特ダネトピック 編集部発!耳より情報

【見どころ解説】宝塚月組公演が博多座で上演中!

博多座で現在公演中の「宝塚歌劇月組公演」を観劇してきました。昨年月組のトップスターに就任した珠城りょうさんが、就任後初めて博多座へ!なんと「宝塚専科」の轟悠さんも特別出演するというんですから、豪華このうえないです!

劇場内に入ると、天井からミラーボールが!仕事をひととき離れて、きらびやかな世界の始まりです。

3人の男女が織りなすミュージカルロマン「長崎しぐれ坂」

第1部はお芝居の「長崎しぐれ坂」。江戸時代末期の長崎が舞台の和物です。

【ストーリー】
江戸で幼なじみだった3人の男女が、時を経てかつてと全く異なる境遇となって、長崎で再会を果たす。どこかで何かを掛け違えたかのような人生を送る3人だが、幼き日々の思い出は「神田明神」のお囃子とともに、今もそれぞれの心の中で輝き続けていた…。

【主な登場人物】
伊佐次(轟悠)…江戸で人を殺めた凶状持ち。長崎に逃げてきて、奉行所の手の及ばない唐人屋敷に匿われているが、一歩外に出れば、捕らえられ死は免れない身。女性には困らない色男。
卯之助(珠城りょう)…長崎奉行所の下っ端。幼少期に自分をかばってくれた伊佐次に恩を感じている。「伊佐次を自らの手で捕らえる」と豪語し江戸から追ってきたが、実際は彼を助けるために奔走する。幼い頃から密かにおしまを想う。友情に熱い男。
おしま(愛希れいか)…家が没落し、現在は堺で芸者に身を落としている。大商人の旦那に連れられ長崎にやってきた。想いを寄せていた伊佐次と再会し、懐かしい江戸に帰り一緒にやり直そうと訴える。

それぞれの想いを抱えながらも、幼き日を過ごした江戸への郷愁の念が募る3人。お互いを想い合うゆえにすれ違う切ない悲恋や、男同士の熱い友情と、しっとりとした大人向けのお芝居で、舞台の長崎にハマっています!

異国情緒あふれる長崎の華やかな景色に注目!

唐人屋敷が舞台となるので、龍踊りやチャイナ服など、いつもの宝塚とは違った雰囲気のセットや衣装に注目です。

低い声がセクシーで男の色気たっぷりな轟さん、まっすぐで堂々とした姿や声が卯之助にぴったりな珠城さん、普段の可愛らしい姿から想像できない色っぽさの愛希さんと、主演3人の演技力もお見事。幕が下りた後は、涙をほろり…と拭うご婦人方がちらほら。年齢を重ねれば重ねるほど、染み入るものがありそうなお芝居でした。

後半は〝ザ・宝塚!〟なレヴュー「カルーセル輪舞曲(ロンド)」

第2部は一転、ミラーボールが輝く華やかなレヴュー!〝パリから日本・宝塚をめざし世界をめぐるカルーセル(回転木馬)の旅〟という形式で、歌と踊りでつづられる絢爛豪華な世界です。
実はこれ、日本初のレヴュー「モン・パリ」誕生90周年を記念し、作られた作品。「モン・パリ」では日本からパリへの旅を描いていたので、それと対になっているんです。

宝塚でサンバ!? フィナーレの大階段までノンストップ!

パリのかわいらしいダンスからニューヨークの妖艶なダンス、情熱的なメキシコのダンス…と次々と場面が変わります。序盤では出演者たちが客席に下りて歌い踊り、通路側にいた私にタカラジェンヌがハイタッチしてくれました♡

中でも注目は、ブラジルを舞台にサンバやカポエイラを取り入れた陽気で激しいダンス!カラフルな羽飾りのサンバの衣装は現実とは思えず、思わず笑顔にならずにはいられません…!

最終目的地・日本の宝塚では、燕尾服と白ドレスと大階段で、「これぞ宝塚!」なシーンに大満足。目が釘付けになりますよ。
ラストは出演者全員が大階段を下りてきてご挨拶。白&ゴールドの羽根を背負った轟さんと珠城さんが、眩しすぎるっ…!観客と一体となって楽しむこの熱気あふれる雰囲気、劇場に行かないと味わえません!



この博多座での月組公演、和物のお芝居とレヴューという異なる魅力の作品をどちらも楽しめてお得感もいっぱいです。福岡で宝塚歌劇を楽しめる貴重な機会!5月27日(土)まで上演中です。
公演は5月27日(土)まで。平日公演が狙い目です。
[出演](専科)轟悠/華形ひかる (月組)珠城りょう/愛希れいか ほか
[料金]A席8,800円/特B席7,800円/B席6,200円/C席4,000円
[問い合わせ・チケット予約]博多座(TEL 092-263-5555)まで
詳細はこちらから → http://www.hakataza.co.jp/