あれから一年!今年も「聖女ルシア」の日がやってきました!

福岡から北欧のスウェーデン・ストックホルムへ移住。双子の子育て奮闘中の福岡女子・有希さんが、海外育児のあれこれや日々の出来事をつづるコラム「福岡女子、北欧で双子を育てる」

雪が降ったり溶けたりと、それほど寒さも厳しくない今年のストックホルム。初心者向けの冬といえるかもしれません(笑)。ちなみに、これを書いている本日は、朝起きると一面の雪景色でした。
もこもこ
ふわふわの雪にテンションが上がる福岡女子の私ですが、スウェーデン生まれスウェーデン育ちの夫も久々のまとまった雪がうれしかったらしく、今日は子供にソリ遊びをさせるために早く帰ってきたほど。

先月早々と購入した子供用ソリのpulka(プルカ)ですが、今日までソリ遊びができるほど雪が積もることがなかったので満を持しての登場です。
ベビーカーが動かないよ
想像とは違い、意外と引くのが難しいソリ…。今年3月の記事にもよそのお母さんがソリを引いている様子をご紹介しましたが、これ私が1人で双子をソリに乗せるとなるとオリンピック選手並みの筋力が求められるのでは…?
お大尽さま

小さい子供でも怖くないような緩やかな斜面がうちのアパートの裏にあるので、そこまで連れて行ってソリで遊んだのですがかなり腕が鍛えられました(笑)。もう少し大きな子は自分でソリを抱えて斜面を登りますが、うちの子はまだまだソリに乗りっぱなしなので親がソリを引っ張って斜面の上まで登って、ソリを引っ張りながら斜面を駆け下りるという運動の繰り返し。

かなりいいトレーニングになるので、通りの向かいにあるジムで運動している人に声をかけてみるのはどうだろう…? 子供が喜んでいたのが幸いですが、喜んでいたのでまた明日にでもソリを曳かされそうなのが恐怖です。

12月13日はLuciadag(ルシアダーグ)


去年、保育園に通い始めてから初めてのイベントをたくさん経験してきた双子たち。このルシアのお祭りもそうでした。ルシア祭というのが何なのかは去年の記事に詳しいですが、キリスト教の聖女ルシアの信仰が北欧の、光に対する憧憬と合わさって独特の進化を遂げた感じのお祝い、とでも言いましょうか。

小さい子供を持つうちのような家族には、「子供が可愛い衣装を着て、歌を歌って行進する日」です(笑)そして私のようなくいしんぼうには「サフランを使ったパンlussekatt(ルッセカット)」の由来になった日。

子供たちが通う保育園では、今年は12月13日当日ではなく、11日にルシアのお祝いが行われました。14:30開始で、席は早い者勝ちだというので開始時刻5分前に到着した我々。夫もこの日は「今日はルシアなので」と上司に言って早退してきていました。ちなみに実際に会が始まったのは14:50くらい。やっぱりね~。
この日に向けて子供たちが部屋を飾りつけ


なんと、今年からGDPR(EU一般データ保護規則)のせいか何なのか、イベント中の写真・ビデオ撮影が一切禁止に!!!いつもはそうは言っても何だかんだでうやむやになるのですが、今回はいつもは園にいない園長が参列しており、わざわざ会の始まる前にも撮影禁止の旨を再度確認したため、さすがに保護者一同スマートフォンをそっと片づけるしかありません(笑)

うちの園は外国人しかいないので、みんな故郷のおじいちゃんおばあちゃんに孫の雄姿を見せたいと思うんですけどね~。子供の出し物が終わった後に自分の子供だけを撮影するのは自由だったので、それで満足せざるを得ませんでした。

今は日本でもイベントの撮影禁止のところが多いと聞きましたが、それならスウェーデンも日本みたいにプロのカメラマンを入れて映像を販売してほしいな~!なんと、小学校にあがってからは宗教行事が極端に減るらしいので、可愛い姿が見れるのもあと数年です。目に焼き付けておかないと。

一年の成長


去年は先生に手を引かれて半ば引きずられるようにぐねぐね歩いてきた息子。今年は泣かずにやり遂げたばかりか、ちゃんと歌も歌って振り付けも一部できていました!!思わず熱くなる目頭…。

園児の中でルシアの衣装を用意していたのがうちともう一軒だけだったせいか、先頭を歩かせてもらった娘。せっかくのベストポジションだったのですが、部屋に行進して入ってきたらたくさんの大人がいたせいか完全に固まって、最後は私のところに泣きながらやってきました。まだまだ赤ちゃんみたいですね~。これもきっと来年懐かしく思うだろうな。
 
今年はよく頑張りました!

出し物のあとは、保護者・児童・先生みんなでフィーカ(お茶の時間)。子供たちが焼くのを手伝ったというジンジャーブレッドやサフランのパンが並んでいました。歓談の間に、子供たちが一番懐いているロシア人の先生が最近娘と息子がどんな遊びにハマっているか園内のプレイエリアを案内してくれました。
ここにね、厩舎があるんですよ

西欧・北欧ではクリスマス時期にスパイスを入れたホットワインを飲む習慣がありますが、スウェーデン語でglögg(グロッグ)というこの飲み物も用意されていました。さすがにアルコールフリーのやつですが、何しろ砂糖がたくさん入っているので子供には飲ませられない! この飲み物にはアーモンドやレーズンを入れるので、そのレーズンをちょっともらって子供には我慢してもらいました(笑)娘もパンやレーズンを食べてすっかり機嫌が直ってよかった。
疲労困憊の娘
本当のルシア役は八つ墓村みたいに頭にキャンドルの輪をかぶるのですが、うちはそんなのは用意していなかったので先生の判断で息子用に用意したサンタコスチュームの帽子をかぶせられていた娘。

このあと、近くのショッピングモールで夕飯の買い物をしましたが、一気にご機嫌ななめになった娘は叫ぶ叫ぶ!ギャン泣きの声がデカすぎて、道行く人がみんな振り返っていました、恥ずかしい…。さすが皆さん心が広く「サンタさんはお疲れだね~」なんてあやしてくれるおじさんもいました。毎日この帽子をかぶせておこうかな?

家にたどりつくまでは大変な道のりでしたが、なかなかに思い出深いルシアの日となりました。来年は2人とも泣かずにお願いします!なにとぞ!
名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
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