くらし 福岡の花を知る

「バラ」を訪ねて、うきは市のJAにじへ。選び方、管理、飾り方も紹介!【花プレゼントも】

花の魅力やパワー、癒しの効果など、福岡県産の花を通して皆さんにお伝えしている、オフィス・メントアーの山口みどりです。

何気なく目にしていた花が、より魅力的に感じられる話しを長年、花に携わってきた私が、花農家さんや加工所、JAさんに出向き、取材をし花市場さんや生産者からのメッセージなどを届けます。

花にまつわるうんちくや簡単な飾り方、セラピー効果などもお伝えします。
 

第2回目は、「バラの花」

「サムライ」JAにじの深紅のバラ

花といえば「バラの花」!と、言われるくらい花の代表のようなイメージがあります。でも、あまりにも気高く華やか過ぎて…と、後ろに下がってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

バラの歴史は諸説ありますが、古く紀元前まで遡って遥か昔から人々の心を魅了してきました。バラは見た目の美しさに加え、優雅な香りを放します。
 
中国では19世紀以前にバラの改良や育種がなされていたとか。その交雑種がヨーロッパへ渡り、愛好家や生産者の方が様々に手を加え、品種改良の積み重ねで現代のバラの姿になって行ったそうです。

中国とバラ…なんだか結びつきませんでしたが、中国での品種改良がなければ、今の花束になるようなバラの花を見ることが無かったものしれませんね。バラ好きな私にとっては、ありがたい努力です。

バラの花を訪ねて「JAにじ」へ

今回はそんなバラの花を訪ねて、まずは福岡県うきは市にある「JAにじ」へ。たまたま、JAにじとは以前からご縁があり、7月にも講演のお仕事に行ってきました。JAにじでは、数々の農産物を提供し、花ではバラの他に、ユリやカーネーションなども有数の産地です。

JAにじから出荷されるバラの花の特徴としては、「完璧な花の品質管理」

出荷前から出荷時、その時々で必要な栄養分を花に与え、日持ちがよく品質にこだわったバラを出荷しています。なのできれいに開き、最後まで咲ききるそうです。(サムライ(深紅のバラ)は手元に来て8日経った今でも美しく開き綺麗に咲いています)
 
バラの季節と言えば5月と11月、春と秋のイメージですが、それはガーデンローズのこと。切り花ですと一年を通して花屋さんに並んでいます。ただ、冬は花が大きく、夏は少し小さめになるのだとか。自然の摂理なんでしょうか。気が付きませんでしたが…。
 
JAにじでは、5件のバラ農家さんが加盟しており、バラの種類は50品種もあるそうです。その一軒、稲富さんのハウスにお邪魔してきました。

ハウスのご主人稲富さん

もともとご実家が農家で、「父とは違う農業を始めたい!」と、脱サラをしバラ作りを学び、平成元年からバラを作り始められたそうです。 今では息子さんも加わり、ご家族3人で生産しておられます。

「バラ農家を始めるにあたって何か苦労はありましたか?」との問いに、 「私自身の知名度がないので、とにかく地味地な積み重ねで、いい花を提供していきました」と。

バラの花は害虫に弱く、温度管理も大切。取材に行った日は、急に季節が戻ってしまったような真夏の気温。30度くらいあったかな?ハウスの中ももちろん暑い!手仕事での作業も大変です。伺った時は出荷が終わったあとで、花は少なかったけど一株で7~8作花が咲き、年間おおよそ20本くらい出来るそうです。

ハウスの中
蕾は元気に姿勢よく立っています。 バラは害虫を避けるため水耕栽培。