くらし アロマ日和

Vol.20 風邪予防アロマで健康な毎日を過ごしましょう

アロマ空間デザイナー・アロマコンサルタント「AROMA-DIRECTION」一刈美穂です。

Vol.20 風邪予防アロマで健康な毎日を過ごしましょう。


インフルエンザが猛威を振るっているこの時期。

予防注射・うがい・マスク・手洗い・栄養補給・睡眠など、さまざまな形で予防されていることと思います。

アロマの香りにも、そんな予防が出来ることをご存じでしょうか?


今回ご紹介する香りは「ラヴィンツァラ」。

ユーカリに似たスーッと爽やかな香りがするラヴィンツァラで、殺菌・抗菌効果のある環境作りをしてみましょう。
 

ラヴィンツァラの特徴

マダガスカル語で、ラヴィンツァラRavintsaraは『香りの良い葉』(=英語でGood leaf:Ravinaは葉、tsaraはよいという意味)と呼ばれ、幅広い万能薬のような作用があります。

古くは貴族の庭園などに栽培されていましたが、18世紀になって初めてエッセンシャルオイルが作られた、まだ新しいアロマです。

マダガスカル原産のクスノキ科樹木を原料とする精油で、過去から現在に至るまでラベンサラと表記されることも多い精油ですが「Ravintsara(ラヴィンサラしくはラヴィンツァラ)」が正式な呼び方とされています。

現在ラベンサラとラヴィンツァラの区別をハッキリさせる努力がなされていますが、いまだ名称が混同して販売されているため、注意が必要です。

どちらもマダガスカルが原産の精油で、混同されてきた歴史を持ちます。

学名:Ravensara aromaticaがラべンサラ。

学名:Cinnamomum camphorがラヴィンツァラです。

芳香分子も成分も異なり、ラベンサラは甘みのありスパイス系寄りの香りで、リナロールなどが含まれるので、ストレスやショックなど精神面の不調により強いと考えられています。

一方、ラヴィンツァラは清涼感が強く樹木系寄りの香りで、免疫力向上効果などに優れるため花粉症や気管支炎など呼吸器系の不調全般に効果があると言われています。

どちらも風邪やインフルエンザなど感染症予防に利用されます。

心への効能

ラヴィンツァラの香りには鎮静と神経強壮作用があり、精神的なダメージやショック、恐怖心やパニック、ストレスや緊張・不安などで張り詰めた心を落ち着かせ、精神を強化し、前向きさと活力を与えてくれると考えられています。

自分に自信がない・自信喪失による不安や落ち込みにも適しているとされ、気持ちの落ち込みや不安・無気力からの復活を手助けしてくれるでしょう。

リラックス効果もあるので、ストレスや疲労で寝つきにくい時や出産前の不安などにも使用されています。

似た香りを持つユーカリ系の精油はどちらかというとリフレッシュや高揚に向いており、お休み前やリラックスタイムの香りとして使うならばラヴィンツァラの方が適しています。 

体への効能

ラヴィンツァラはユーカリ同様に1,8-シネオール(オキサイド類)の含有量が高いことが特徴です。

1,8-シネオールは抗菌・抗ウイルス作用や免疫力向上作用があることから、免疫力低下が気になるときや風邪やインフルエンザなどの感染症予防に有効とされ、治癒力を高め、花粉症の軽減にも効果が期待できます。

加えて1,8-シネオールや他の精油成分(α-テルピネオールなど)との相乗効果から去痰・鎮咳・抗炎症・抗アレルギーなどの働きも期待できるため、喘息、気管支炎、咳など呼吸器系全般の不調緩和に有効とされています。

また、筋肉や関節炎、リウマチの緩和・婦人科系の感染症にもいいと言われています。

多くのアロマの効能を凝縮したような多岐にわたる効果から、“心と体のレスキューアロマの一つ” と言われ「無人島にひとつだけ持っていくならこのアロマ」と呼ばれる精油です。


肌への効能

高い抗感染作用や抗菌作用があるので、傷があり新たな感染を起こしやすい皮膚や、治りにくい水虫などの皮膚疾患、ニキビや歯肉炎、口腔内の傷にも効果があると言われています。


ラヴィンツァラの注意点

※妊娠中・授乳中の使用は避けましょう。

ラヴィンツァラを使ったお勧めのAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンド

風邪予防に適したブレンドとして抗ウイルス作用のあるレモン精油・去痰や抗炎症効果のあるユーカリ精油、そしてラヴィンツァラ精油を3:2:1でブレンドしてみましょう。

上記のAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンドの3つの活用法

①芳香浴
アロマポットや加湿器(精油が使用できるもの)お湯をはったマグカップやボウルなどに上記の精油を1~3滴垂らすと、部屋を加湿しつつ、咳やくしゃみ、のどの痛みなどの風邪の初期症状を抑える効果が期待できます。

