くらし 福岡の花を知る

かわいい小花「アスター」や、珍しい植物たちが田川市に! 【プレゼントあり】

『この度、西日本を中心にした大規模豪雨におきまして、被害を受けられた方々、ご家族の皆様に、心からお見舞い申し上げます。地域によっては花農家さんも被害に遭われました。被災された方々が、一日も早くもとの平穏な生活に戻れますよう、お祈りいたします。』

こんにちは、オフィス・メントアーの山口みどりです。

梅雨明けとともに、全国的に酷暑となりました。花農家さん方も美しい花を提供してくださるために、日々懸命に汗を流しておられます。

取材日は、7月半ばでしたが35度を超える炎天下。私も汗を拭き首からタオルをさげての取材になりました。
今回のお花は、「アスター」や「ハーブ」「花木」などです。
「アスター」というお花を、ご存知でしょうか?

「見たことはあっても、名前を知らなかった!」という方も多いのではないかしら。「アスター」は、福岡県田川市でも生産されているのです。
 
まずは、田川市とは…
福岡県の北東部に位置します。東に香春岳、西に船尾山、そして南には英彦山を主峰とする山々が並び、北を除き三方を山に囲まれた筑豊地区の中核都市です。

田川市では主にアスター、トルコギキョウ、ストックなどが生産されています。
今回、お話を伺ったのは「有限会社 グロウテック 代表取締役 佐野孝之さん」です。佐野さんは、39歳! 昭和54年生まれの若手のホープです。

県外でのサラリーマン生活を経験し、お父様が花農家を営んでいた田川に戻りました。サラリーマン時代はまったく花も農家も無縁の仕事。花は独学で学び、花屋さんやガーデニングなども経験されたそうです。

有限会社 グロウテックは、平成16年に農業法人として立ち上がりました。まずは「TGアスター」の栽培からスタートです。

「アスターは、一度植えた場所には栽培できないと言われ、連作は難しいと言われてきた花です。周年栽培は失敗の連続でしたが、今思えばその失敗があったからこそ次にやるべきことをしっかりと考え乗り越えて来られたと実感しています。」と、佐野さん。

今では、生産地オリジナルの「TGアスター」と名付け、国内では唯一、年間を通じて安定した品質で出荷しています。

「有限会社 グロウテック」は、花の栽培面はお父様、経営面などは佐野さんが農業法人として管理しているそうです。互いに良いバランスを保っているのでしょうね。
 

働くスタッフは18名。有限会社として、組織化されていますが、佐野さんはスタッフの声にも耳を傾けています。

事務所の入り口に設置されている、「アイデアポスト」。 働く人たちが、会社の気になるところや改善点など、些細な事でも良いので提案してもらい、ミーティングや会議で議論するそうです。

そうすることで、見えなかった部分が明らかになり、反映されることでスタッフのモチベーションアップにも繋がります。

広大な敷地には、作業所とハウスが立ち並んでいます。
スタッフは女性が多く活躍しています(苗の剪定中です)

TGアスターは、肥料と栄養素を効果的に供給できる、「アクアフォーム・粒状オアシス」を培地として使用しています。

高い位置に苗を置き、地面と隔離し、菌の侵入も防ぎ効果的に消毒が出来るようにしました。なので、ハウスの中はとても清潔で、ニオイも感じませんでした。

自社育成の苗。アスターは同じ土壌で連作が出来ないとされています。土壌づくりと共に、発芽からその時々で、「人の手で徹底した品質管理を行っています」 とても細かい仕事ですよ!! ご苦労さまです。

「TGアスター」たち

ステラピンク
ステラレッド
ステラトップブルー
ステラディープブルー
ステラスカーレット(赤)
マカロンアスター(かわいいネーミングもピッタリ。花も少し大きめです)
現在、育種中のアスターもあり、試作が繰り返されています。 これからも楽しみですよ~!

ナチュラルグリーン(ハーブやリーフ、草花、枝物など )

「有限会社 グロウテック」では、平成27年からハーブや栽培をスタートしました。すべてを紹介できないくらい、数々の珍しい植物たちが栽培されていました。花屋さんでも目にすることが無いものも!
さまざまなゼラニュウムやハーブ
私が目を引いたゼラニュウムは、「アップルフレグランス」。他にも「ライムゼラニュウム」「ジンジャー」の香りがするものもありましたよ。
  
栽培に手間がかかる、シルバーリーフやジャスミンも。見ているだけでも楽しくなりました。
アロマティカス多肉のようなゼラニュウムも! 個性的な香りがします。
 
アカシア
人気のコニファー・ブルーアイス。出荷先が決まっているそうです。佐野さんは目を輝かせ、「求められたらなんでもチャレンジします! 今の花だけには固執していませんよ」と、話していました。消費者が何を望んでいるのか、花屋さんからのリサーチも常に行っています。
 
実は、7月の西日本豪雨でハウスの一部が浸水し、栽培していたハーブなどが打撃をうけました。しかし、取材の間、ひとつも愚痴をこぼすことが無く、常に先を見据え、自身で目標を掲げて挑む姿はまぶしく見えました。
 
佐野さんの未来に向けてエールを送ります!

これからも、私たちを楽しませてくれるお花を待っています。ありがとうございました!

アスターの扱い方

アスターはとても花持ちの良いお花です。スプレータイプになっています(1本の茎から数本の花が咲いています)。葉が多くついているのも特徴です。

花屋さんで購入する時は、なるべく葉が元気の良いものを選んでください。持ち帰って、余分な葉は思いっきりカットした方が、花がより長持ちます。(指先で優しく取ってくださいね)

手入れが行き届くと、小さな蕾までしっかり咲いてくれます。

小花のアスターはいろんな楽しみ方ができるお花です。私もよく使っています。手に取ってぜひ、チャレンジしてみてください。

お花でおもてなし

お盆や夏休みで来客も多い8月。暑い中お越しくださったお客様へ、涼しさを演出しました。

茎は5mmくらい残してカットし、ガラスのボールに浮かべています。(花びらに水が付かないようにね)
冷たいお抹茶と和の演出

花色セラピー効果を使って

暑い夏…『リフレッシュしたいとき』
白色やグリーンを取り入れて!ナチュラルグリーンやハーブを使ったアレンジ

『眠れない夜に』は、ブルー系やパープル系の花はベットルームに

『女子力アップ!』目に付くところにおいて、いつも意識してみて♪
イライラしやすくなってしまう暑さ。ピンク色はココロも穏やかにしてくれます。

『パワーがほしいとき』は、赤いお花を少し使ったミニアレンジ。
この季節。赤色は少量にし、涼しげなリーフをいれました。

アスターとゼラニュウムのいけ花

こちらのリーフはアップルフレグランスというゼラニュウム。茎がしっかりとして、形もハート型でカワイイです。長くいけ花にもアレンジメントにもおススメです。



掲載していない作品を、ブログでも紹介します。ぜひ、お尋ねください。
アメーバブログ「みどり先生の花紀行」より
https://ameblo.jp/my-mentor626/

7月の西日本豪雨で、福岡県でもいく件かの花農家さんが被害に遭われました。私は暑い中、懸命に作業している花農家さん達に心を打たれます。

ささやかな応援ですが、花屋さんやスーパーで気になる花を見つけたら、ぜひ飾ってみてください。

 

花と素敵な週末を
weekend flower

ウィークエンドに花があるだけで、会話がはずんだり、笑顔が増えたり、心がほっとしたり。“日常の素敵”-花のある暮らしを提案します。