美容&健康 アロマ日和

Vol.11 新緑の季節にお勧めのアロマ

爽やかな風や新緑が眩しく、気分もウキウキする季節になりましたね。

アロマ空間デザイナー・アロマコンサルタント「AROMA-DIRECTION」 一刈 美穂です。


 新緑の季節にお勧めのアロマ


アロマ日和11回目は、お部屋の中でも新緑を感じられる香りをご紹介しましょう。
新緑と言えば「ローズマリー」。男性にも女性にも人気の香りです。



ハーブでも人気のローズマリー



育てやすいハーブでもあり、最近は公園でもよく見かけるようになりました。生のローズマリーは肉料理の保存の目的やお菓子作りだけでなく、石鹸やシャンプーなど生活全般にも使われます。

ローズマリーは地中海沿岸に自生する常緑の低木。松葉に似た針状の葉と小さな薄紫色の花からすっきりとした樟脳のような香りの精油が抽出されます。
地中海沿岸が原産で海辺に生育し、名前の由来は小さな花がしずくのように見えることから、ラテン語の“Rosemarinus”(ロスマリヌス=海のしずく)という意味が付けられました。

もう一つの名前の由来とされている伝説の物語があります。
聖母マリアが迫害を受け幼いキリストと共にエルサレムへ逃げる途中、遠い旅路を野宿のために白い花のしげみに青いマントをかけて休んだ翌朝、それまで白かったローズマリーの花びらが青く変わったという伝説から「聖母マリアのバラ(ローズ・オブ・マリア)」と言われています。

ローズマリーは若返り効果があるともいわれています。《若返りの水》と言われる「ハンガリーウォーター」があります。
ハンガリー王妃エリザベートが高齢の時、体の不調のために修道女が作ったもので、体や顔に使用するとみるみる若返り、隣国の王子から求婚された事から《若返り》効果が期待できると言われるようになりました。
そのハンガリーウォーターに使われたのが、ローズマリーやバラ・ネロリ・ペパーミント・レモンと言われています。

また、古代ギリシャ時代では記憶の象徴として学生たちの髪を飾っていたといわれています。驚くことに近年、脳の記憶を司る《海馬》にローズマリーの香りが働きかける事が解明されてきました。経験的に先人たちは使用していたのでしょうね。

ぜひ、記憶のインプット・アウトプットが必要な時、勉強部屋でお勧めです。交感神経にも働きかけるので、朝の目覚めが悪い時や、認知症予防アロマとしても注目されている精油の一つです。
 

ローズマリーの注意点


高血圧症やてんかんの持病がある方、妊娠中の方は使用を控えてください。

この季節にAROMA-DIRECTIONお勧めのブレンド


ローズマリー・ビターオレンジ・サイプレス・ゼラニウム・プチグレンを5:4:3:2:1でブレンドしましょう。

全て揃ってなくても大丈夫です。ローズマリー・サイプレス・ゼラニウムの3種類でも十分です。その場合は、3:2:1の割合でブレンドしてみてください。
すっきりとシャープな中にも洗練された香りです。慣れてくるとお好みの割合でブレンドしてみるのも楽しみの一つです。


その他の精油

ビターオレンジは日本では《ダイダイ》と言われる木の実の果皮から抽出される精油です。同じ木の葉から抽出されたものがプチグレンの精油。同じく花から抽出されるのがネロリの精油です。

ビターオレンジは抗うつ作用があるので気持ちを明るくしてくれます。プチグレンは鎮静と高揚の両方の効果があるので、気持ちを解放してくれる香りです。

サイプレスはヒノキ科の植物で葉や球根から抽出されます。変化に対した不安を安定させてくれる香りです。

ゼラニウムはフウロソウ科の植物で花や葉から抽出されます。香水にもよく使われ、女性的な感覚と関わりがあると言われています。心のバランスを取り戻させ副腎皮質に対する作用を通してストレスを減少させてくれる香りです。


新緑のブレンドアロマお勧めの活用法


無香料のシャンプー・トリートメント・ボディーシャンプー・ハンドソープなどに滴下してみましょう。
オリジナルの香りに全身包まれていると、エレベーターの中や、人とすれ違ったときに「何だかいい香りがしますね」と言われる事が多くなります。市販の香りとは違う自然のアロマの香りは好感度アップ間違いなしですよ。

