12月のストックホルムはクリスマスムードでいっぱい!

福岡から北欧のスウェーデン・ストックホルムへ移住。双子の子育て奮闘中の福岡女子・有希さんが、海外育児のあれこれや日々の出来事をつづるコラム「福岡女子、北欧で双子を育てる」

12月に入ったというのに、今のところ気温はプラスとマイナスを行ったり来たりのストックホルム。プラスの日には子供と外遊びをしていても、お尻がもげそうなほど凍えなくてすむので助かります。

先日の12月2日(日)はファーストアドベントという、クリスマスの週を4週目として逆算し1週目にあたる日曜日だったのですが、この日が公式に「クリスマスの飾りつけをしていいよ~」という日。商業施設なんかは日本と同じで毎年飾りつけを始める日が早まっていますが、一般ご家庭ではこの日まで飾りつけをがまんしていたところも多いのでは。うちも張り切って飾りを出しましたが、なぜか一番肝心なクリスマスツリーが引っ越しで行方不明になっていました(笑)
 

王宮のクリスマスマーケット


さて、秋冬のスウェーデンは天気もしょぼくれてるし大したイベントもないのですが、12月はあちらこちらでクリスマスマーケットが開かれています。一時期のヨーロッパのテロの影響で大きいマーケットは中止になり、今では小規模なものが市内各地で開かれている感じ。近年ではマーケットも色々趣向を凝らしていて、ヴィーガン(厳格な菜食主義者)向けのマーケット、女性クラフトアーティストの商品を売るマーケットなど様々。ですが、うちは何しろ少しもじっとしていない年頃の子供2人を抱えていますので、自宅からも近いDrottningholm(ドロットニングホルム)で行われたマーケットへ行ってきました。

このドロットニングホルム、ストックホルムに観光に来たことがある方はご存知かもしれません。現国王カール16世グスタフとシルヴィア妃が住んでいる宮殿です。この日は残念ながら両陛下は不在だったようですが、庭園のすぐ側で開催されているクリスマスマーケットはたくさんの人でにぎわっていました。私の友人が昔このマーケットに家族で来た時に、通りがかった車が歩行者にプッとクラクションを鳴らしたのでちらっと見たところ、国王夫妻だったということがあったので私もかなり期待していたのですが、残念ながら見ることはかなわず。

 

ストックホルムのマーケットは小さい?


ドイツのクリスマスマーケットによく行く人に「スウェーデンのマーケットは小さい!」と聞いていましたが、ここドロットニングホルムのクリスマスマーケットもこじんまりとしていました。小学校のバザーより規模が小さいくらい。きっと博多駅や天神のマーケットのほうがすごいでしょうが、この慎ましい感じがちょっとスウェーデンぽいなあと思いました。

売っているのはクリスマスの食卓に上るような加工肉(サラミやソーセージ)、チーズ、クリスマスの少し前にある聖女ルシアのお祭りに食べるサフランのパン、手作りのウール製品などなど。

頭が丸ごと…小学校の国語の教科書に載っていた「いのちということ」という小説を思い出しました…。

作者自らお店番
クリスマスプレゼントとしても人気っぽいこういうウール製品はどこのマーケットでも見かけます。

青々としている
とてもかわいらしいクリスマスリースは生木なので、12月に入ってから買う人が多いイメージです。わたしは以前早く買いすぎて、クリスマス前に枯らしてしまいました…。

試食をどうぞ結局このチーズ屋さんでブルーチーズを買って退散しました。チーズとジャムの組み合わせが鉄板で、この時期になるとジンジャークッキーの横にイチジクのジャムやブルーチーズを売っているのをよく見かけます。ブルーチーズが苦手だった私ですが、最近白カビチーズをよく食べるのでだいぶ克服してきました。そしてこんな伝統的なムードのクリスマスマーケットでも欠かせないのが例のアレ。


星の下に電話番号が隠れています
Swish(スウィッシュ)。何度かご紹介しているこのスウェーデンの送金システム。携帯電話の番号宛に送金ができるのでこういう個人出店が多いマーケットでは大活躍。ストックホルムでは今、現金が使えないお店が増えているので、普段からクレジットカードやデビットカードで決済することになれている現地の人はもはや現金を持ち歩いていません。私も現金を持ってきていなかったので、スウィッシュが使えるお店で助かりました。

最後に庭園を散歩して記念撮影して退散。

ぽつん

結論:子連れでマーケットは無理


今回は比較的早い時間に行ったおかげか、「ちょっと混んでるなぁ」程度の人ごみでしたが、臨時バスも出ていたので午後からはかなり人が増えたのかも。双子ベビーカーで行って大丈夫かしら…と思いましたが、現地についていみるとさすがスウェーデン、ベビーカーだらけでお店とお店の間の通路も大きめに取ってあったので問題ありませんでした。

問題だったのはむしろうちの子たち(というか娘)で、ベビーカーから出してくれと大騒ぎして最近お気に入りの父・肩車をしてもらってマーケットを周っていました。
幸いマーケットのすぐ横が庭園なので歩かせる場所には困りませんでしたが、何しろ王様の庭園なので入ってはいけないところなんかがあったりして親はハラハラ。
催眠術なんか習ってみようかな…と毎回お出かけするたびに思う母なのでした。


 
名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
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