くらし 特集(美容&健康)

イタッ!その痛みもしかして腱鞘炎(けんしょうえん)?


「腱鞘炎」、一度は耳にしたことがある手の病ではないですか。家事に子育て、パソコン、スマホなど手をよく使うことや女性ホルモンのバランスの変化も発症の要因のひとつなのだとか。今回は、北九州総合病院の戸羽直樹先生と坪根徹先生に、腱鞘炎の原因や対処法、治療法などを教えてもらいました。

指は腱によって曲げ伸ばしをしています。曲げたり伸ばしたりする時に、腱の浮き上がりを抑える腱鞘というトンネルがあります。手首の親指側には、数本の腱と腱が通る腱鞘があります。指や手首を使いすぎると腱鞘が厚くなったり、大きくなったりして腱の表面が傷んで、痛みや腫れ、発熱を生じます。
指の場合は、進行すると、曲げ伸ばしの際に指がガックンとなる“ばね現象”が生じます。これを「ばね指」といいます。手首の場合は、「ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎)」といいます。いずれも腱鞘炎です。​
出典:「一般社団法人日本手外科学会ホームページ」より

原因の多くは、指や手の使いすぎ。日常の動作やゴルフなどのスポーツで腱鞘炎になることも。

50~60代、妊産婦など女性も多く発症します。血管拡張作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の減少で、手や足(抹消)の血液循環が悪くなり、腱や腱鞘に影響を与えていると考えられています。また、糖尿病の人も抹消の血液循環が悪くなるため腱鞘炎になりやすいそうです。

 腱鞘炎予備軍 Check!!

こんな症状ありませんか?
□ 手が痛くて鍋やフライパンなどが持てない
□ パソコンのキーボードを打つ時、手が痛い
□ 赤ちゃんを抱っこしていると手首が痛い
□ 朝起きると手にむくみやしびれを感じる
□ 指の曲げ伸ばしがつらい
□ 指を曲げる時にガックンとなる

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