くらし 特集(くらし)

これって英語でどういうの? とっさの一言でおもてなし

街を歩けば自然と外国語が耳に入るほど、海外観光客が増え続ける福岡。でも、日本旅行での不満点を聞くと「英語の通用度」の低さが1位という調査も(※)。2020年度からの小学校英語教育の本格化を前に、英語にチャレンジ! 日常ですぐに使えるフレーズを集めました。親子で覚えてみませんか。
※DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(平成29年、日本政策投資銀行・日本交通公社調べ)

Situation① 街中で外国人が困っていたら…

道を尋ねられてあたふたしたり、分からないフリをしてしまったりしたことはありませんか。これを覚えて、困っている観光客がいたら、自分からアクションを起こしてみて!

トイレの場所を聞かれた時


ちなみに…
アメリカ英語で2階は“second floor”ですが、イギリス英語では“first floor”となるので注意が必要です。男子トイレは“men’s room”。洋式は“western style toilets”、和式は“Japanese style toilet”です。

開店前で困っている人を見かけた時

ちなみに…
「午前/午後」は“am/pm”や“in the morning/in the afternoon”で表現します。「(今から)1時間後に」というニュアンスは“in an hour”。

博多駅へバスでの行き方を聞かれた時 

ちなみに…
バス、電車、タクシーなど乗り物に乗る時は、“take~”を使います。また、「都市高速」は“urban expressway”、「乗り換え」 は“change trains”、  「1番のりば」は“platform1”となります。

Situation② もし、隣人が外国人だったら…

外国籍人口の伸び率も高い福岡。お互いが気持ちよく暮らしていくためにも、コミュニケーションは大事です。

ルールやマナーを伝えたい時

ちなみに…
以下の言葉も併せて覚えてみましょう。 
【燃えないゴミ】 non-burnable rubbish
【リサイクル資源ゴミ】 recycling / reuse
【資源回収ボックス】 recycle stations
【ゴミの分別】 rubbish sorting

お土産などを渡したい時

ちなみに…
“share”は均等に分ける意味を含むので、日本語の“おすそわけ”とニュアンスが少し異なります。“I thought you might like some of them.”(よかったらどうぞ)という表現も使えます。 

Situation③ もし、子どもの恋人が外国人だったら…

もしかすると将来、外国人が家族になる可能性も…? 来客時に使いたい日本ならではのフレーズを英語で言うなら、こんな感じ。

ごはんやお茶を勧めたい時

ちなみに…
“もう少し”と言うときは “Would you like some more?” という表現もよく使います。 
【コーヒーのおかわり】 another cup of coffee
【お茶をどうぞ】 Please have some tea.

今後もより良いおつきあいをしたい時

ちなみに…
日本語の“よろしく”はさまざまな場面で使われる言葉ですが、英語では一言で表す単語はなく、それぞれの状況を表現します。上記の例は、直訳すると「息子(娘)の面倒をみてもらってありがとう」という表現です。

英語監修:中村学園女子中学校・高等学校
 

国際化が加速するFUKUOKA

福岡市経済観光文化局
観光コンベンション部
プロモーション推進課長
姉川雄一さん

福岡市は卸売・サービス・小売業などの第3次産業が9割以上を占める商業都市。街の成長には消費増が不可欠であり、福岡市ではインバウンド誘致に力を入れています。空港も港もあり国外からのアクセスはもちろん、九州のハブ(中核)としての機能もあり、都市型観光の大きな強みとなっています。

プロ野球やサッカー、相撲に、歌舞伎を上演する劇場もあり、スポーツ・芸術の機能が充実しているのも、観光都市としての魅力の1つ。また、大学や企業が多く、留学生や研究者が集まっているのも福岡の特徴です。そこで観光だけでなく、国際会議などのコンベンション誘致にも力を入れています。

今後は福岡から直行便が就航している都市への効率的なPRを強化。現地でのプロモーションだけでなく、海外の旅行会社やマスメディアの福岡への招へいも行い、福岡の魅力を発信していきます。

今後の福岡の国際イベント
■2019年9月20日~11月2日
ラグビーワールドカップ2019日本大会
福岡では予選3試合を開催

■2020年7月~8月
スウェーデン・ノルウェー 選手団事前合宿
オリンピック選手団が福岡へ!

■2021年8月20日~9月5日
第19回世界水泳選手権
日本開催は20年ぶり

グローバル社会で必要な力を育むには?

中村学園女子中学校・高等学校
有江桂子先生(左)平田晃己先生

わが子が社会に出る頃には、世界はもっと近くなる? スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校の先生に聞きました。

グローバル社会で必要なことは、「主体的な学び」「自分と違う他者の意見の受容」「自分の考えを伝えられるコミュニケーション力」「問題発見力、解決のための創造力や計画性」「周りと協働する力」だと、本校では考えています。

英語はあくまでそのための手段です。そしてこれらの力は、たとえ海外に出て行かなくても、より多様な働き方・生き方が求められる将来、必要とされるものです。

そのためにはまず、ニュースや社会問題など何気ないことでよいので、「どう思う?」と子どもの意見を聞いてみるなど、家庭で話をする機会を増やすことが大切。海外では大人も子どもも関係なく、1人の人間として議論するという環境が日常的にあり、そこは日本との大きな違いだと感じます。子どもが自分で考え、その意見を引き出すためには、「何を発言してもいいんだ」と安心できる場づくりも必要です。

◆SGHって?

社会課題に対する関心と深い教養や、コミュニケーション能力、問題解決力などの国際的素養を身に付け、将来国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成するための教育を行う高等学校として、文部科学省から指定を受けた高校。それぞれが目指すべきグローバル人物像を設定し、横断的・総合的な学習、探究的な学習を行う。