まち ふくおかの宝

実は意外な別名が! 高さ日本一の海浜タワー「福岡タワー」

大切に伝えていきたい福岡の伝統、文化や人物、名所、特産品などを紹介する「ふくおかの宝」がスタート。

初回を飾るのは、高さ234m、海浜タワーとして日本一の高さを誇る福岡のシンボル「福岡タワー」です。

何もなかった埋立地に登場した“鏡の帆”

大規模な埋め立て工事によって出現した福岡市早良区・中央区の「シーサイドももち」エリアに福岡タワーが開業したのは平成元年3月17日。福岡市制100周年を記念して開催された「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」のモニュメントとして建てられました。

8000枚のハーフミラーで覆われた正三角柱の建物の役割は主に2つ。1つは観光・展望タワー、もう1つは電波塔という役割です。来年30周年を迎えようとする現在も、その役目をしっかりと果たしています。

ちなみに、当時公募で選ばれた愛称は「ミラーセイル(鏡の帆)」。「福岡タワー」の名称があまりにも有名ですが、実は“日本一の海浜タワー”にピッタリの別名が付いています。
建築当時の福岡タワー。まだ都市高速道路もありません

パワースポット人気で外国人観光客が増加

福岡タワー キャラクター
「フータ」

福岡タワーの見どころと言えば、春=桜、夏=天の川、秋=お月見、冬=クリスマスなど四季折々に合わせたイルミネーション。

ほかにも「飲酒運転ゼロ」を目指した「0」イルミなど、福岡のシンボルとして啓蒙活動にも一役買っています。

近年では海外からの観光客も増加。「現在は来場者の半数が外国人観光客。特に韓国では“恋人たちのパワースポット”としても紹介されていて、若いお客様が増えていますね」と福岡タワー営業課の中村武功さん。

また人気オンラインゲームの影響か、建物のフォルムが黒田節で有名な名槍「日本号」に似ていると“聖地巡礼”に訪れるファンも多いとか。

30年の時を経て、訪れる人も多種多様に変化する福岡タワー。平成が終わりを告げる来年には、リニューアルを予定しています。
アラフォー以上には懐かしい「よかトピア」会場の空撮

リビング福岡2018年5月19日号掲載 ※情報は掲載時点のものです