今回は講座でよくお伝えするトータルインテリアという考え方をお伝えしたいと思います。



 
 

トータルインテリアってなに?


トータルインテリア…聞き慣れない言葉ですよね、
正式な建築用語ではないのですが、私が考えるインテリアコーディネートの形をイメージとしてつかんでいただきやすいのであえて使っています。

トータルインテリアを一言でざっくりと表現するとしたら「複数の要素のバランス」。
こまかいところはさて置いて、室内全体のバランスをとるというこの1点を意識すると、インテリアは難しいものではなく楽しめるものに変わるんですよ。

人は室内全体を見てそのインテリアの印象を無意識に感じ取っています。
つまりこまかいところを微調整するよりも、大きな面積の部分のバランスを考えるようにすると大きな失敗はしないということなのです。



 

トータルインテリアのポイントは?


トータルインテリアを考えていくには、次の3つのポイントがあります。
 
・色みをそろえる
「室内で使う色は3色に抑えましょう」といった情報を見たことはありませんか?
それは間違いではありませんが、たとえ3色に抑えても雑然とした雰囲気の室内になってしまうというケースは少なくありません。

その原因は色みがそろっていないからです。
 
人が視覚で認識している色は、無彩色と有彩色の2つに大きく分けられます。無彩色とは色みがない白と黒、その中間にあるさまざまな濃さのグレーをさします。有彩色とは無彩色以外の色です。
 
トータルインテリアのポイントを握るのは有彩色。この有彩色をある法則にしたがってそろえていきます。
 
・光を調整する
インテリアというと壁紙や家具やカーテンというイメージがあると思いますが、室内全体の印象をたった一瞬で左右するのは実は光、つまり照明器具です。
 
どんなに素敵な壁紙や家具やカーテンを選んでも、そのデザインや色を美しく見せたり忠実に再現するには光が必要
明るさの度合い、あかりの色や広がり方で立体感があるかないか、つまり室内の雰囲気が素敵にまとまるかどうかが決まるとも言えます。
 
・壁面を活用する
どんなインテリアスタイルであっても、壁面を上手に活用できるかどうかで印象が大きく変わります。
壁面はアレンジがしやすい場所。
実は自分のインテリアの好みを自由に反映させやすい場所なんですよ。
 
前に挙げた2つの項目がインテリアをまとめる要素とするなら、この項目はインテリアにアクセントをつける要素と考えると分かりやすいのではないでしょうか。



 
長くなってしまうので今回はポイントだけを挙げてみました。
それぞれの項目について、次回から実例を交えつつポイントのつかみ方をお伝えしていきますよ。

お楽しみに!



 
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