まち・地元 巻きリョーシカの考古女子日記

巻きリョーシカの考古女子日記③ ~熊本で古墳にまみれる夏休み。の巻 【前編】 ~

こんにちは。考古が大好き、巻きリョーシカです。


この間、「恐竜の発掘現場とかも行ってみたいなあ・・・」とつぶやいていたら、会社の人から「土に埋まっているもの全般が好きなのか?!」と言われました。アリ地獄とかはちょっと苦手ですけど、言われて見れば確かにそうかもしれません。かつて隆盛を誇っていたものが朽ちかけて、あるいは奇跡的に当時に近い姿で地中から現れる、そのロマンと言ったらたまりませんもの!

というわけで。

巻きリョーシカの夏休みは、ロマンを求めて熊本の人吉・山鹿へ古墳旅に行ってまいりました。

人吉駅の奥にそびえる、謎の横穴群

まず最初の目的地は、人吉。



温泉やSL、青井阿蘇神社など見どころたくさんの街ですが、ここにも遺跡があるんです。それが、国指定史跡「大村横穴群」。

ホームの向こうに見える岩肌が大村横穴群

線路の向こう側、パッと見たらただの岩肌に見えますよね。でもよーく見ると人工的な穴がいくつも。



この横穴は、6世紀から7世紀につくられた遺跡。いわゆる「お墓」で、横穴の奥の「玄室」に亡くなった人を横たえたそうです。そしてその外側には動物や武器、武具、丸や三角の幾何学文様が装飾されています。


真ん中あたりに、装飾文様が見える気が・・・。上の図説と見比べるとなんとなく分かりますね


いま(2016年8月現在)は残念ながら、横穴群のそばまで立ち入ることができませんが、少し離れた場所から眺めることはできるので、「どうやってこんな切り立った岩肌に穴を掘り、いろんな模様を描いたのかなあ」と古代の人たちに思いを馳せました。

ちなみに、人吉駅にはSL人吉の転車台があり、今も現役で車両を回転させています。そして実は、この大村横穴群はその転車台を見に行く途中にあるんですよ。

鉄道好きの皆さんにサービスショット

子鉄・ママ鉄の皆さん、もし人吉駅の転車台を見に行く機会があったら、ぜひその横にある不思議な穴にも目を向けてみてくださいね。


さて。前編はここまで。
後編は、装飾古墳宝庫・山鹿です! 

念願のチブサン古墳、オブサン古墳にウキウキする巻きリョーシカ。そして、行き当たりばったりでたどり着いた広大な集落跡と、魅惑の装飾古墳館が登場しますよー。

【後編】へつづく。
 

​リビング福岡編集部・巻きリョーシカ。子どものころからの古代ファンで、好きな古墳は、岩戸山古墳(八女)、新原・奴山古墳群(福津)、大将軍山古墳(対馬)、カッパドキア(トルコ)。