くらし 女性の起業あれこれ

起業してもついこんなこと言っていませんか?

ここ数年でもっとも寒い冬なのではないかと思える福岡。
ですが女性の起業シーンは相変わらず熱いです。

卒業論文のテーマを女性の起業として頑張っている某私大の学生さん。
アメリカと日本の女性起業の現状を研究課題としている某私大のゼミの皆さん。
福岡が元気なのは女性が元気だからではないかと取材にこられた某テレビ局さん。
ママの起業の現状を知りたいと取材にこられた出版会社さん。

皆さんとても関心を持ってくださっていて、実際福岡の女性は全国的に見ても起業熱が高いと私も感じます。
ただし起業したい、起業したから頑張りたい、そういう熱意ある女性にもさまざまなタイプがいらっしゃって、日々いろんな方とお会いする中で???と感じることもあります。

最近、こういう人が多い気がするなあ。

「そんなすぐには決められない」


ビジネスにはスピードが重要です。
「うーんどうしよう、こうしたいけどいいのかな、あっちの方がいいのかな」なんて迷っているうちに状況が変わってしまう、求められていたものが不要なものに変わってしまう、そんなことはよくあります。

初めてのことや慣れていないことに対してつい迷うのは、ある程度はしかたないですよね。
経験がないから判断しようがない、そのとおりです。

けれど迷っているうちになくなってしまった、変わってしまった、そんな経験を苦いと感じたなら次は少しだけスピードアップしましょう。

迷うなとは言いません。
迷う時間を短くしましょう。

いつも3日迷うなら2日で答えを出す。
丸一日迷うなら半日で決める。

少しずつでもこう意識していると、同じ一週間でも決められたことや始められたことが増えることに気づくはずです。
ビジネスの初期段階は数を打つことも必要。決めるまでの時間を徐々に短縮する訓練をしてみてください。
 

「失敗はしたくない」

​気持ちはよくよく分かります。
失敗せずにずっと前進できれば、ハッピーですしきっと毎日楽しいはずです。

ですが、現在成功していらっしゃる経営者は、こんな一言はまず口にしません。
なぜなら失敗から成功のきっかけがつかめることを痛感しているから。

一度も転ばずに自転車に乗れるようになった人はいません。
一度も忘れずに漢字を覚えた人もいません。

転んだことでどう転ばずにいられるかを工夫しませんでしたか?
もっと早くこぐ、しっかり前を見る、倒れそうになったら足を早く出す、そういった工夫を思いつきます。
忘れたことでどうすれば漢字を覚えられるかを工夫しませんでしたか?
何度も書く、書きながら声に出して読む、そういった工夫を思いついたはずです。

ビジネスも全く同じです。失敗せずにうまくいく方法が分かる人はいません。
何よりビジネスは千差万別なのですから、コツはあってもそのコツが自分に合うかはまた別の話で、だからこそ試して失敗してまた試す、トライ&エラーが欠かせないのです。

失敗はけして恥ずかしいことではないので、どんどん失敗しましょう。
ビジネスの初期段階は失敗してなんぼ。
堂々と失敗できる唯一の時期に失敗するからこそ、その後に進む道が見えてくるのです。

「時間ができたらやる」


結婚や出産、育児、パートナーの転勤、介護などなど多くの人生の転換期がある女性は、男性と比べると初志貫徹でビジネスを進め続けるというのはなかなか難しいものです。

けれどそういった転換期をハードルととらえるかチャンスととらえるかで、ずいぶん道は変わってきます。

「時間ができたらやる」という言葉は特に女性がよく使う言葉。
口癖になっている人がいますが、できれば今日から言わないようにしましょう。

本人は「他にしなければいけないことが山のように会って時間の余裕がない」と気軽に伝えているつもりかもしれませんが、聞いた側はそうとらえていません。
したくないんだな、する気がないんだな、そうとらえます。
つまり消極的な人だなというイメージづけをして、おそらく次は声を掛けません。

この時点でひとつチャンスを逃したようなものです。
もしかしたらふたつみっつ逃したかもしれません。「あの人はいつも断るよ」といった話はあっという間に広がるからです。

時間が有限だからこそ、優先したいことをやりたいというのは間違ってはいません。
しかし忙しい時にこそビジネスの種まきをしておかなければいけません。暇になってからあわてて種をまいても収穫までにタイムラグが発生しますし、すでに土壌がなくなっていることだってありうるからです。

時間は過ごすものではなくつくるもの。
「時間ができたらやる」ではなく、「時間を調整してやる」と言い換えましょう。
これを続けていたら関わる世界が広がってきますよ。



これまで言ってきたことをざっくりまとめてしまうと…

あなたが思っているほど人はあなたを見ていない。
だからどう見られているかなんて気にせずにやればいい。


ということです。ざっくりしすぎかな…
「自分らしく」と言いながら人の目ばかり気にしている、そんな人多いです。

さっと決めて、たくさんトライ&エラーを経験して、時間をうまく使う。
そんな過ごし方を意識してみてくださいね。

 
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