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Vol.13 高温多湿の不快感をライムの香りでリフレッシュ!

アロマ空間デザイナー・アロマコンサルタント「AROMA-DIRECTION」 一刈 美穂です。

Vol.13 高温多湿の不快感をライムの香りでリフレッシュ!


今回は、柑橘系の中でも爽やかな香りに少し苦味が加わった「ライム」をご紹介しましょう。

ライムと言えば、ジン・トニックやモヒート、ギムレット、モスコミュールなどサッパリ系のカクテルに欠かせない柑橘類で有名ですね。

ライムの特徴


ライムはミカン科ミカン属に属しますが、酸味や苦味があるためフルーツとして生食はせず調味料感覚で利用するのが主な“香酸柑橘(こうさんかんきつ)類”に属します。
日本では柚子やカボスなどもありますが、世界的にはレモンと並んで馴染みのある香酸柑橘類の代表であるライム。

ライムはレモンとよく似ている果実で、レモンよりも酸味が強く、丸く小く皮が薄い果実です。
柑橘系に多く含まれているリモネンという成分が含まれており、不安や憂うつな心をリフレッシュして、明るく元気な気持ちにする効果が期待できます。

ライムの歴史

ライムはムーア人によってアジアからヨーロッパにもたらされ、16世紀ごろスペインとポルトガルの探検家によりアメリカ大陸に導入。
ライムの実は一定期間保存が可能なことから、大航海時代、長い航海中に船員たちを苦しめた壊血病(ビタミンC欠如で引き起こす衰弱した病気)を予防するための重要な食料として利用され、「ライムジューサー」と呼ばれるライム運搬専用の船がありました。

ライムは、19世紀に入るとライム産業とジュース産業が西インド諸島で盛んになり、独特な苦みのある香りはジンジャーエールやコーラの香りづけに使用される他、香水産業でも広く使われるようになりました。
現在では一般になじみのある果物となっています。
 

ライムの効果効能


①リフレッシュ効果

心を活気づけ刺激する力が非常に強いと言われています。また、疲れたからだと心をリフレッシュさせ、やる気がアップ!梅雨時や、夏の高温多湿の不快感を一掃する爽やかなパワーがライムに期待できます。

②夏バテ対策に

ライムの香りは、大半の柑橘類の精油と同じく、消化液の分泌を刺激することで食欲を刺激し食欲不振の改善が期待できます。夏バテ対策にもお勧めです。
ティッシュやコットンなどに1滴落として香りを吸い込みましょう。ライムの香りは沈みがちで憂鬱な気分を一掃する上でも効果的です。

③殺菌効果・空気清浄・浄化効果

空気清浄させる作用や風邪などの感染症を予防する作用があるとされています。

ライム精油の抽出方法


ライム精油の抽出方法には圧搾法と水蒸気蒸留法の2種類があります。
水蒸気蒸留法で抽出された精油には光毒性はありませんが、圧搾法で抽出された精油には光毒性があります。

ライムの注意点

皮膚への刺激があるため、敏感肌の方は注意してご使用ください。また、圧搾法で抽出された精油にはクマリンが含まれるため光毒性があります。
肌へ使用した場合は12時間は紫外線に当たらないように注意しましょう。圧搾法で抽出された柑橘系の精油は劣化が早い為、半年で使い切りましょう。
 

この季節にお勧めのAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンド


ライム・レモンユーカリ・ペパーミント・プチグレン・ゼラニウムを5:4:3:2:1でブレンドしましょう。

全て揃ってなくても大丈夫です。ライム・レモンユーカリ・ペパーミントの3種類でも十分です。
その場合は、3:2:1の割合でブレンドしてみてください。ライムの苦み、フレッシュな虫よけ効果のあるレモンユーカリ、体感温度が下がるペパーミントの香りはやや大人っぽい印象になるでしょう。
慣れてくるとお好みの割合でブレンドしてみるのも楽しみの一つです。

AROMA-DIRECTIONオリジナルブレンドアロマお勧めの活用法


リフレッシュスプレー・虫除けスプレーとして

50mlのスプレー容器にエタノール5mlを入れ、上記のブレンドした精油を10滴。そして精製水を45ml入れよく混ぜ完成です。※肌に刺激を感じた場合はすぐに使用を止め、流水で洗い流してください。

