まち ふむふむ福岡 アートメモ

美術館の新・シンボルマーク

福岡市美術館の学芸員ならではの目線で綴る、福岡とアートに関するミニ知識

美術館の新・シンボルマーク

福岡の街中を歩いていると、個性的なマンホールふたが目に飛び込んできます(左図)。

幾何学図形が目玉のような模様と絡み合っているこのデザインは、全国から735点の応募があった中から選ばれたもので、鳥、ヨット、街並みなどの抽象的なデザインの組み合わせが円形の中に絶妙なバランスで収まっています。

偶然にも、リニューアルを機に誕生した福岡市美術館の新しいシンボルマークも、幾何学図形と曲線の組み合わせ(右図)。井上庸子さんによるデザインは、四角形と楕円で大濠公園と美術館を連想させます。

シンプルな中に美術館の魅力が凝縮されたこのマークが、長く愛されていくといいなと思います。

忠あゆみさん(福岡市美術館学芸員)
専門は近現代美術。「着任して2カ月、福岡のアートスポットを目下探索中です」。

福岡市美術館HP
http://www.fukuoka-art-museum.jp/

リビング福岡2018年12月1日号掲載 ※情報は掲載時点のものです