くらし 防災あれこれ

北九州は地震大丈夫?!想定される地震と防災対策

北九州市で想定される地震は…

福岡県周辺では、明治31年の「糸島地震」、平成17年の「福岡県西方沖地震」のほかに規模の大きな地震はほとんど発生していませんでした。 しかし、今年4月に発生した熊本地震の影響で、地震への関心が高まっています。


■ 活断層による地震

平成24年の福岡県の調査(※1)では、北九州市内を通る活断層(※2)による地震が起こった場合、市内で最大震度6弱(一部6強)の揺れが想定され、市内の死傷者は最大4000人以上に上ると想定されています。
※1=地震に関する防災アセスメント調査/福岡県 
※2=数千年の間に動いた形跡があり、今後も動く可能性がある断層

■ プレート境界で起こる地震

陸のプレートが海のプレートの“引きずり”に耐え切れず跳ね上げられるように起こるのが、プレート境界の地震です。現在、南海トラフでの巨大地震の発生が懸念されていて、国の検討会(※3)によると、市内では最大震度5弱~5強の地震が想定されています。
※3=南海トラフの巨大地震モデル検討会(内閣府設置)

■事前にやるべきこと

まずは必要に応じて、家屋の耐震補強を。さらに、家具固定、窓や食器棚などのガラスへの飛散防止フィルム貼り付けなど、“揺れに備えるため”の対策を行いましょう。①アンテナなどはしっかり固定
②屋根の軽量化
③揺れるものはひもで固定
④柱・梁・土台を補強(耐震補強)
⑤ブロック塀ではなく生け垣など
⑥基礎を補強
⑦消火器を設置
⑧扉に留め具
⑨窓や食器棚などのガラスには飛散防止のフィルムを貼る
⑩寝室の配置を考える
⑪枕元に靴、懐中電灯を用意
⑫家具を固定する
※特に昭和56年5月以前の建築物は、現行の耐震基準を満たさない場合があります

■災害発生時の行動

グラッときたら、すぐに身を守る行動を! いざという時に慌てないため、事前に訓練しておきましょう。

ケース1:屋内にいる場合

・揺れを感じたら、頑丈なテーブルや机などの下に身を隠し、頭を保護する。
・火を使っていたら消す(揺れている最中は危険なので、おさまってから)。

ケース2:屋外にいる場合

・落下物の危険がない公園や空き地、頑丈な建物へ避難。
・落下物はもちろん、塀や壁が倒れることにも注意。

ケース3:海の近くにいる場合

・津波に注意=大きな揺れや長い揺れの場合は、すぐ高いところへ避難を。
  津波情報が出ている間は避難を続けること(津波は繰り返しやってくる)。
・津波避難の3原則、「①想定にとらわれない(あらゆる可能性がある)」 「②最善を尽くす(その状況で最善の対応行動をとる)」「③率先避難者たれ(ほかの人の誘導につながる)」を実践する。

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