ストックホルムの野外博物館へ再訪。そして日本のスイーツはやっぱり美味い。

福岡から北欧のスウェーデン・ストックホルムへ移住。双子の子育て奮闘中の福岡女子・有希さんが、海外育児のあれこれや日々の出来事をつづるコラム「福岡女子、北欧で双子を育てる」
相変わらず冬と春を行ったり来たりのストックホルム。こちらに住んでいると、ちょっと暖かくなってきても「このまま素直に春がくるわけない」と身構えているので、冬がぶり返してきても「ですよね」と冷静でいられます(笑)

さて、先日スカンセン野外博物館へ家族でいってきました。一昨年クリスマスマーケット目当てで行ったことがあるのですが(参考記事)、夫も含めた家族で行くのは去年の末以来。子供を連れて週末にお出かけするネタに尽き、「ほかの子供向け博物館に比べるとスカンセンって意外に安い」という、テレビショッピングで高い値段を見た後についついお安めの物がお得に見えて買ってしまう現象で訪れた博物館。

去年末に行ったときは、長いリフォーム期間を終えた園内水族館が無料開放されており、子供たちが思ったより真剣に見ていたのが印象的でした。親はなかなか気づかないけど、子供ってちょっとずつ成長しているもんですね。

狙いは無料開放デー


前回水族館が無料だったのは単なるラッキーですが、今回は無料開放デーを狙っていきました! スウェーデンにあるCOOP(コープ)という生協系のスーパーの会員になると、年に数回スカンセン野外博物館のCOOP会員無料開放デーがある!というお得情報を聞いて以来、楽しみに待っていた日がとうとうやってきたのです(笑)

カード一枚に対して大人二人子供三人が無料になるというこの企画。日曜日なこともあり、さぞかし混雑するだろうなぁと思ったのですが、当日は朝から冬がぶり返してみぞれのような雪が降っていました。うわ~この天気で野外博物館か…と思ったのですが、家にいても大人しくしている訳でもない双子ですので、外に連れて行った方がよっぽど機嫌よく時間が過ぎていくと諦めて家族で出かけてきました。
寒々とした空


「本当に、スーパーの会員カードを見せるだけでタダで入場できるのか…?」とびくびくしながら行きましたがちゃんと入れました!道順的に水族館が最初にあるので、今回も水族館へ行ってみることに。水族館と言いつつも小動物や昆虫もいて館内が熱帯の気温に保たれているのも決め手(笑)

ここはスカンセンの入場料とは別にまた入場料を取られるのですが、この日はコープ会員カードを見せれば子供は無料でした。うちの子はまだ2歳代なので何にしろ無料です。
 

スカンセンの水族館


大人120クローナ(1500円弱)となかなか強気の値段を取る水族館ですが、中にはお猿もミーアキャットもマングースもいるのでなかなか楽しめます。
見つめあうこと15分

息子は最初に来たときはエイに興味しんしんで、15分ほど見つめあっていました。小さな水族館なので「早く次行くよ!」とか急かさないでいいのがうれしい。子供とのお出かけは忍耐ですね。2回目来訪の今回は、お魚を見るよりも館内の階段を上ったり下りたりするのが楽しいようでした。足がムキムキになるかな。
カメレオンは人気

娘はミカンを食べながらカメレオンの前から動かないという、お茶の間のような楽しみ方をしていました。カメレオンは鮮やかな色で動きが面白いので大人にも人気。お父さんらしき男性が、ものすごく高そうなカメラでカメレオンやら蛇やら撮影している、恐らくお子さんよりお父さんが楽しんでいる状況にも遭遇しました(笑)

ジャングルを模したエリアもあるのですが、そこは前回も今回も「こやーい(怖い)」と言って子供たちは近づかず。薄暗いので、まだうちの子らには怖いみたい。出口近くの虫(イニシャルGのあいつの親戚など)コーナーも「Äcklig!(気持ち悪い)」と言って、娘は見ようとしませんでした。こういう感覚が身についてきたことに驚き。
館内一番の人気者

館内で一番人が立ち止まっており、うちの子もなかなか離れようとしたがらなかったのがこのマングースのコーナー。マングースの群れがいて、巣穴の断面を横からみることができたり、砂場でくつろいでいるマングースの親子を見ることができます。最初はネズミかと思ったのですが、マングースの一種と書いてありました。

