子どもの作品の扱い方と園藤さんが収納ができるようになったワケ

最終回は子どもの作品の扱い方と、美収納コンシェルジュ・園藤さんからのメッセージです。

元“汚部屋”出身の園藤さんが収納ができるようになったワケ

現在「美収納コンシェルジュ」として、テレビ、雑誌、セミナーと活躍する園藤さん。よく「もともと、片付けが上手だったんでしょ?」と聞かれるそうですが…。

「その逆で元“汚部屋”出身なんです。出産後体調を崩し、産後うつになり、何もできず3年間引きこもっていました。片付ける気力がわかず、食卓には朝・昼・夜ごはんの食器が一緒に出たまま。洋服はソファに重ね、下から取って着て、また上に重ねる日々でした」。

夫からの一言で一念発起!

「少しずつ体調も良くなり外出ができるようになっても、家は片付かないまま。『そうだ、忙しいからできない、ということにしよう』と自分に言い訳をして、毎日外に出てまわる日々。はじめは『外に出られるようになって良かった』と喜んでいた夫から、ある日『最低限、人間が生活できる空間にして外出してほしい』と一言。家事もそれなりにやっているつもりだったから、すごく悔しかった。絶対に見返してやる!と思いました。
負けず嫌いも幸いして(笑)一念発起し、整理収納アドバイザーを取得しました」。

ほとんどは「収納方法を知らない」だけ

「片付け方というのは、親も学校も教えてくれません。『私、片付けができない、ダメ人間なんです』と相談をしてくる顧客も多いのですが、できないのではなく、やり方を知らないだけなんです。自分を責めないでくださいね。

また、一度に全部きれいにするのは難しいもの。引き出し1つでも毎日続けたら1カ月で30の引き出しが片付きます。家族のだれもが出しやすくしまいやすいのが“美収納”。ゲーム感覚で1カ所ずつクリア(きれいに)して、家族で家事に参加できる環境にしましょう」。

まとめ

子どもが持ち帰る絵や書などの作品。「後で見るね」と返事しながら、くるくる丸めたまま部屋の隅に転がっていたりしませんか。以前、「全然見てくれてない」と子どもに言われたことで、作品は見て「認めてあげること」が大事だと感じました。

うちでは、家族全員が目にする階段の踊り場にコルクボードを取り付け、作品を一定期間展示。「上手になったね」と家族で感想を言い合うことで、子どもの心も満たされます。年度末に「これはいる? いらない?」と子どもに聞くと、2~3のお気に入りだけとっておいてというくらいです。残す作品はバッグに入れ収納しています。

美収納コンシェルジュ 園藤ふみさん
福岡市・北九州市でお部屋片づけ・収納サービスを提供。個人宅・企業の片付け収納法を提案。収納セミナー講師としても活躍
TEL 080-7983-1522
http://www.bisyuno.jp(「美収納福岡」で検索)

リビング北九州2014年3月22日号掲載