気分転換にお部屋の中、車の中などで、また虫除けとしてボディーにスプレーしてもご使用いただけます。爽やかな香りをお楽しみください。



今回のAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンドの香りは7月の香り『Vent frais~爽やかな風~』として以下の場所で体験できます。
福岡…博多大丸1階総合案内所、岩田屋三越6階ゲストラウンジ
北九州…小倉井筒屋本館1階インフォメーションなど

上記にご案内した香りにプラス5種類合計10種類の香りをブレンドし《Vent frais》と名付けています。


【精油を安全に使われる為にまもっていただきたい10の注意点】

①精油は、少量でも皮膚に刺激を与える可能性があります。精油の原液を直接肌に塗らない・付けないように気を付けてください。また、必ず使用量を守ってください。

②精油を決して飲まないように。誤飲は大量の水を飲みましょう。

③刺激を感じたら、使用を中止しましょう。また、目の周りや皮膚の弱い所の使用は控えてください。

④3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外精油は使わないように。
3歳以上8歳未満のお子さんも、大人の使用量の1/2程度までを限度として使用しましょう。

⑤火気に注意。精油は濃度が高く、引火する可能性があります。台所の使用には十分に注意。

⑥妊産婦やお年寄り、既往症のある方は、専門家にご相談の上ご使用ください。

妊娠初期から安定期に入るまでは使用してはいけない精油
ゼラニウム、ラベンダー、カモマイル、メリッサ(レモンバーム),パルマローザ、ユーカリ

妊娠中使用してはいけない精油
クラリセージ、ペパーミント、スペアミント、マージョラム、サイプレス、ジュニパー、
スウィートフェンネル、バジル、パセリ、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、シダーウッド、 ミルラ(没薬)、レモングラス、セージ、ヒソップ、ペニーロイヤル、タイム、ベイリーフ(ローレル)、

⑦生理の重い人は避けたほうがよい精油
クラリセージ、ミルラ(没薬)、セージ、バジル、ジュニパー、フェンネル、ローズマリー

⑧高血圧の方の注意
ローズマリー・タイム・セージ・ペパーミント・バジル・グレープフルーツの使用は避けましょう。

⑨光感作作用(光毒性)のある精油の注意点。
果皮から採れる精油は日光に当たると日焼け、しみの原因になる場合があります。

⑩保存方法と使用期限・扱い方・購入の際の注意点。特に湿度が高い浴室や直射日光を避け、キャップをしっかり閉め風通しの良い冷暗所にて。15度~20度の場所が理想。真夏だけは、密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。

使用期限は開封後1年。圧搾法で抽出した柑橘系は半年が目安です。

お子さんやペットの手の届かない場所に保管してください。茶か青の遮光ビンに入った精油を、静かに傾け雫が落ちる様に使いましょう。

購入の際は《エッセンシャルオイル》《精油》など植物100%表示の物をアロマ専門店で、お好みの香りを、少量からお買い求めください。
 
アロマ空間デザイン事務所「AROMA-DIRECTION」代表。
銀行勤務、人材派遣会社代表等を経、1996年東京在住中に当時日本唯一のアロマテラピースクールにてアロマの第一人者栗崎小太郎氏に師事。
百貨店・病院・介護施設・ゴルフ場・飲食店・オフィス等にAROMA-DIRECTIONオリジナルの香りを調合し毎月変わるアロマ空間コンサル事業を展開。

現在エアーステーションひびきFM88.2「一刈美穂のWakuWakuな時間」ラジオパーソナリティー(毎月第4火曜15:00~16:00)。
熊本小国町森林組合と北九州市との共同プロジェクトによる小国杉アロマブレンド監修。アロマ講演会・商品開発等幅広く活動中。

《7月メディア出演予定》
7/25(火)15:00~16:00「一刈美穂のWakuWakuな時間」エアーステーションひびきFM88.2ラジオパーソナリティー
詳細はHP(http://aroma-direction.jp/)にて。