さてお昼ご飯


家族で出かけるといつも悩むのがお昼ご飯。まだまだ好き嫌いが多い子供、何か食べるものがあるようにとこの日もおにぎりと果物を持参し、スカンセンではソーセージを焼きました。

そう、ホットドッグが国民食と言ってもいいほど身近なスウェーデン。スカンセンでは持参したホットドッグを焼けるようにバーベキュー場があります。もちろん挟むためのパンとソーセージを園内でも販売していますが、今回私たちは「家族連れが魔法瓶にお湯と茹でたソーセージを入れて持参していた」という友人の目撃証言を元に、同じように魔法瓶にソーセージを入れて持っていきました。こうすれば焼けるのが待ちきれない子供にはボイル済のソーセージを与えつつ、残りはグリルすることができる!!というわけ。
前回は指をくわえてみているだけでした
こんな風な光景を横目に前回は子供は持参したおにぎり、大人はコーヒーを飲んでお腹をごまかしましたが今回は準備ばっちり。
絵面が地味

ソーセージをひっくり返すためのトングまで持ってくるという用意周到っぷりだったのですが、結局子供はおにぎりを食べて満足していました…。

雪の中ソーセージを焼きながら、「子育てって何て過酷なんだろう…」と思っていたのですが、子供にとってもなかなか過酷だったみたいでお昼ご飯の後なんと二人ともベビーカーで寝てしまいました! 週末にお昼寝を拒否するようになって久しいので、これはうれしい驚き!前回もスカンセンの後は子供が昼寝をしたので、知的興味を刺激されて脳が疲れたのかも。
 

チャンスを逃がすな!


せっかく子供が寝てくれたので、この機を逃すまいとスカンセンのあるユールゴーデン島からフェリーに乗って向かいにあるフェップスホルメン島へ。
あまりの天気に写真を撮らざるをえない

雨なのか雪なのかわかりませんが、冷たさが染みる…思わず津軽海峡冬景色が頭の中に流れるほど。そうまでしていってきたフェップスホルメンですが、この島にある東アジア博物館でこの週末、日本のスイーツを売るイベントが行われていたのです。
きらびやか

主催はヴェントゥラ愛さんという日本人パティシエの方。Bon Aibonというお菓子屋さんを経営されており、こうやってストックホルムで時々「ポップアップ」という形で単発のお菓子販売イベントをしていらっしゃいます。いつも大人気で何百人もお客さんが来たりするので、子連れで行くのはハードルが高かったのですが、今回は4日間連続イベントということで客足もうまいこと分散しており、私たちも行くことができました。実はその二日前にもケーキを買いに来た私。普段あまり興味のない抹茶ロールが予想を上回る美味しさだったので、この日追加購入しました!
懐かしの抹茶味

スウェーデンにもケーキはありますが、日本のケーキほどスポンジがしっとり柔らかではなく、どっしりと重いことがほとんど。また、ショートケーキのように生クリームとフルーツを組み合わせたケーキも、あるにはあるのですがやっぱり味が違うということで、久々に食べた日本風の洋菓子はとても美味しかったです。この東アジア博物館には、日本・中国・韓国の工芸品がたくさん展示されており、このケーキも日本の文化を広める手立てになっていると思います。

ケーキだけじゃないよ


ケーキで日本を堪能した私たちですが、実はスカンセンにも遠い故郷を思わせる展示がありました。

それはこちら。
分厚い
水族館の水槽に使われているガラス。「大水槽はこれだけの厚さ。重さは780kgで日本から購入しました」と書いてあります。故郷よ~!!

今回、せっかく野外博物館に行ったのに水族館だけ見てソーセージを焼いただけで終わってしまいましたが、実はスウェーデン国内に生息する動物も展示されている園内。
遠い
今は冬季なので、熊が冬眠しており展示されていないというすごくリアルな博物館です。次に暖かい季節に訪れるころには子供ももっと動物に興味がわいていることでしょう。
 
名前:有希(ゆうき)
2011年に福岡からスウェーデン・ストックホルムへ移住した福岡女子(アラフォー)。
2016年に女の子と男の子の双子を出産しました。北欧でオロオロ育児をしている毎日をお届けします!よろしくお願いします(*´ω`)
★インスタグラムは「courage1222」★