くらし アロマ日和

Vol.24 初心者の方にもお勧めアロマ!

アロマ空間デザイナー・アロマコンサルタント「AROMA-DIRECTION」 一刈 美穂です。

今回は「Vol.24 初心者の方にもお勧めアロマ!」をご紹介しましょう。

多くの効果が期待され、スキンケアなどにも刺激が少ないのが特徴のアロマ「プチグレン」です。

プチグレンの特徴


リラックス作用を多く持ち、身体にも心にもいろいろな効果を発揮してくれます。

プチグレンは、葉を揉んだ時に香るウッディーな青臭さと、柑橘系のほのかな爽やかさ、そしてフローラルの柔らかな香りが遠くに感じ、絶妙にミックスされた、ややドライで親しみやすい香りです。

プチグレンが抽出されるビターオレンジは、白く美しい花をつける高さ5mほどの常緑樹です。
日本では「橙」と呼ばれている樹木系の植物です。

オレンジは中国が原産の植物ですが、現在ではパラグアイ、イタリア、スペインがエッセンシャルオイル(精油)の主産地となっています。

ビターオレンジからは3つの精油が抽出されます。
果皮からは「ビターオレンジ」、花からは「ネロリ」、そして、葉や枝から抽出されたのが「プチグレン」です。

一般的にビターオレンジの葉や枝から抽出された精油をいいますが、ベルガモットやマンダリン、レモンの葉や枝から抽出された精油も「プチグレン」と呼ばれることがあります。
それぞれ香りや作用は異なりますので、購入の際には確認しましょう。

プチグレンとは「小さな粒」という意味で、もともと未熟で粒のようなオレンジの果実から抽出されていたことから名前が付いた説や、昔原料にした果実が穀物の粒に似ていた事と、葉の蒸留後に精油が小さな粒のように水面に浮いてくる様から、小さな(Putit)粒・穀物(grain)から名前が付いた説などあります。

プチグレンのエッセンシャルオイル(精油)はその特徴的な香りから、香水やコロンの原料としても広く使用されています。

では、プチグレンの心・体・肌への効能をみていきましょう。 

心への効能


精油には同じ木の花から抽出されるネロリに似た働きがあり、怒りやパニックを鎮め、落ち込んだ気分をいやす作用があるといわれています。

不安や落ち込みで夜寝つけないとき、ベッドサイドやアロマバスにこの香りを用いてみてください。

鎮静作用により、プレッシャーや不安を感じているときに、それを乗り越える強さや自信を与えてくれ、心をリフレッシュしてくれます。

中枢神経を抑制する働きもありますので、安眠にも効果的です。

プチグレンには、鎮静作用と高揚作用の両方の効果があります。両方の効果を持つことで、心を安定させバランス調和する役割を果たしてくれるのです。

プチグレンの代表的な心への作用は、神経バランス回復や自律神経調整などです。

メンタル面での不調を感じる時などにプチグレンの香りを感じることで、気持ちを落ち着かせ落ち込んだ心を穏やかにし、明るく前向きな気持ちにしてくれるのです。

ウッディ調のグリーン系の香りと爽やかな酸味を感じることのできる香りは、仕事に疲れてしまった時や元気が出ない時など、さりげなく背中を押してくれる、そんな香りです。

他にもプチグレンは、安眠のサポートをする作用があります。
一日中気持ちが休まらず眠りも浅い時、心と体のスイッチを切って休息モードにしてくれます。
休息こそがまず必要な方に、特にお勧めです。

催眠作用があるため、長く疲れがたまってしまってなかなか寝付けない時や、神経が高ぶり緊張して眠れない時にも頭の中をスッキリと整理させて、深い眠りへ誘ってくれます。

ストレスを感じてなかなか寝つきが悪い日が続く場合などに、プチグレンのエッセンシャルオイル(精油)を試してみてはいかがでしょうか?

緊張感がほぐれ、自然と眠りにつくことができるはずですよ。

体への効能


ストレスからくる消化器系や循環器系の不調(胃痛、下痢、便秘、動悸、不整脈、消化不良、高血圧、嘔吐、月経痛、コレストロール過多)にはたらきかけます。

自律神経調整や免疫強化の作用もありますので、病後の回復や、アレルギー性の咳や喘息、アレルギー性の鼻炎や風邪の予防にも使われます。

また同時にデオドラント効果があることから、体をリフレッシュさせ、蘇らせるようです。

冷え症や疲れや取れにくく困っている時などに、身体全体の筋肉の緊張をほぐしてリラックスさせてくれます。

筋肉の緊張をほぐす役割を果たしてくれるので、リンパマッサージなどで循環を良くしたい時や、むくみなどのケアにも有効的です。





肌への効能


皮脂分泌を調整する作用があり、脂性肌を改善する効果は吹き出物や、にきびのような肌のおでき類を一掃するのに役立つようです。

皮膚組織を活性化する作用もあり、老化によるしみを予防したり、傷を早くきれいに治したい時に使われています。
また、頭皮のケアにも向いており、脂っぽさやフケを抑えるのにも有効です。

デリケートな皮膚へのケアへも取り入れやすく、夏場や日差しの強い場所で日焼けをしてしまった時などにプチグレンのアロマローションなどで肌のお手入れをすることで、乾燥してしまった肌への栄養補給をしてくれ、肌を守ってくれる効果を発揮してくれるでしょう。


