まち 前原歩帖、糸島を行く

前原歩帖、糸島を行く/第11話「二見ケ浦夫婦岩の『大注連縄掛祭』をご存知ですか」

連休はどちらへお出かけの予定でしょうか。
筑前前原でお待ちしています、前原歩帖です。
 
さて、4月下旬~5月上旬の大潮の日、糸島で最も有名な景勝地で、年に一度の神事が執り行われます。
櫻井二見ケ浦夫婦岩の『大注連縄掛祭』です。
 
二見ケ浦の夫婦岩は櫻井神社の宇良宮の御神体で、毎年この時期、夫婦岩の大注連縄(おおしめなわ)が掛け替えられます。
 
福岡藩第二代藩主黒田忠之により創建された櫻井神社については、神社ホームページをご覧ください。
【櫻井神社ホームページ】
http://sakuraijinja.com/gyouji.html
 
2018年にその神事を見てきましたのでご紹介したいと思います。
この日は、いつも以上に道路は混雑し、二見ケ浦の駐車場は早々に満車になります。
 
午前中に櫻井神社で綯(な)われた重さ1トンの大注連縄が、白い鳥居の前にとぐろを巻いて安置され、神事に参加する氏子衆が並んでいます。
周りを多数の見物人が取り囲み、その様子を見守ります。
 
神事が始まる直前の夫婦岩
トンビも空から見ています。
大注連縄が架かっていない夫婦岩はこの時期しか見られません。
 
さあ、いよいよ神事が始まります。
氏子衆が大注連縄を担ぎ、干潮の海を渡り始めます。
直線に延びた大注連縄は、海に一本の線を引いたように見えます。
トンビも空から見ていますよ。

氏子衆が夫婦岩に渡ります。
浜から向かって右が男岩、左が女岩。男岩の方が一回り大きいです。
女岩から大注連縄を担ぎ上げます。
 
 
ヨイショヨイショと引っ張り上げられ、じわじわと男岩に渡されていきます。
とうとう大注連縄が掛けられました。
紙垂(しで)が五つ下がったら完了です。
役目を終えた氏子衆が徐々に浜へと戻っていきます。
 
こうして神事は無事に執り行われました。
大注連縄が架かった夫婦岩は、再び一年、櫻井二見ケ浦に訪れる人にその姿を見せることでしょう。

令和元年最初の大注連縄掛祭は、5月4日の午後、執り行われます。
年に一度の機会、糸島にお越しの際は見に行かれてみませんか。
なお、当日は周辺の道路が大変込み合いますので、あらかじめご了承ください。
 
併せて、前原へのお立ち寄りを心よりお待ちしております。