くらし 福岡女子、北欧で双子を育てる

老いも若きも? スウェーデン人の飽くなき〝キャンディ愛〟

イースターのお祝いも終わって普通の毎日に戻った最近ですが、イースターの記事でもチラリと書いたスウェーデンのお菓子文化についてご紹介しようと思います。

イースターの週末だけで6000トンものgodis(ゴーディス。スウェーデンのグミとキャンディの間のようなお菓子)が消費されたと書きましたが、じゃあ年間あたりの消費量はどれくらいなんだろう?と調べてみたところ、大人は年間一人当たり14キロくらい消費しているそう。うちの子供の体重よりやや軽いくらい(笑)夫のゴーディス消費ペースをみると、なるほどなと思わせる量です。

お菓子のキング、量り売りゴーディス


スウェーデンに来たばかりの頃は、お菓子売り場にある量り売りのゴーディスが物珍しくて何回か写真を撮りました。更に物珍しかったのが、女性より男性のお客さんの方が多かったこと! 男女平等のスウェーデンですが、味覚の好みは違いがあるのかな。
よりどりみどり!

こんな感じの売り場で、備え付けのスコップでゴーディスをすくって紙袋の中にどんどん入れていきます。レジで重さを量ってお会計。HG(ヘクトグラム。=100g)いくら、という値段設定です。他にもナッツやらおかきっぽいお菓子やらの量り売りもありますが、そちらは値段が高め。

ゴーディスは一度食べてみたところ、硬いグミという感じ封を開けたばかりのやつは柔らかいですが、何せ量り売りの売り場にずっと待機してるので、どんどん硬くなっていきます。柔らかいゴーディスに当たった時の夫のリアクションはなかなか嬉しそうなものでした。

バリエーション豊かなゴーディス

 
これは日本でも見たことがあるような?
 
歯~!?

ゴーディスには色々と種類があり、私にはわからない味の違いもあるようです。歯茎と歯の形のものや、ドクロの形のものなどユニークなのもあって外国っぽい!
売り場でもなかなかの存在感

黒いのは世界一まずいと有名な、フィンランドのサルミアッキというお菓子。欧州ではわりと食べられている、甘草をもとにした「ラクリス(国によってはラクリッツ、リコリス)」に塩化アンモニウムで味付けをしたのがサルミアッキだそうです。アンモニウムと聞いただけでビビってしまいますが、子供の頃から食べ慣れてると美味しいんでしょうね。

ちなみにラクリスですが、結婚前に福岡に二人で住んでいた頃、夫の友達に勧められて食べて仰天した思い出があります…。食べ物なので吐き出しはしませんでしたがあまり噛まずに飲み込みました。

スウェーデン在住5年目くらいに「私もそろそろ味覚がスウェーデン人になってきて、ラクリスを美味しいと感じるのでは?と思って食べてみましたが、結果は惨敗スウェーデン在住もうすぐ50年の先輩はラクリス味のアイスクリームを喜んで食べていたので、私もまだまだですね。

日常に溶け込むゴーディス


日本では映画館で食べるものといえばポップコーンですが、スウェーデンの映画館にはポップコーンの他にも量り売りのゴーディスが売っています。食べるときに音がしないから映画向きですよね。

そしてスウェーデンで面白い習慣が、「Lördagsgodis(ローダーグスゴーディス)」という、子供に土曜日だけ甘いものを解禁するもの。毎日少しずつ甘いものを摂取するよりも週に一度たくさん食べる方が体にも歯にもいい、ということで50年代から60年代にかけて始まった運動だそう。

近年では子供もお小遣いをもらっていて自分でおやつを買えたり、親と子の関係が昔ほど上下ではないことからこの「土曜日のお菓子」の習慣を続けている家庭は減っているそうですが、週に一回だけ食べられるとなればますますゴーディスが美味しく感じられるでしょうね!

子供の頃は土曜日だけだったお菓子も、大人になったら食べ放題なわけですが、だからゴーディス売り場には大人の姿が多いのかも?
土曜日のお菓子、という名前の商品

私自身はしょっちゅう菓子パンやらケーキやらを食べているので、果たして子供に将来「土曜日だけよ!」なんてどんな顔をして言っていいかわかりませんが、おそらく私たちの子供なのでものすごく甘いもの好きになることでしょう。ちょっと心配だな…。

名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)

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