身体への効果はもちろん、落ち込んだ気分を安定させてくれたりと、心への精神的効果もあるので、とてもバリエーション広く使うことができます。

樹木系の中でも、刺激の少ないプチグレンは、スキンケアにも取り入れやすく、扱いやすい精油の一つです。

プチグレンの注意点


☆車の運転や仕事、勉強など、集中力を要する場合は使用を避けましょう。

プチグレンを使ったお勧めのAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンド


果実そのもののフレッシュな香り「グレープフルーツ」と「プチグレン」、少しオリエンタルな香りの「パチュリ」を3:2:1でブレンドしてみましょう。
男性にもお勧めの、キリっとした爽やかな香りになります。

上記のAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンドの活用法

①芳香浴

アロマポットやアロマディフューザー、お湯をはったマグカップやボウルなどに上記の精油を1~3滴垂らすと、部屋を加湿しつつ、咳やくしゃみ、のどの痛みなどの風邪の初期症状を抑える効果が期待できます。

②アロマバス

重曹大さじ1杯にブレンドオイル3滴を入れよく混ぜ、バスタブに入れましょう。

筋肉の緊張を和らげてくれる効果をもつ、プチグレンの香りを楽しみながら浸かることで、より高いリラックス効果を得ることができます。

慢性的な肩こりなどで悩んでいたり筋肉痛などで、筋肉のハリを感じた時にとてもおすすめです。

ぬるめのお湯でゆっくりと、アロマバスを楽しめば心も体も日ごろの疲れから解放されるでしょう。

デオドラントにも役立つため、朝出かける前のアロマバス等もおすすめです。

もしも肌に刺激を感じた場合はすぐに洗い流してください。

③グッドナイトアロマ

寝付けない時にティッシュペーパーやコットンに1滴~2滴垂らして枕元でお使いください。

枕元や寝室に置いておくだけで自然とリラックス効果できて、緊張もほぐれ安眠へ誘ってくれる事でしょう。

梅雨の季節、心も体も疲れてる時など、アロマの香りで爽やかに過ごしましょう。


上記にご案内した香りなど、合計10種類の香りをブレンドした《pluie~雨~》は2018年6月中、以下の場所で香りを体験できます。

福岡…博多大丸1階総合案内所、岩田屋三越6階ゲストラウンジ

北九州…小倉井筒屋本館1階インフォメーションなど

※注意点&免責事項:アロマセラピーは医療ではありません。ここに掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関しての責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

【精油を安全に使われるために守っていただきたい10の注意点】

①精油は、少量でも皮膚に刺激を与える可能性があります。精油の原液を直接肌に塗らない・付けないように気を付けてください。また、必ず使用量を守ってください。

②精油を決して飲まないように。誤飲は大量の水を飲みましょう。

③刺激を感じたら、使用を中止しましょう。また、目の周りや皮膚の弱い所の使用は控えてください。

④3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外精油は使わないように。
3歳以上8歳未満のお子さんも、大人の使用量の1/2程度までを限度として使用しましょう。

⑤火気に注意。精油は濃度が高く、引火する可能性があります。台所の使用には十分に注意。

⑥妊産婦やお年寄り、既往症のある方は、専門家にご相談の上ご使用ください。

妊娠初期から安定期に入るまでは使用してはいけない精油
ゼラニウム、ラベンダー、カモマイル、メリッサ(レモンバーム),パルマローザ、ユーカリ

妊娠中使用してはいけない精油
クラリセージ、ペパーミント、スペアミント、マージョラム、サイプレス、ジュニパー、
スウィートフェンネル、バジル、パセリ、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、シダーウッド、 ミルラ(没薬)、レモングラス、セージ、ヒソップ、ペニーロイヤル、タイム、ベイリーフ(ローレル)、

⑦生理の重い人は避けたほうがよい精油
クラリセージ、ミルラ(没薬)、セージ、バジル、ジュニパー、フェンネル、ローズマリー

⑧高血圧の方の注意点
ローズマリー・タイム・セージ・ペパーミント・バジル・グレープフルーツの使用は避けましょう。

⑨光感作作用(光毒性)のある精油の注意点
果皮から採れる精油は日光に当たると日焼け、しみの原因になる場合があります。

⑩保存方法と使用期限・扱い方・購入の際の注意点
特に湿度が高い浴室や直射日光を避け、キャップをしっかり閉め風通しの良い冷暗所にて。15度~20度の場所が理想。真夏だけは、密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。

使用期限は開封後1年。圧搾法で抽出した柑橘系は半年が目安です。

お子さんやペットの手の届かない場所に保管してください。茶か青の遮光ビンに入った精油を、静かに傾け雫が落ちるように使いましょう。

購入の際は《エッセンシャルオイル》《精油》など植物100%表示の物をアロマ専門店で、お好みの香りを、少量からお買い求めください。
 
アロマ空間デザイン事務所「AROMA-DIRECTION」代表。
銀行勤務、人材派遣会社代表等を経、1996年東京在住中に当時日本唯一のアロマテラピースクールにてアロマの第一人者栗崎小太郎氏に師事。
百貨店・病院・介護施設・ゴルフ場・飲食店・オフィス等にAROMA-DIRECTIONオリジナルの香りを調合し毎月変わるアロマ空間コンサル事業を展開。

現在エアーステーションひびきFM88.2「一刈美穂のWakuWakuな時間」ラジオパーソナリティー(毎月第4火曜15:00~16:00)。
熊本小国町森林組合と北九州市との共同プロジェクトによる小国杉アロマブレンド監修。アロマ講演会・商品開発等幅広く活動中。

《6月メディア出演予定》
6/26(火)15:00~16:00「一刈美穂のWakuWakuな時間」エアーステーションひびきFM88.2ラジオパーソナリティー
詳細はHP(http://aroma-direction.jp/)にて。