くらし 福岡の花を知る

アートなチューリップにうっとり!福岡・田川のチューリップ農園で、驚きの出会いが

こんにちは、オフィス・メントアーの山口みどりです。

桜の便りが各地で聞かれ、日本列島は一気に華やいできました。新生活がスタートし、希望にあふれる春をお迎えのことでしょう。

春はお花の季節! 草花だけではなく、今の季節にしか目にできない枝物もありますよ。ぜひ、お花屋さんを覗いてみてください。

今回の取材は、世界中で人気の「チューリップ」です。

イラン、アフガニスタン、ハンガリー、トルコ、オランダなどでは国花としても親しまれています。これまで数え切れないほどの品種が誕生しています。

幼い頃、大きな声で歌った「チューリップの歌」。
懐かしい思い出とともに「チューリップ」は、まさに春の代表的な花ですね。

チューリップは寒暖差を好む花で、標高が高いところで栽培されているそうですが、なんと福岡県でもチューリップが生産されているのです。
ハウスの中
蕾の状態で出荷されます。ハウスの中のチューリップはほんのり色づいた花先が見える程度で、緑色の花畑のようです。
福岡県田川市にある「太田 英樹さん」のビニールハウスにお邪魔しました。

標高500~600mくらいに位置しています。市内との気温差もあり、取材の日は3月初旬でしたが小雪が舞っていました。太田さんは、チューリップの他にもアリストロメリアやトルコギキョウなど、季節に応じて様々な花も手掛けています。
 
太田さんは楽しくユニークなお人柄です。

栽培しているチューリップもなかなか目にすることが出来ないものや、私も触れたことがないチューリップなどなど…。ため息が出る素晴らしい花に出会いました。アートなチューリップ達ばかりです!
 
太田さんは、1976年から2年間オランダに農業研修で留学し、その時にチューリップに魅せられたそうです。
 
太田さんのチューリップの球根は、すべてオランダからの輸入品。だから、珍しいチューリップばかり栽培されているのですね。
 
しかし、そのためご苦労もあるとか…。虫がついていたり、商品が違っていたり、当たりはずれがあったりと、トラブルもあるそうです。

球根をこのように半分くらい、土から顔をだして植え付けるそうです。そうすることで早く成長するとか。土の養分と太陽のエネルギーを一緒に受けやすいからなのでしょうね。

根が張るように、気温が低い時期に植え付け、1つの球根は1度きりで廃棄するそうです。

出荷を待つチューリップたち 様々な色・形・大きさのチューリップが、毎年20種類くらい出荷されているそうです。

 

出荷間際のチューリップを頂いてきました。 蕾が開くとこんなに様変わり! 

シャルムール
葉に“ふ”が入っています。高価なチューリップです。
黄色と緑のコンビネーションは、「スプリンググリーン」
ミステリアスパーロット
パーロットとはオウムのことです。個性的で、芸術作品のようなお花ですね!初めて本物を見ました。
バラのような牡丹の花のような…華やかな八重咲き。フリンジの花びらも珍しいですね。
フレミングパロット
開花すると蕾の時からは想像できない顔を出してきました。 赤と黄色のコンビネーションです。
ボルドーカラーのチューリップ
フリンジ咲き。とても優雅ですね。
ワインカラーのチューリップ
すっとした出で立ちで、葉も細く美しいのが特徴です
太田さんからいろんなことを教えてもらいました。チューリップを愛してやまない太田さんは個人出荷もしています。
 
「チューリップを栽培していて嬉しい事はなんですか?」の問いに、「太田さんの花はいいね!と、言われた時」と即答でした。短い言葉にすべてが込められています。
 
県外の花屋さんからも名指しで注文が来るそうです。そうでしょうね。納得です!
   
見る人を魅了する花は、まさに芸術作品です。
 
もの作りは試行錯誤の繰り返し。深く熱い物語がたくさんあります。
花は何も語らないのですが、花を見ていると生産者さんの想いのエネルギーを感じます。 

今回も感動深い取材になりました。太田英樹さん!ありがとうございました。