起業家がめざすのは「情報通」ではないのです

先週から事業プレゼンで駆け回っています。
プレゼンする対象事業の規模はさまざまですが、どのプレゼンも真剣かつ一発勝負ですからなかなか体力気力を使いますね。

Facebookで簡単に投稿したところ「いつもプレゼンしている印象がある」というコメントが。
設計やインテリアの提案もプレゼンといえばプレゼンなのですが、これは通常業務なのでプレゼンという意識はあまりなく…
とはいえ日々鍛えられる状況にあるというのはありがたいことです。

プレゼンに限らず、ビジネスにおいてさまざまな業務をこなしていると、どうしてもインプットがおろそかになりがちですよね。インプットができないと当然、アウトプットの新鮮さも落ちてきますから、定期的なインプットは必要だと思います。

が、起業前後の方と話していると、せっかくインプットした情報を生かせていないな、もったいないなと感じることがままあります。

そこで今回は、情報のインプットについて書いてみたいと思います。


そもそも必要な情報はどうやってインプットする?


起業しよう、起業した、そういう人にとっては情報のインプットは常に意識しておかなければいけないことのひとつ。
ビジネスに直結する内容はもちろん、旬のニュースや個人的に興味をもてる話題も含めて積極的に仕入れる感覚で楽しんでみてほしいです。

情報をインプットする方法は主に3つ。

・書籍や雑誌などの紙媒体
・ウェブサイトやSNSサイトなどのネット媒体
・セミナーや口コミなどのリアルシーンでのやりとり

1つの方法に集中してもいいですし、複数の方法を同時に取り入れてもかまいません。
1年間で50冊本を読むとか、気になるセミナーに毎月1回は参加してみるとか、自分なりに小さな目標を立てて進めるのもいいですね。

重要なのは「誰かが教えてくれるだろう」と受け身でいないことです。たとえ短期間でも、自分から積極的に情報を得ようと動くか、ただ待っているか、その差は小さくても確実に出てきますよ。



 

「獲る」のか「得る」のか


さて、情報を自分からインプットするとして。
情報は「獲る」場合もあれば「得る」場合もあるということを意識しておくのがおすすめです。

インプットというと先ほど例を挙げたように本を読んだりセミナーに参加したり、自ら動いてまさに狩りで獲物をつかまえるがごとく情報を「獲る」というイメージがありませんか?

それももちろんOK。
加えて、たまたまタイミングが重なって情報を「得る」というのもこれまたありです。特にSNSサイトの情報は「得る」スタンスでいいのではないかと思います。

起業を考えたりすでに起業している人は、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSサイトに登録している人がほとんどでしょう。
投稿によって自分から発信するのは個人差があるでしょうが、自分のタイムラインに流れてくる人の投稿を見るというのは、ごく自然なことですよね。
ただ、その流れてくる投稿、つまり情報をだらだらと見ているだけでは時間が本当にもったいないです。

自分でビジネスを動かすからには情報や人脈も大切なのですが、それ以上に大切なのは時間!
誰にでも平等に流れるからこそ、時間の使い方によってできることやできたことの量は変わる=ついてくる結果が変わります。

FacebookやTwitterで流れてくる情報の中で「あれ? これ何だろう?」と琴線に触れたらそこではじめて検索すればいい。
不思議なもので、目的意識をもって動いていると必要な情報は必要な時にふっと入ってきます。Facebookを見ているのがたった15分だとしても、タイミングよく必要な情報や面白い情報が入ってきて調べたらビンゴな情報だった…というのはよくあることです。

もちろん、SNSサイトを見たりコメントすることで気分転換になるなら、30分や1時間楽しむのもいいでしょう。
ただ、ビジネスにおいて、すべきことがある段階で漠然と見続けるということを繰り返すだけだとしたら、その時間は他のことに使ったほうがはるかにいいです。





インプットした情報は生き物


繰り返しになりますが、「獲る」にしろ「得る」にしろ情報をインプットすることは大切です。
ただ、インプットすることに意識が向きすぎてその後が続かないというパターンがとても多いのも事実。
もったいないですね。

個人的には、インプットした情報は口に出す、人に話すという方法がおすすめ。
相手に理解してもらえるように話すためには、まず自分の中でその情報が理解できていないといけません。
人に伝えられるくらい理解できていれば、すでに自分の知識のひとつになっている証しになりますよね。

話すのが苦手なら、書くという方法でもいいでしょう。
ブログやSNSサイトといったツールを使って書き出すことで、インプットした情報をもう一度自分の中で確認し、定着させることができます。

また話す、書くという具体的な方法でアウトプットしていると、その情報を持っている人というPRも同時にできます。
これはアウトプットを継続するという条件付きではありますが、「彼女はあんなことも知っているんだ」とイメージ付けることは、ビジネスを進める上で意外に大きなメリットになるんですよ。

そしてもうひとつ。
アウトプットした情報はいったん片づけましょう。いつまでも内容をはっきりと覚えておく必要はありませんから、忘れてしまってもいいかもしれません。
なぜなら情報は生き物だから。

私たちはとても流れが早い時代に生きています。
目や耳にする情報はあふれている上に常に変化しています。
昨日得た情報が今日には違っている…といったことも珍しくありませんよね。

アウトプットした時点で、程度の差はあるにしてもその情報を知識のストックとして生かしたわけですから、あとはその情報をどこに片づけたかだけを覚えておけばいいのです。
「パソコンのファイルAのカテゴリーBに保存した」といった形で。

そうやって頭の中を整理しておいて、新しい情報や本当に必要な情報を入れるスペースをつくっておきましょう。
重要なのは情報の量ではなく質。
生かしてこその情報だということを常に意識していたいですね。




 
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