くらし 絵本専門士・柴田香の絵本のトビラ

柴田香の絵本のトビラ① はじめまして!

はじめまして。
今回からコラムを担当します、柴田香です。

第9期リビングサポーターズとして1年間活動させてもらったご縁で、任期終了後も紙面を毎週楽しみにチェックしています。

このたび「くらし」カテゴリーで、「絵本」や「絵本まわり」についてのあれこれを紹介させていただくことになりました。

わたしはこの春に福岡市で初の「絵本専門士」となり、福岡をはじめとする九州エリアを中心に、絵本についてのおはなしをしています。

絵本専門士って?

「絵本専門士」とは、2014年にスタートした独立行政法人 国立青少年教育振興機構の定める資格で、広く絵本の知識・技能・感性について学び、地域での読書活動を推進するスペシャリストです。

・・・というと難しそうなのですが、絵本と絵本まわりについて勉強したことを活かし、皆さんが絵本を読むときのお手伝いをする「人と絵本のつなぎ手」だとイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。

現在、全国でおよそ100名の絵本専門士が教育・出版・読み聞かせ等、それぞれの分野で活動しており、九州には6名、福岡にはわたしを含め4名(北九州に3名)の絵本専門士がいます。

どうやってなるの?

絵本専門士になるには、全5回30コマの講座を受け、既定の単元数を修得し、必要な資質や能力を備えていると認められることが必要です。

この講座の講師は、大学教授、絵本作家、編集者、図書館長などバラエティに富んだ顔ぶれで、それぞれの専門から多角的に絵本に関するおはなしをうかがうことが出来ます。

講義内容も、座学にとどまらず、フィールドワークや絵本作りなど幅広く、普段使わない細胞をフル活用するような興味深い講義でした。

どんな活動をするの?

絵本専門士は、性別・属性が様々で、活動も個人個人に委ねられています。

例えば、横浜の書店員さんは「絵本専門士おすすめの絵本」という特設コーナーを作って、普段の売れ筋とはまた違ったラインナップで絵本を紹介しています。

また、京都の書店の社長さんは、新規事業としてこの秋に絵本カフェを開店、絵本専門士有志も選書のお手伝いをしました。

保育士さんたちは日々の保育のなかで、絵本をたくさん取り入れて子どもたちに読んでいますし、司書さんたちもそれぞれの勤務する図書館や学校において工夫を凝らした展示や企画をしています。

わたしの場合ですと、おもに図書館・公民館・幼稚園・保育園などで0歳~未就学児とその保護者さんを対象に絵本に関する講座やワークショップを開催したり、このようにコラムを書かせてもらったりしています。
 

募集はいつ?

「絵本専門士に興味がある!」「講座をぜひ受講してみたい!}という方は、来年1月ごろに、次回第4期生の募集があります。

実務経験3年以上などの受講条件を満たせはエントリーができます。

くわしくは、こちら(http://www.niye.go.jp/services/plan/ehon/)のホームページをごらんください。

 

information*

◎熊本地震チャリティーブックトーク

とき: 10月15日(土) 10:30~11:30
ところ: 福岡市東区 東箱崎公民館 児童等集会室にて

「くまもと」をテーマに絵本・小説・詩・写真集など、熊本ゆかりの本を選書し紹介。
約30分のブックトーク後に意見交換の時間を設けています。
熊本地震より半年、福岡にいて熊本に心を寄せるきっかけになれば幸いです。

料金: 無料(熊本地震への募金箱を設置いたします。義援金のみの参加も大歓迎です)

お問い合わせ: 東箱崎公民館(092‐632‐4127)

◎ブログ「コウのことのはライブラリー」(http://ameblo.jp/koueue/)も随時更新中!
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