自分を変えるよりも簡単にできること

11月に入ってすっかり風が冷たくなりました。
秋ってあったかな…?と考えるくらい涼しい時期が短かったですが、冬は冬でまたいろんな過ごし方ができますから楽しみですね。

今月は私たち(一社)女性起業家スプラウト主催のイベントが目白押し。
ご案内は最後にさせていただきますが、そのうちのひとつである「オンナのカタリバ」の企画理由にもつながるお話を今回はしたいと思います。



努力しても続かないからダメ…?


何かを始めたい、続けたい、そう思った時人はつい自分ができることを探します。

ダイエットをしようと思ったら「運動する」「食事量を減らす」などなど。
英会話を身につけたいと思ったら「スクールに通う」「通信教材を購入する」などなど。

それはムダなことではありませんが、自分ができることからスタートするとたいてい挫折するものです。

実際そんな体験をしてきませんでしたか?
初めの3日間、頑張って一週間くらいは食事制限した、通信教材をこなした。けれどだんだん疲れてきていつの間にか元通りの生活に…といった体験を。

これ、実は意志が弱いということではなくて脳の働きにおいて自然なことなのだそうです。
「体重を落とす」「英語が話せるようになる」という目標に対してではなく、目標に近づくための手段をこなすことが目的になっているのでモチベーションが自然に低下しやすいのだとか。

起業に関して言えば、事業計画を立てたり資金計画を考えたり…というのは目標に近づくための手段ですが、これらをこなすことが目的になってしまいがちですね。
そして途中で挫折してしまって自信喪失…と悪循環になり進まなくなる人が多いです。

努力が続かない…
だとしたら別の方法を考えてみませんか?

その方法のひとつとしておすすめしたいのが環境を変えるということ。
その気さえあれば簡単にできて、しかも何度だって仕切り直しできる方法なのです。




 

なりたい未来を心で感じる

環境を変えるというととても難しいことのように聞こえるかもしれませんが、ここでおすすめしているのはロジカルな話ではありません。

あなたなりに考えている「なりたい未来」、それに近い状況に少しずつでいいので自分の身を置いていくように心がけてほしいのです。

たとえば起業セミナーや交流会に参加して同じ目標をもつ人や先輩起業家と話してみる。
起業前後の人が書いているブログを読んで時にはコメントを交わしてみる。
自宅の一室にワークスペースをつくってみる。

自分で仕事をつくるという世界に身を置くことで、「起業するとそんなことがあるんだ」「私ならどうするだろう」「こんなスペースがあると仕事に集中できそうだな」などと、起業した自分や生活をイメージしやすくなるはずです。

イメージングは大切ですよ。
なぜならイメージしたことが実現できないことはあっても、イメージしていないことが実現することはあり得ないから。

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる


メジャーリーグで活躍した松井秀喜選手が恩師から贈られたとして有名なこの言葉はとても印象深いですが、心が変わるのは意志の力だけでは難しいと私は思っています。

頭で考えたことよりも心で感じたことがすっと腑に落ちるということ、ありませんか?
身を置く環境を変えることが心で感じる体験のきっかけになるとしたら、この名言の最初のステップはらくらくクリアできるかもしれません。

特にこの方法をおすすめしたいのは、今お勤めをしながら起業を考えている人。
会社に属していると、起業について考えたり触れたり感じたりする機会が少ない分、環境づくりは意識して行う必要があります。

モチベーションを上げるためにまず形から入る、それも大いにアリだと思います。


環境を選ぶ意味は2つ


環境を選ぶという方法をなぜおすすめするかというと、私自身がその効果を痛感した一人だからです。

実を言うと、OLとして働いていた頃は独立を考えたことはありませんでした。
けれどある日取引先の社長から「君が独立したらもっとやりたいことを一緒にやれるのにね」と言われて、独立という未来を急に意識し始めました。

まず初めにしたことは、周囲にたった2人しかいなかった独立経験のある先輩に話を聞きに行くこと。独立したからこそ感じる充実感や苦しみをリアルに教えてもらったので、「自分ならどうするだろう」と考えるいいきっかけになりました。

その後、起業関連のセミナーにいくつか参加しているうちに、徐々に独立をめざす人や実際に独立した人が周囲に増えてきました。
この時に得たつながりは、独立後に何度も襲ってきたピンチのたびに救ってもらった大切な関係です。
悩みを聞いてもらう、ヒントをもらう、ダメ出しを受ける…同じ起業家でないと伝わらないことや理解してもらえないことがたくさんあって、だからこそもらうアドバイスも的確なんですね。

ある経営者と話していた時この話題になったのですが、彼は「業種とか年齢とかはあまり関係ないよね。説明しなくても分かってもらえる関係は貴重だよ」と言っていました。
私もこの意見に賛成です。

起業前後は特に悩みや不安が多い時期。
いろいろ迷いが消えない、自信がない、不安で夜も眠れない。
自分だけだとつい思ったり、他の人が自信たっぷりに見えるかもしれません。
けれど実はみんな同じなんです。

環境を変える意味は2つ。
モチベーションを上げるため、そして気持ちが落ちていくのをストップするため。
自分で事業を続けていくにはどちらも不可欠な要素ですよね。

意志の力と環境の力、どちらも上手に生かしていきましょう。




​【スプラウトからのお知らせ】

起業したい。
起業したばかり。
そんな女性たちの悩みと解決のヒントをシェアするイベント「オンナのカタリバ」は、まさに今回お伝えした環境の力を実感していただけるイベントです。

座談会スタイルでゆるゆると行いますので、肩の力を抜いてご参加ください。
美味しいケータリングデザートを準備してお待ちしています。

「オンナのカタリバ」詳細はコチラ

その他のイベント詳細は…
一般社団法人女性起業家スプラウト 公式HP→http://sprout.gr.jp/