まち ふむふむ福岡 アートメモ

サクラサク

福岡市美術館の学芸員ならではの目線で綴る、福岡とアートに関するミニ知識
冨田溪仙《御室の桜》 部分

2年半の休館を経て、3月21日(祝)に福岡市美術館はリニューアルオープンします。おりしも、花見の季節。実は当館は「桜の名所」なのです。 しかも外でなく館内で花見ができるのが、ミソ。

野々村仁清の「色絵吉野山図茶壷」(重要文化財)で、桜で彩られた吉野山の景色を楽しめますし、冨田溪仙(けいせん)の代表作「御室の桜」は、桜の園に迷い込んだかのよう。リニューアルオープン記念展(5月26日まで)で、ぜひ“お花見”を。

イギリスのアーティスト、インカ・ショニバレCBEが本展のために制作した、桜をテーマにした大作も展示。こちらも必見です。

岩永悦子さん(福岡市美術館学芸課長)
現代の専門はアジア・日本の染織です。そこを基点にヨーロッパやアフリカにも視野を広げています。

福岡市美術館HP
http://www.fukuoka-art-museum.jp/

リビング福岡2019年3月16日号掲載 ※情報は掲載時点のものです