くらし 福岡女子、北欧で双子を育てる

夏のポーランドの思い出

今年は暖冬かな~なんて言っていたら、やってきましたピリッとした寒さ。相変わらず保育園にお迎えに行った後は公園で遊んでいるのですが、16時ですでに真っ暗なので先日買ったLEDランプが大活躍しています。寒いからさすがに子供も早く帰りたがるかな?と思ったものの、-4度くらいじゃあまり影響がないようでした…。

暗い中写真を撮るのは至難の業です
さて、そんな寒さに襲われているストックホルムですが、今年の夏は異常に暑かったのを皆さま覚えていらっしゃるでしょうか。そんな酷暑になる少し前、子供が2歳になって航空料金が上がる前に家族旅行を!ということでポーランドへ行ってきました。
 

スウェーデンからポーランドへ


そもそものきっかけは、義母も誘って3世代で6月(子供の誕生日が6月なのです)に旅行を~と言って色々調べていたのです。でも、子供がまだ子供料金で済むというのにそれでも高い! 最初は子連れに人気のフィンランドへのクルーズにしようかと思っていたのですがあまりの値段に断念。その金額出すなら、いっそパリかロンドンでも?と思って調べたところ、ホテルはそれなりの金額であったのですがやはり航空券の値段がネックになって断念しました。

でも夏なのに国内旅行なんてイヤ!という執念で、「行先:どこでも」の条件で航空券を検索したところ、ポーランドのグダンスク(グダニスク/Gdańsk)という街への飛行機が安い!!ということで即決。義母もポーランドは行ったことがないというので、成り行きとはいえなかなかのグッドチョイス!しかもストックホルムからグダンスクは飛行機で1時間ということで子連れにはありがたいな~。

残念ながら出発空港が、スカヴスタという「それ本当にストックホルム?」という場所にある空港。福岡で中央区のマンションが何かと「天神」と名前についているのを彷彿させます。ストックホルム中央駅からスカヴスタまで空港バスで80分もかかるという難点はありましたが何とか到着。フライトから逆算してかなり早起きしたため、義母に抱っこされたまま車内で息子は熟睡していました。

1時間のフライトもあっさりクリアしてグダンスク! まずは空港から街中まで行くのですが、さすが外国、駅名が読めません!! チケットを買うのも恐る恐るでしたが、なんとか電車に飛び乗って「○駅目で降りる!」と呪文のように唱えながら街まで行きました。電車は広くてとても快適で、ベビーカーで移動している私たちにはとてもありがたかったです。車内アナウンスのポーランド語は笑っちゃうくらいわかりませんでした、「この駅名を読んでいる」とあらかじめ知っていても「え?」ってなるくらいの発音のわからなさ。

シュッとした感じの電車スウェーデン語でプラットフォームは「perrong」なのですがポーランド語も近い! 余談ですが街で買い物したときに、「無料」という意味の単語がポーランド語もスウェーデン語と同じ「gratis(グラーティス)」だと気づいて興奮しました。さすがヨーロッパ!!
 

ホテル…遠いです…


子連れ旅行あるあるだと思うのですが、子供2人と大人3人だとなかなか部屋を見つけられずに困りました。日本だと3世代で旅行することって結構あると思うのですが、それが同じ部屋にみんな一緒に泊まるとなると一気に選択肢が狭まります。今回も、値段と広さと部屋の設備で満足できるホテルを選んだ結果、最寄駅から20分くらい歩くところになりました…。その20分のルートには旧市街が含まれているので、それほど退屈な道のりではなかったのがせめてもの救いです。

ホテルはそれだけ不便なとこながら割といいお値段だけあって、部屋の設備は完璧でした。アパートメントホテル形式なのですが、分譲マンションの一部をホテルとして貸し出しているようで、同じ建物の中に本当に住んでいる人と旅行者が入り混じっている不思議な空間。チェックイン業務は隣接しているホテルが請け負っているそうで、朝食会場もホテルのレストランでした。

子供はバルコニーに夢中
もともとマンションだけあって、キッチンもばっちり備わっています。リビング+2ベッドルームだったのが義母はすごく嬉しかったみたい。お互い、寝る部屋まで同じだと気を使いますもんね。義母の部屋にはミニキッチンもシャワーもついていて至れり尽くせりでした。

オーブンも冷蔵庫もあるので、夜には子供が寝た後に近所のコンビニでおつまみを買ってきて酒盛りをしました。お店の人に適当に選んでもらったワインが大当たりで、お土産に買って帰らなかったのが悔やまれます…。義母のモトカレの話なんかしてなかなかに盛り上がった初日の夜でした。
 

子連れで観光は無理です


さて、グダンスク観光! ガイドブックによると、ハンザ同盟に加盟していたポーランド最大の港湾都市だそうで。ハンザ同盟…世界史で聞いたことがある…ような?

