スウェーデンのどんど焼き? Valborgのたき火

春が来たとぬか喜びさせて、また冬に戻る作戦かと思われたストックホルムですが、現在もあたたかい日が続いています。特に今週は毎日晴天で、半袖で出かけられるほど!しかし去年の5月は雪が降ったので、今年もまだ油断せずに過ごそうと思います(笑)
晴れ+花で気分もあがります

春を彩る炎、ヴァルボリのお祝い


さて、去る4月30日はValborg(ヴァルボリ)のお祝いでした。私もまだなんのお祝いかよくわかっていない日ですが、ドイツからはるか昔伝わってきた春のお祭りがキリスト教伝来と共に姿を変え、今はドイツで「ワルプルギスの夜」と呼ばれる聖女ワルプルギスのお祭りになったとか。5月1日に列聖(聖人に認定)されたワルプルギスですが、その前夜もしくは当日を祝うそうです。

とにかくスウェーデンではたき火をして歌を歌う日と私は認識しています(笑)スウェーデンでも特に学生の街として知られるウプサラやルンドではとても盛大にお祝いするそう。

日本で「たき火の日」と言えば「どんど焼き」、私が幼少時を過ごした熊本では「どんどや」ですが、あれは1月なのでちょっと違うかな。どんど焼きは無病息災を祈ったりしますが、ヴァルボリのたき火も「魔を払う」ということで火をたくらしいので、似ているといえば似ていますね!

ひとり近所のたき火へ


このヴァルボリのお祝い、なにしろ夜のお祭りなのでスタートが遅い!!伝統行事といえば、のスカンセン野外博物館ですがヴァルボリのお祝いは火がともされるのが21時ということで、子連れだと行くのは無理そうだとあきらめ、近くの野原でやっているイベントへ行ってきました。一人で。

うちは子供が19時半就寝なので夜に家族で出かけるのは難しいんですよね…。夫も行きたいようだったらベビーカーで子供を寝かせて何とか行ってみようかと思いましたが、「まったく興味がない」と言われたので安心して一人で出かけました(笑)

近所のイベントは20時半に点火とのことだったのですが、この時期のスウェーデン、20時半なんてまだ明るい!ちょっと日が落ちてきた状態での開始でした。

ぞろぞろ
この日はうす曇りでちょっと寒かったですが、そのせいか予定より少し早く行進がはじまりました。たいまつを購入した人たちが火をつけてもらってぞろぞろと歩いてきます。

ここが入り口周りが住宅地なためか、この野原に組まれた木の枝はあまり大掛かりな感じではありません。思ったより赤ちゃん連れの家族が多かったです。スウェーデンらしく犬連れの家族もたくさん。

あれっ

とにかく風が強かったこの日。火が付いたはいいもののこんな感じで煙がうわーっと立ち上がって風下の観客を包んでいました。私は一人で「うわ~怖~」とビビっていたのですが、意外とみなさん冷静でした。でもフリースの服なんか着てたら炎上しそうですね。

ひと安心
やっと火が普通の感じに。後ろのステージではバンド演奏がこれから行われる、とプログラムには書いてありましたが寒いので火を見ただけで退散しました。

春から夏へ


春になってからやたらイベントが目白押しのストックホルム。灰色だった空が澄んだ青になるのもテンション上がりますが、今まで水墨画のようだった景色に緑が戻ってきて暖かい一日になるだけで花が一斉に咲く様子は感動もの。その喜びはきっと中世から変わらないんでしょうね。ヴァルボリの祝い方はきっと600年前にドイツから伝来してきた時とは違うでしょうが、人々のテンションは同じはず。


ちなみにこの野原ですが、5月に上旬の今日通りがかったところ、あまりの天気の良さに水着or裸で肌を焼いている人が結構いました。うかうかしているとすぐに秋から冬になるスウェーデンですから、晴れたらとにかく日光をエンジョイしないと!という人々の情熱を感じます。
今年はぜひ、よく晴れた暑い夏になってほしいものです!

ポスクの百合という名前なのに今頃咲いている花たち
名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
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