季節に合わせた香りは、心にも体にもきっと寄り添ってくれる事と思います。アロマのある生活を楽しんでみてくださいね。


今回のAROMA-DIRECTIONオリジナルブレンドの香りは5月の香りとしてこちらで体験出来ます。福岡でしたら博多大丸1階総合案内所。北九州でしたら小倉井筒屋本館1階インフォメーションなど、上記にご案内した香りにプラス5種類合計10種類の香りをブレンドし《Frais verdures》と名付けています。

【精油を安全に使われる為にまもっていただきたい10の注意点】

①精油は、少量でも皮膚に刺激を与える可能性があります。精油の原液を直接肌に塗らない・付けないように気を付けて下さい。また、必ず使用量を守ってください

②精油を決して飲まないように。誤飲は大量の水を飲みましょう。

③刺激を感じたら、使用を中止しましょう。また、目の周りや皮膚の弱い所の使用は控えてください。

④3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外精油は使わないように。
3歳以上8歳未満のお子さんも、大人の使用量の1/2程度までを限度として使用しましょう。

⑤火気に注意。精油は濃度が高く、引火する可能性があります。台所の使用には十分に注意。

⑥妊産婦やお年寄り、既往症のある方は、専門家にご相談の上ご使用ください。

妊娠初期から安定期に入るまでは使用してはいけない精油
ゼラニウム、ラベンダー、カモマイル、メリッサ(レモンバーム),パルマローザ、ユーカリ

妊娠中使用してはいけない精油
クラリセージ、ペパーミント、スペアミント、マージョラム、サイプレス、ジュニパー、
スウィートフェンネル、バジル、パセリ、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、シダーウッド、 ミルラ(没薬)、レモングラス、セージ、ヒソップ、ペニーロイヤル、タイム、ベイリーフ(ローレル)、

⑦生理の重い人は避けたほうがよい精油
クラリセージ、ミルラ(没薬)、セージ、バジル、ジュニパー、フェンネル、ローズマリー

⑧高血圧の方の注意
ローズマリー・タイム・セージ・ペパーミント・バジル・グレープフルーツの使用は避けましょう。

⑨光感作作用(光毒性)のある精油の注意点。
果皮から採れる精油は日光に当たると日焼け、しみの原因になる場合があります。

⑩保存方法と使用期限・扱い方・購入の際の注意点。特に湿度が高い浴室や直射日光を避け、キャップをしっかり閉め風通しの良い冷暗所にて。15度~20度の場所が理想。真夏だけは、密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。

使用期限は開封後1年。圧搾法で抽出した柑橘系は半年が目安です。

お子さんやペットの手の届かない場所に保管してください。茶か青の遮光ビンに入った精油を、静かに傾け雫が落ちる様に使いましょう。

購入の際は《エッセンシャルオイル》《精油》など植物100%表示の物をアロマ専門店で、お好みの香りを、少量からお買い求めください。

アロマ空間デザイン事務所「AROMA-DIRECTION」とは?

香りは目には見えないもの・・・だからこそ心に響く五感の中でも特に 記憶に残る感覚 【嗅覚】を使って

月に一度、季節に合わせた香りをブレンドしてお届けしています。
毎月違う香りを楽しみに、笑顔と会話が弾む空間となりますよう、植物100%のアロマで丁寧にブレンドいたします。

病院やオフィス、ご自宅、車の中、プライベートな空間など、環境に合わせた器械も併せてご提案しています。

プロフィール
アロマ空間デザイン事務所「AROMA-DIRECTION」代表。銀行勤務、人材派遣会社代表等を経、1996年東京在住中に当時日本唯一のアロマテラピースクールにてアロマの第一人者栗崎小太郎氏に師事。アロマ空間コンサル事業を展開。現在エアーステーションひびきFM88.2「一刈美穂のWakuWakuな時間」ラジオパーソナリティー(毎月第4火曜15:00~16:00)。熊本小国町森林組合と北九州市との共同プロジェクトによる小国杉アロマブレンド監修。アロマ講演会・商品開発等幅広く活動中。

《5月メディア出演予定》
5/23(火)15:00~16:00「一刈美穂のWakuWakuな時間」エアーステーションひびきFM88.2ラジオパーソナリティー
詳細はHP(http://aroma-direction.jp/)にて。