②ミルクバス
コーンスターチ大さじ1杯に対し上記のブレンドオイル3滴入れ混ぜ、お風呂に入れてみてください。のど飴の様なすーっとした香りは風邪の症状が緩和され、コーンスターチで肌が潤う効果が期待できます。

もしも肌に刺激を感じた場合はすぐに洗い流してください。

③グッドナイトアロマ
寝付けない時にティッシュペーパーやコットンに1滴~2滴垂らして枕元でお使いください。

花粉症にも効果が期待できるラヴィンツァラを活用して、心も体も健康な毎日をお過ごしください。

上記にご案内した香りなど、合計10種類の香りをブレンドし、《A votre sante~健康でありますように~》と名付けました。以下の場所で体験できます。

福岡…博多大丸1階総合案内所、岩田屋三越6階ゲストラウンジ

北九州…小倉井筒屋本館1階インフォメーションなど

※注意点&免責事項
アロマセラピーは医療ではありません。ここに掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関しての責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。
持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

【精油を安全に使われる為にまもっていただきたい10の注意点】

①精油は、少量でも皮膚に刺激を与える可能性があります。精油の原液を直接肌に塗らない・付けないように気を付けてください。また、必ず使用量を守ってください。

②精油を決して飲まないように。誤飲は大量の水を飲みましょう。

③刺激を感じたら、使用を中止しましょう。また、目の周りや皮膚の弱い所の使用は控えてください。

④3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外精油は使わないように。
3歳以上8歳未満のお子さんも、大人の使用量の1/2程度までを限度として使用しましょう。

⑤火気に注意。精油は濃度が高く、引火する可能性があります。台所の使用には十分に注意。

⑥妊産婦やお年寄り、既往症のある方は、専門家にご相談の上、ご使用ください。

妊娠初期から安定期に入るまでは使用してはいけない精油
ゼラニウム、ラベンダー、カモマイル、メリッサ(レモンバーム),パルマローザ、ユーカリ

妊娠中使用してはいけない精油
クラリセージ、ペパーミント、スペアミント、マージョラム、サイプレス、ジュニパー、スウィートフェンネル、バジル、パセリ、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、シダーウッド、 ミルラ(没薬)、レモングラス、セージ、ヒソップ、ペニーロイヤル、タイム、ベイリーフ(ローレル)、

⑦生理の重い人は避けたほうがよい精油
クラリセージ、ミルラ(没薬)、セージ、バジル、ジュニパー、フェンネル、ローズマリー

⑧高血圧の方の注意
ローズマリー・タイム・セージ・ペパーミント・バジル・グレープフルーツの使用は避けましょう。

⑨光感作作用(光毒性)のある精油の注意点。
果皮から採れる精油は日光に当たると日焼け、しみの原因になる場合があります。

⑩保存方法と使用期限・扱い方・購入の際の注意点。特に湿度が高い浴室や直射日光を避け、キャップをしっかり閉め風通しの良い冷暗所にて。15度~20度の場所が理想。真夏だけは、密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。

使用期限は開封後1年。圧搾法で抽出した柑橘系は半年が目安です。

お子さんやペットの手の届かない場所に保管してください。茶か青の遮光ビンに入った精油を、静かに傾け雫が落ちる様に使いましょう。

購入の際は《エッセンシャルオイル》《精油》など植物100%表示の物をアロマ専門店で、お好みの香りを、少量からお買い求めください。
アロマ空間デザイン事務所「AROMA-DIRECTION」代表。
銀行勤務、人材派遣会社代表等を経、1996年東京在住中に当時日本唯一のアロマテラピースクールにてアロマの第一人者栗崎小太郎氏に師事。
百貨店・病院・介護施設・ゴルフ場・飲食店・オフィス等にAROMA-DIRECTIONオリジナルの香りを調合し毎月変わるアロマ空間コンサル事業を展開。

現在エアーステーションひびきFM88.2「一刈美穂のWakuWakuな時間」ラジオパーソナリティー(毎月第4火曜15:00~16:00)。
熊本小国町森林組合と北九州市との共同プロジェクトによる小国杉アロマブレンド監修。アロマ講演会・商品開発等幅広く活動中。

《2月メディア出演予定》
2/27(火)15:00~16:00「一刈美穂のWakuWakuな時間」エアーステーションひびきFM88.2ラジオパーソナリティー
詳細はHP(http://aroma-direction.jp/)にて。