くらし 福岡の花を知る

これも菊!? 「マム」の魅力を糸島から【プレゼントも】

明けましておめでとうございます。皆さま良い新年をお迎えのことと思います。
オフィス・メントアーの山口みどりです。

今年も、花の魅力やパワー、癒しの効果など、花農家さんや産地JAさんを訪ね、話を聞きながら、福岡県産の花を通してお伝えしていきます。いけ方のワンポイントアドバイスもしていきます。

今回も福岡県糸島市へ

糸島市は福岡県の西側にあり、山や海、自然豊かな地方都市で、福岡市内からのアクセスのよいところです。

糸島ファンも多く、他県からの移住者も多いところです。そんな糸島市では、花・野菜・畜産物や加工品など多くの産物が生産されています。
今回は「マム・小菊」を取材してきました。
 
「マム」ってご存知ですか? マムとは菊の別名ですが、一輪咲きの菊と違い、1本の茎から花がスプレー状に数輪咲いています。私たちは、通称「スプレーマム」と呼んでいます。菊の花とマムは少しイメージが違います。    
菊の花は国花でもあり格式も高く、また仏花のイメージが強いのですが、いえいえ、マムたちを見てください。マムは種類も多く、色や形も豊富で何よりカワイイ!思わず笑みがこぼれてきます。カジュアルな気持ちで飾ることができますよ。

そんなマムを26年間作っているのは、「富永英明さん」
前回のコラム、「センリョウ・小川勝さん」に続き、2017年に農林水産大臣賞を受賞されました。
受賞されたのはこちらのピュアホワイトのマム「セイヒラリー」という品種です。
シベの緑色も際立っています。
マムは秋のイメージが強いのですが、トータルで1500坪もあるビニールハウスで、年間を通じて栽培されています。

1つのハウスで、おおよそ5品種のマムたちが育っています。ハウスの温度は18度~20度くらい。お天気の良い日中は外の空気を入れているそうです。
 
マムは出荷し1度使った土壌は廃棄し、また土作りから始め新しい花を育ていくそうです。「種を蒔くのですか?」と、尋ねると…
富永さんが持っているのは「穂木」といもの。こちらをしっかり肥やした土に挿して行くそうです。差し木のような感じですね。
 
富永さんいわく、マム作りに一番大切ことは「土作り」。マムの根がしっかりと張り栄養分を吸い取るように、毎回毎回、砂状分析にかけて土の状態を管理しているそうです。
 
だからこんなに、イキイキとして葉まで美しいマムが育つのですね! なるほど。
出荷する際に花を切り取るのは、柄の長いカマを使うそうです。かがまないで作業が出来るので、腰に負担がかからないとか。

ハウスの中のマムたち

ストレーザ
バルティカピンク
シュードルチェ
レロト
マライヤグリーン

「マムがバラやトルコキキョウのように、花束やフラワーアレンジメントなどで気軽に使ってもらう花になって欲しい」と、富永さん。

ヨーロッパでは、お祝いや、誕生日のプレゼントなどで大変喜ばれ、とても良いイメージのお花です。色、花のデザインも様々で、日花の日持ちも良く価格もお手頃です。次はマムの飾り方をお伝えします。

[マムの飾り方と花束のプレゼントも!]