くらし 特集(くらし)

電子マネー、仮想通貨にロボアドバイザー・・・? イマドキお金の基礎知識

私たちを取り巻くお金。最近耳慣れない言葉が増えたり、みんなのお金の払い方が多様になってきたと感じませんか。「せめて情報だけでも知っておきたい」という人のための基礎知識を、読者のアンケートと合わせて一挙紹介!
※平成30年5月11日〜16日、福岡在住の20歳以上の女性にインターネット調査。有効サンプル数355

実は現金より管理がしやすい面も

公共交通機関の運賃、スーパーやコンビニの支払いなど、自然と生活に溶け込んでいる電子マネー。事前にお金をチャージする「プリペイド(前払い)型」と、後から利用金額が請求される「ポストペイ(後払い)型」の2種類があり、現在はプリペイド型が多く普及していると言われています。

「見えないお金は使いすぎが不安」という声もありますが、プリペイド型は支払い時に残金が1円単位までハッキリ出るので、現金よりリアルに金額を把握できるメリットも。最近は「おサイフケータイ」に加えて「ApplePay」の登場で、スマートフォンで電子マネーを利用する人も増えています。

 

毎日の節約はもちろん、長期のマネープランが立てやすい

レシート撮影で入力の手間が省けたり、銀行口座やクレジットカード、年金や証券、ポイントまで一元管理できるアプリが登場。毎日の節約はもちろん、長期的なマネープランにも役立ちます。ただし、ネットバンキングやクレジットカードのID入力が必要だったり、普段からITに慣れていないとハードルを感じることも。アプリを選ぶ時は、「評価コメントの内容」「評価の星の数」などを必ずチェックして自分で納得いくものを。
「使っている」という読者に人気のアプリはこの2つ!
マネーフォワード
 無料(アプリ内課金あり)

銀行、ポイントカード、クレジットカードの連携でほとんど手入力することなく、お金の流れを把握できる(matsupi""・38)
Zaim(ザイム)
 無料(アプリ内課金あり)

月々の予算に対して使用額がグラフで出るので、使いすぎを抑制できる。過去履歴でお金の使い方の傾向が分かる(たまちゃん・50)

銀行口座から即引き落としで使い過ぎが心配な人に人気

預金残高の範囲内で、決裁した瞬間に引き落とされるデビットカード。使った金額は通帳に記帳されたりメールで通知されるので、管理しやすいのがメリット。クレジットカードと違って審査はありません。キャッシュカードがそのまま使える「J-Debit」と、VISAやJCBなどの国際ブランドが銀行と提携した「ブランドデビットカード」があり、近年は後者の利用者が増加傾向に。年会費が必要なものもあるので注意を。

「怖い」と壁を作るのではなく情報を知っておくことも大切

不正流出事件などダークな話題が目立つ「仮想通貨」。情報をよく知らない人をターゲットにした、投資詐欺やネズミ講なども発生しています。少しでも怪しいと感じたら消費生活センター等に問い合わせてください。

一方で、大手企業の参入表明も増えています。保有を考えたい人は、まずは取引所アプリをダウンロードしたり大手取引所に口座を開設したりと、アンテナを張るところから始めてみては。怖がるだけでなく、冷静にプラス・マイナス両方の情報を知ることが大切です。


各人に合わせて、資産管理や運用を提案

人工知能(AI)が資産管理・運用のアドバイスを行う「ロボアドバイザー」。スマホやパソコン上でいくつかの質問に答えると、膨大な情報や金融のプロが開発したアルゴリズムによって、その人に合う金融商品(債券や株など)の選定や分散の割合などを自動的に提案してくれるサービスです。

人間が手掛けてきたサービスをAIに任せることで手数料や運用管理費が削減され、資産運用に感情的な先入観が入り込みにくいという特徴も。忙しい人や投資初心者も手軽にできると注目を集め、新規参入する企業や「ロボアドバイザー」のサービスを導入する金融機関が増えています。

地元銀行でも始まっています!
THEO+ 福岡銀行
「株式会社お金のデザイン」が独自開発したロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO(テオ)」を、福岡銀行のユーザー向けにカスタマイズ。福岡銀行公式アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」から利用でき、月1万円から自動積立可能。
https://www.fukuokabank.co.jp/sp/theo/
■監修
CROSS HEART 代表
伊藤志保さん

ファイナンシャルプランナー兼デジタルライフクリエーターとして、IT・金融リテラシー、フィンテック、スマホ・アプリなどの講座を企画・開催し、情報格差による経済格差を少しでも減らすことを目指す。新聞や銀行系Webメディアでもコラム連載中
http://cross-heart.info