くらし 住空間あれこれ

vol.12 おうちの壁面、住み始めてからのままですか?

こんにちは、住空間設計室CUBEの長菅由美子です。

先日、広島に出張した際に少し足を伸ばして宮島まで行ってきました。
広島は地元ですが、フェリーで宮島に渡って厳島神社に参拝するのは実に十数年ぶり。静かで厳格な独特の雰囲気を堪能することができました。

もともと寺社めぐりが好きなこともあって、まさに特別な時間。
こういう歴史を感じられる場所はゆったりできてとても好きです。
これからやってくる紅葉の季節、個人的なおすすめは太宰府の光明禅寺。表の枯山水ともども見ごたえ十分なのでよかったら行ってみてくださいね。

さて今回は、住空間の壁面の使い方をテーマにしました。
仕事柄多くのお客様宅に伺いますが、いつも気になっているのが壁面です。

実は使い方次第で住空間にいろんなアレンジが加えられる壁面にスポットを当ててみます。



 

壁面はデコレーションの場にしたい!


壁面の使い方でもっともポピュラーなのは、絵や写真を飾る方法ですね。
私の自宅でもリビングに友人の作品である額絵を、玄関に子どもが描いた絵を飾っています。
「うちもやってます!」という方は多いのではないでしょうか。

どんどん取り替えられる、子どもの成長を楽しめる、DIY感覚でできるなどいろんなメリットがありますが、もうひとつひねったアイデアとしておすすめなのがピクチャーレールを使ったデコレーションです。



ピクチャーレールとはその名のとおり絵を飾るためのインテリアアイテムで、もともとは美術館や博物館で美術品を飾るための道具として使われていました。
最近は住宅で活用することも一般的になりましたから、見かける機会も多いと思います。

通常ピクチャーレールは天井と壁面の境(コーナー)部分に設置するのですが、あえて壁面の中心に設置してデコレーションのアイテムとして使うという方法があります。
写真のように帽子を飾って見せる収納としたり、吊るし式の観葉植物を並べて吊ったりすると個性的な壁面になりますね。

設計事務所を営んでいる私の友人は、三角定規やコンパスをフックに吊って飾っています。今はCADで図面を描くのでこうした道具を使わなくなりましたから、インテリアアイテムとして活用しているのだとか。
なかなか面白い壁面に仕上がっていましたよ。

絵や写真を飾るのは飽きたという方は、ピクチャーレールでのデコレーションに挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

壁面にアクセントをつけたい!


日本の住宅は四方が無地のクロス仕上げという壁面の空間がまだまだ多いです。
しかしだからこそ楽しめるというアイデアもありますよ。

そのひとつがウォールステッカーです。




ウォールステッカーとはシール状のデコレーションアイテム。
クロスに直接貼ることができます。

ここ数年で人気が高まり始め、最近は樹や花といった自然物、鳥や猫といった動物、その他に時計や気球などたくさんのデザインがそろってきました。
選ぶ段階から楽しめるのもうれしいポイントですね。

写真のデザインは葉っぱや鳥を一枚一枚好きな位置に貼っていくタイプなので、世界でひとつだけの壁面が完成します。
お子さんと一緒に休日にデコレーションしていくのも面白いですよ。
 

空間全体を広く見せる効果を取り入れたい!


たとえば壁いっぱいの窓につけるカーテンをストライプ柄にすると天井が高く見えるような錯覚がおきるように、壁面には空間全体に影響を与える力があります。

こうしたアイデアのひとつとしておすすめなのが、壁面にミラーをつけること。
アクセントになるだけでなく、反射によって室内が広く見える効果があるんです。




ブティックなどで「あ、あっちにも商品がある、広いお店だなあ」と思ったら目の前の棚の商品がミラーに映っていただけ…という経験、ありませんか?

住空間でも効果は同じ。
反対側の室内がミラーに映り込むので面積が広がったような錯覚がおきるんですね。

写真のように横長にミラーを貼ると、ミラーそのものの高さがなくてもとても広く感じます。
照明のあかりを反射させてゴージャスな雰囲気を演出するという使い方もできますよ。

 

家族のコミュニケーションスペースにしたい!


最後は最近施工事例が増えてきているアイデア。
伝言を残したり絵を描いたりできるコミュニケーションスペースとして活用するという方法です。



写真は黒板タイプのシートを壁面に貼りつけているのですが、よりきれいに消せるホワイトボードタイプのシートもあります。

最近お子さんが子ども部屋ではなくリビングで勉強するというスタイルが人気ですが、その広がりにともなって壁面をこうした仕上げにするケースが増えているんですね。

シートはカットできますから、壁面の一部分に貼ることも可能です。
ただし塗り壁やタイルなど凹凸が大きい壁面には貼れませんのでご注意を。





インテリアというとつい家具や照明器具といったアイテムに注目しがちですが、壁面を生かすアイデアはこのようにいろいろあります。

あなたのご自宅の壁面はいかがですか?
まずは1面だけ、トイレや廊下など小さな面積の壁面に取り入れてみると簡単です。

模様替えを考えた時には壁面を生かすこうしたアイデアも検討してみてくださいね。



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