「聖マリア教会」という教会が素敵だということでしたが、2人の怪獣のような子供を連れて教会は無謀だろう、ということで主に旧市街をぶらぶらしたり、お買い物したりがメインの旅行となりました。最初から観光を諦めると心安らかに動くことができるので大正解! 1日だけ夜ご飯をシーフードレストランで食べたい! と思って予約して行きましたが、なんだかイマイチだったのでそれは残念でした。

グダンスクの面白いところは、ホテルがあるあたりの新興住宅地から工事現場のような何もないエリアを抜けて、いきなり廃墟まじりの旧市街に出るところ!

ホテルと瓦礫このころちょうどベビーカー拒否(乗らずに歩きたがる)が始まった双子ですが、よく歩いてくれました。

もはやアート
こんなトンネルも頑張って歩き、旧市街へ。

運河が走る旧市街
この旧市街は第二次世界大戦で破壊された後、市民によって復元されたそう。現代的な建物の合間に、まだ修復されていない古い建物がニョキっと現れるのがとても素敵でした。たくさんの観光客でにぎわっているせいか、とても若々しい活気があるように感じました。私たちは時間がなくて行きませんでしたが、市内にはビーチもあるそう。

「本日のスープ:ウォッカ」

こんな面白い看板もあったり、ノルウェー語でメニューが出ているレストランがあったりで酒飲みの北欧の人も惹きつける街なのかも?
 

何はともあれ「ギンガ!」


子供が大好きなブランコ(スウェーデン語でgunga/グンガ、娘語でギンガ)ですが、グダンスクでも無事公園を発見してブランコに乗ることができました(笑)

変顔ブームでした
おしゃれトランポリン
このタイプのトランポリンもあって子供は大はしゃぎ。うちの近所の公園にもあるのですが、このほうが耐久性があるのかしら?息子はまだジャンプができなくてガンナムスタイルみたいな足踏みをしながら楽しんでいました。

そして極め付けが、5月にオープンしたばかりのショッピングモール! 旅行が6月だったのでその新しさがお分かりいただけるかと。それほど人で混み合っていることもなく、キッズスペースも豊富で2泊3日の滞在中3回くらい行きました(笑)

モデルデビューならず

ストックホルムだったら、屋内にある子供の遊び場なんてぎゅうぎゅうに混んでて殺伐としていますが、ここはほぼ貸し切りでした!

子供を遊ばせていたら、プロのカメラマンという女性がやってきて「施設の出資者向けにプレイルームが子供に喜ばれているという宣伝写真を撮りたい」というので、「ああやはりうちの子の可愛さは隠しきれなかったか…モデルデビューがポーランドなんてワールドワイド」と私も夫もテンションだだ上がりだったのですが、よく聞いてみたところキッズモデルがプレイルームで遊んでいる様子の写真を撮りたいけどお子さんの顔が入り込んでも大丈夫でしょうかという確認でした…。ほらね、今はGDPRとかって個人情報にうるさいですからね…。キッズモデルの子のカメラ目線より、真剣に遊んでいるうちの子らの写真の方が訴求力あると思いますけどね!
 

みんな満足=いい旅行


こんなハイライトのない旅行でしたが、子連れ&お年寄り連れの家族旅行としてはこんなもんですよね(笑)
それなりにおいしいものも食べ、買い物もできて良かったです。1歳になる前に行ったアムステルダムが大人の満足度は高かったですが、子供が歩き始めた今となってはあのような大都市だと交通量が多くて怖いので、グダンスクのように旧市街=歩行者天国のある街へ旅行できて良かったです。なんにも知らずに予約した旅行ですが、大人も子供もそれぞれ楽しんでいい旅行になりました。
 
名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
★インスタグラムは「courage1222」★