くらし 特集(くらし)

ソムリエに聞く「みそ」「しょうゆ」の魅力や意外なアレンジを紹介・プレゼントも!

昔から日本人になじみの深いみそとしょうゆ。実は、洋食やスイーツとも相性がいいんです。懐深い発酵食の魅力を、みそ・しょうゆ、それぞれのソムリエに聞きました。

健やかな体づくりに! 簡単で栄養もたっぷり

みその原料は、大豆・塩・こうじです。その中には、私たちの体内では作ることができない必須アミノ酸が多く含まれています。その必須アミノ酸を賢く補うことができる栄養食です。

また、みそは、腸内細菌の善玉菌を増やし、腸内環境を整え、免疫力アップにつながるなど、さまざまな研究がされています。私自身、20代の頃、食生活が乱れてすぐ疲れていたのですが、22歳から今までずっとみそ汁を作って飲むようになったら、体が健康的になって、あまり風邪をひかなくなりました。

種類も価格も幅広く販売されているみそですが、大豆・ 塩・こうじじ(米・麦等)の良質なものがおすすめです。野菜が不足しがちな人や面倒くさがりの人も、残りものの野菜をみそ汁に入れれば、簡単かつ体が温まって、栄養もしっかり取れます。これからの季節、特にいいですよね。

みそソムリエ・食育指導士・だしソムリエ
北川みどりさん

子ども教室や、食育活動を行う「Cooking Room Happa(クッキングルームハッパ)」主宰。警固で「一汁一菜 みその葉」も営む。

なんと300種類以上!香り&うま味のバランスが◎

こうじ菌や酵母菌が造るしょうゆは、日本酒やワインと同じ醸造物。香り成分が日本酒は20~30種、ワインは70種ぐらいありますが、しょうゆは300種類を超えているんです!

いろんな香りが混ざっているので一言では言いつくせない奥深さがあります。「こんなブレンド合わないだろうな…」というものとも合ってしまいます。

福岡県は、日本で1番しょうゆのメーカーが多く、105社もあります。九州は比較的甘口で、南に行くほど甘いですよね。それは、お魚に合わせて作られていて、南下するほどお魚の脂身が多いからなんです。

また、しょうゆは1つで、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味と味のバランスがよく、 この五角形が整っていると、人は「おいしい」と感じます。万能の調味料なんです。

醤油ソムリエ・「福萬醤油」代表取締役社長
大濵(おおはま)大地さん

九州醤油の振興活動を行う。全国や海外のしょうゆのテイスティングや、ランチを楽しめる「バル福萬醤油」も経営している。
みそソムリエの北川みどりさんに、意外なみそレシピを教えてもらいました。簡単かつ、見栄えもいいのでぜひチャレンジしてみて!

里芋&レンコンのキッシュ

 材料  パウンド型1本分(18㎝×10㎝)

●里芋(ジャガイモでも可)…100g
●レンコン…1/2節
●玉ネギ…20g
●ベーコン…2枚
●豆乳…100㏄
●みそ…大さじ1
●パルメザンチーズ(とろけるチーズでも可)…20g程度
●卵…M1個
●ミニトマト…4個
●塩・コショウ…適量
●オリーブオイル…適量

 作り方 
  1. パウンド型に、オーブンシートを敷いておく
  2. 里芋は皮をむき、ゆでて、つぶす
  3. 玉ネギは薄くスライス
  4. ベーコンは1cm角に切る。レンコンの3分の1程度を粗みじん切り、残りはトッピング用に薄い半月切りに
  5. 34をオリーブオイルで炒め、塩・コショウする
  6. 卵を溶きほぐし、2と豆乳・みそ・パルメザンチーズをよく混ぜ合わせる
  7. 56を型に流す。表面にヘタを取って半分に切ったミニトマトとレンコンをのせる
  8. 180度のオーブンで20~40分焼く

豆乳クリームパスタ

 材料  2人分

●パスタ…160g
●塩…適量
●チンゲン菜…2株
●ベーコン…2枚
●オリーブオイル…大さじ1~2
●シメジ…1/2パック
●豆乳…300㏄
●小麦粉…大さじ2
●みそ…小さじ1
●塩・コショウ…少々(調節)

 作り方 
※パスタのゆであがり時間とクリームのできる時間のタイミングを合わせるのがポイント!
  1. たっぷりの湯を沸かし、塩・オリーブオイル(分量外)を少し入れてパスタをゆでる
  2. チンゲン菜は、茎と葉に分け、2~3cmに、ベーコンは1cm角に切る
  3. シメジは石づきを取る
  4. 容器に豆乳・小麦粉・みそを混ぜておく
  5. フライパンにオリーブオイルを入れ、火をつける
  6. フライパンが温まったら、ベーコン、シメジ、チンゲン菜の茎、チンゲン菜の葉の順に炒める
  7. 火が通ったら、合わせておいた4を入れ、とろみが出るようによく混ぜる
  8. パスタをさっと絡める
  9. 味を見ながら塩・コショウで調節する
※仕上げに、とろけるチーズや粉チーズを絡めても◎