今できることの積み重ねが未来の自分をつくる

子どもたちの夏休みが始まったと同時に私の新しい習慣が一つ増えました。それはアサガオ観察。

毎朝咲いた花の数を数えるという宿題に付き合っているのですが、そのうち「どうきれいに花を咲かせるか」「支柱をどう配置したらつるをきれいに巻き付けられるのか」と親の私がはまってしまいました。

植物を育てると癒し効果があると聞いたことがありますが、まさに日々それを実感中です。
 
さて今回は、そんなアサガオのお世話を通してふと気づいた、ビジネスにも通じるあることについてお伝えしようと思います。



 

ビジネスは自分で動かすもの

 
この夏アサガオを育てることの楽しさを感じたのは「きれいな花をもっと咲かせたい」という単純な理由でした。
そのために水やりの量を調整したり、厳しいこの時期の日光に当たりすぎないよう注意したり、つるがきれいに伸びるように支柱を新たに立てたりしました。
 
そのひとつひとつは大したことではありません。
常にスケジュールが詰まっている中で取り組んでいることですから、何時間もお世話をするといったことはできないですし、元々しようとも思っていませんでした。
あくまでも今の私ができることをやるというスタンスで育てています。
 
今できることをやる。
これは起業前後の計画を進める時に押さえておきたい考え方と共通しています。
 
起業する前や起業したばかりの時に、資金がたっぷりあって業界を超えた幅広い人脈をもって広々としたオフィスがあって…なんてケースはほんの一握り。
今あなたがもっているリソース(資源)でできることを考えるのが現実的です。
 
そしてリソースを広げたり深めたり増やしたり…それができるのは他でもないあなた自身です。
なぜなら起業前後のビジネスは動くものではなく動かすものだから。
 
過去記事「大切なのはアピール、ではないんです」でも少し触れましたが、ビジネスは相手側の視点に立って考えることがとても大切です。
その上で何かを始めるなら、何かをしてもらうことを待つのではなく、自分で動かなければ何も変わらないんですね。




 

「小さなひとつひとつの集合体」を意識しよう

 
女性に限らず、これまでたくさんお会いしてきた起業前後の人は大きく2つのタイプに分かれます。

今できることはどんなに小さくてもうまくいくか分からなくてもやってみようと動く人。
オフィスやHPや資金など自分が思うビジネス環境が整わないうちはできないと思って動かないでいる人。
 
たとえば自分のビジネスにからんでほしいなと思っていた人と会えることになったとして。
動く人は「チャンスだ、自分の考えを話してみよう」と思ってすぐ実行します。
対して動かない人は、「HPやチラシがまだできていないから今日話すのはやめておこうかな…」という考えで行動がとまることが多いです。
 
この考え方の違いは、私の感覚ですが、実行しようと思うことをどれだけ細分化できるかが影響しているのではないかと思うのです。
 
動く人は実行することの単位が小さい。
会えたらひとまず話す、知ったらひとまず行ってみる、と即実行しやすいボリュームで物事を進めます。

対して動かない人は、何かを説明するためにこの資料を作ってから、あのサンプルを準備してから…と実行することのボリュームをふくらませてしまって、どんどん自ら動きにくくさせてしまっている。
 
大きな計画であればあるほど、形にしていくまでの段階で数多くの小さな計画をこなしていかなければいけません。
大きなひとつととらえるのではなく、小さなひとつひとつが集まった結果大きなひとつになると考える。

そうすれば動きやすくなって、計画の実現により早く近づくことができるのではないでしょうか。


 


今できることの積み重ねが未来のあなた

 
「今できることと言われても私には自分のための時間なんてない」という声もよく聞きます。
どんなに男女平等が叫ばれていても、イクメンやカジダンが注目されていても、育児や介護に関してはまだまだ女性の負担が大きいのが事実ですから無理もありませんね。
 
けれどそんな声にはこう答えたい。
自分でできることを自分で選んで決めて実行できないなら、起業しないほうがいい。
 
自分で事業を興すということは、その事業に関するさまざまな問題や課題をすべて自分が背負うということです。
ある程度事業が軌道に乗って得意先が増えてきた段階ならともかく、起業前後だとあなたの事業が進まなくても誰も困りません。
こうなりたいと思う形があるなら、あなたが動かない限り何も始まりません。
 
私も7歳の双子がいますので、ビジネスと育児家事を両立させることの大変さは今まさに体感中です。自分の時間なんていつあった?という感じで、もう2人ほど分身が欲しいと毎日思います。
ご家族の介護に携わっている方も同じでしょう。
 
そんな状況の女性こそ、こなすタスクをなるべく小さなボリュームにして積み重ねていく方法を試してほしいです。
日々の変化は分かりにくくても、この方法を続けていれば半年後や1年後には変化を感じ始めるでしょう。そして3年後には今からは想像できないほど世界が広がっている可能性が高いです。
 
これは実際に私が体感したことですから断言します。
小さな積み重ねが未来のあなたをつくってくれるはず、と。

 

一般社団法人女性起業家スプラウト 公式HP→http://sprout.gr.jp/