ブランディングは正しいステップで進めてこそ効果があります

遅ればせながら…2017年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

前回記事『一年の計は元旦…ではなく年末にあり』の後半でおすすめしたやりたいことリストづくり。年が明けてからお会いした人から「100項目は無理だけど10項目ピックアップしてみました」「書き出しているうちに楽しくなってきました」といったご感想をいただきました。

何かの目標を立てる時に頭の中だけで考えず視覚化すると、いつでも見返して意識づけができます。
もしまだリストアップしていないなら、項目の数にはこだわらないでまずは2~3個書き出してみてくださいね。

さて今回は、SNSなどが広がって以前にも増して勧められるようになったブランディングについて。
時々「ん?」と思うようなケースに出会うことがあるので、基本的な考え方について書いていきたいと思います。



 

ブランディングってなに?


もともとブランディングとは、企業が自社の商品やサービスの認知度を高めるために行う活動のひとつをさします。
「このアイテムならこの会社(のこの商品だ)」という認識が市場に広まれば広まるほど売上が上がりやすくなりますから、企業ではブランディングは不可欠なものです。

そして現代はSNSの普及によって個人の意見が世界中に発信される時代。
時間も地域も問わず商品やサービスをアピールできるようになりました。

それは逆に考えれば、アピールをいくら頑張ってもその他大勢として埋もれてしまう可能性が高いことでもありますよね。
発信しやすいということは、同じかもっと上のレベルの人たちと同じ土俵で戦うことだから。

となると、個人でもブランディングはビジネスを進める上で不可欠なものと言えます。




でも…ブランディングは急がないで!


私はこれで起業するから早速ブランディングを頑張ろう!と考えがちですが、ここで少し立ち止まってみましょう。

ビジネスにブランディングは確かに不可欠です。
ただし内容を考えると同じくらい、実はタイミングが大切です。

たとえば自宅で料理教室をしようと考えたとして。
誰かがあなたにお金を払ってまで料理を習う理由は何かを挙げられるでしょうか。

料理が人より上手だから。
自宅の素敵なインテリアの中で過ごせるから。人に分かりやすく教えることが得意だから。
じっくり考えるといくつかは出てくるのではないでしょうか。

しかし自分のビジネスにお金を払ってもらえる理由がなかなか出てこないというケースも実は多いんです。
「好きだから」と起業するパターンが多いのが女性の特徴のひとつではありますが、それはお金を払う側からすると正直関係ないこと。熱意は認められたとしてもお金を出そうと思ってもらえるかは微妙です。

このお金を払ってもらえる理由を挙げられないうちは商品やサービスや顧客ターゲット層を固めること自体できませんから、ブランディングを考えるにはまだ早いです。

自分の考える商品やサービスにお金を払ってもらえると思う理由を挙げられるようになった時がブランディングの戦略を立てるタイミングだということを覚えておくといいですね。



 

セルフブランディングはやめよう


「この商品やサービスなら売れるかも」という段階まで進んでいるのであれば、ブランディングを考えるタイミングです。
が、ここでも意識しておきたいポイントがあります。

ブランディングに取りかかる前にそのお金を払ってもらえる理由を周囲にいる人、家族や友人知人などの少なくとも5人に説明してみてください。
商品やサービスについて、あなた自身が考えているよさと周囲が感じるよさには必ずギャップがあります。それを客観的につかむことはとても重要です。

自分で考えたプランのよさは自分が一番分かっている、そう思うかもしれません。
しかし、ことビジネスにおいては経営者であるあなたの考えではなく市場の反応がすべて。どんなにあなたがいいと思っていても、他人がそう感じていなければニーズは生まれずその商品やサービスは消えていくことになります。

逆にいえば、周囲の意見を聞くことであなたが気づかなかったよさを知ることができる可能性もあって、それをもとにブランディングを進めればより高い効果が出るんですね。

これは講師やコンサルタントなど自分自身が商品となる業種の場合は特に重要なポイント。ブランディングを成功させるには、熱意と客観的な視点とをバランスよく意識するといいですよ。




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「自分のビジネスアイデアへの意見がほしい」という方は、同じ志をもって集まるイベントに参加してみるのもひとつの方法です。
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