ドリンクで乗り切れる? スウェーデンの暑い夏!

5月と6月初めが暑く、6月後半に天気がくずれたストックホルム。7月現在はと言いますと…酷暑です!!

連日27度だの28度だのが続き、雨が降らないので森の白樺も公園の芝生もからっから。例年だと一週間に一回は草刈りをしてほしいほど伸びる草も、今年は芝刈りの業者をあまり見かけないほどです。日本の気温に比べれば何てことないような気もしますが、ヨーロッパの陽射しはとにかくキビシイ。みんながサングラスをかけているのもさもありなん、という陽光の鋭さです。陽射しが痛すぎて日向を歩くだけで体力がゴリゴリ削られていきます。

そのせいか、はたまた先生方が夏休みに入って人員が足りてないせいか子供たちの保育園での外遊びの時間も減っている気がします。
からっからの芝生。
 

今年はハンターになりました


さて、こんなに暑くなる前、初夏の頃に今か今かと待ち構えてあげくに先走って、まだシーズンではないのに採ってきたものがあります。それがこちら。
まさかの逆光


Fläder(フレーデル)と呼ばれる花です。日本語だとセイヨウニワトコ、英語だとエルダーフラワー。これをsaft(サフト)というシロップにするのが今回の目的。市販のものを飲んだことがあるのですが、「手作りした方が断然おいしい」という噂を聞いて今回花が咲く時期を狙っていました。

去年も作りたかったのですが、去年の初夏はまだ双子が一歳で親も子も生きるのが精いっぱいで断念(笑)

このサフト、日本ではコーディアルという名前で売られているそうです。ヨーロッパだとどこでもこうやってお花やハーブを使ったシロップが作られているイメージ。

作る時も行き当たりばったり


とりあえずフレーデルの花があれば何とかなるだろう、と思って近所の森に探しに行きました。森なんて、いかにもフレーデルの木が生えてそうなのに意外となくって空振り。その代わりのように道中で鹿をみかけました。
わぁ、鹿だぁ

福岡で鹿を見かけたことはなかったのですが、ストックホルムに引っ越して以来年に一回は見かけています。お庭のある一軒家に住むお友達はしょっちゅう見かけているそう。お庭のお花を食べにくるんだとか。どろぼうめ!

仕方がないので、去年あたりをつけた公園脇のフレーデルの木を見に行ってきました。2本くらいしか生えてないので採取候補から外していたのですが、背に腹は代えられない。
小さい花がぎゅっとなっています
ちかくで見るとこんな感じ。もちろん自然のお花ですので、あまり綺麗に咲いていなかったり蜘蛛の巣が張っていたりで、へっぴり腰になって採取しました。どれくらい花が必要かも調べずに来たのでとりあえず10房くらい。

家に帰って軽く水洗いしてレシピを調べたところ、必要なのはレモン、砂糖、そして熱湯。他のレシピもあると思いますが、この一番単純なシンプルなやつでいくことにします。
材料はこれと砂糖のみ

スライスしたレモンとフレーデルを底の深い容器に並べ、その上に600グラムの砂糖を溶かした600mlの熱湯を注ぎます。レシピのおよそ半量で作りましたが、この砂糖の量よ…さすが保存食。
寝かせます

室温まで冷ましたら、冷蔵庫に入れて最低24時間寝かせて出来上がり、だそうです。すぐ飲めないのは面倒ですが、それ以外はとてもシンプルなレシピです。

いざ実食!!


さて出来上がったサフト。作っている最中から夫は「わー懐かしい!いつ飲めるの?」とワクワクしておりました。私は「手作りしたんだからさぞかし美味しいことだろう」とワクワク。冷蔵庫で冷やして、氷の上から注いでお水を足すだけの簡単ドリンクです。しかし。

…市販のサフトとの味の違いがわからない!!

なんということでしょう、私の味音痴がこんなところで牙をむいたのです。なんか甘い。それしか言うことがありません。確かにお花の香りはさわやかですが、私はもっと酸っぱい方が好きだなぁという元も子もない感想でした。

夫はというと、「美味しい!」と言って飲み干したものの、冷蔵庫にある残りには手を付けなかったため数日後に邪魔になって私が廃棄してしまいました…。

ご縁がなかったということで…


というわけで、わざわざ採りに行ったにも関わらずイマイチな結果となりましたが、このフレーデルサフトは喉の痛みに効くんだとか。観光シーズン真っ只中で毎日お客さん相手にしゃべり倒している(ガイドではないので主に雑談で)私には、最近にむしろ必要な飲みものだったのかもしれません。
朝から太陽ぴかーん


青空がまぶしい朝のストックホルムと旧市街ガムラスタンにそびえたつ王宮でございます。天気に文句を言うとまた雨続きになってしまう…と怯えていますが、さすがにここらで一日くらい雨が降らないと、草木の枯れっぷりが気になってしょうがありません。水をもらえる花壇の花はともかく、公園の芝生や森の木なんかはすでに葉っぱが黄色くなってまるで秋!

あまりに雨が降らず木々が乾燥しているので、現在は使い捨てのバーベキューグリルが火事になる恐れがあるので使用を控えるよう呼びかけられているそうです。夏なのにバーベキューできないなんて、スウェーデン人からしたらいくら天気が良くても物足りない夏かもしれませんね(笑)

名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
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