まち・地元 北九州大辞典

甘く、とろける食感が魅力「こやのせ宿場なす」

現在、生産者は5人
「かっぱの里 八幡店」で販売

1989年頃からナスの生産が行われている、長崎街道宿場である八幡西区の木屋瀬地区。同地区で栽培されたナスは、「こやのせ宿場なす」と命名され、地元の人たちの食卓を彩ってきました。

初期は10軒以上の生産者が手がけていましたが、現在は5軒。出荷量は減りましたが、6月中旬から霜が降りる11月頃まで、「かっぱの里 八幡店」(八幡西区馬場山東2の9の7、TEL 093・618・0101)で販売されています。

1つの根から“4本仕立て”で枝を分け、ダニなどの虫の駆除を小まめにしなければならないナス。強風が吹くと皮や葉に傷がつき、花が落ちるため、防風ネットでしっかり対策をしなければなりません。丁寧に手入れされた、美しいナス畑「病気を防ぐため、毎年栽培場所を変えなければならないし(使用した土地は5年以上期間を空ける)、本当に手がかかる。でも、手をかけた分だけおいしいナスになるんです」と生産者の香月英昭さん(72)。丁寧に育てた地元の旬を楽しんでほしいと語ります。
「小まめな手入れが大事」と香月さん。昨年「わっしょい百万夏まつり」での麻婆ナスの試食は大好評でした

煮ても焼いても揚げても◎味わい方もいろいろ

「こやのせ宿場なす」は、濃い紫色で細長い長ナス。皮も果肉もやわらかく、とろける食感が魅力です。甘みが強く、採りたては生でも食べられます。

「全体が均一に濃い紫色で、スラリと伸びた20~25㎝くらいのナスを選ぶとよいでしょう。わが家では、よくみそ煮を食べます。ナスとみそは相性がいいんですよ」と香月さん。漬物、素揚げ、天ぷら、焼きナス、サラダなど、多彩な味わい方で楽しむことができるのもナスの魅力です。 ぜひ、味わってみてください。

「こやのせ宿場なす」に関する問い合わせは、西部営農経済部・八幡営農販売(TEL 093・618・0130)へ。
「こやのせ宿場なす」キャラクター・旅からすなす次郎

リビング北九州2016年7月16日号掲載 ※情報は掲載時点のものです