まち・地元

ノスタルジックな小さな文具店は、まだある

文具店主、ノスタルジー文具店へ行ってみる

とあるJRの駅からほど近い場所にあるその文具店が通る度に気になっていた。
昔小学校の近くにあったお店のような時が止まったような文具店。
それはとても古いわけでもなくて、昭和の後半から変わっていない感じ。

什器のほとんどがガラスケースのお店は入り口が狭くとても入りにくかったが、思い切って足を踏み入れてみた。

『こんにちは』と声をかけても返事がない。

奥に住居があるらしく、黙ってお店に入るのも申し訳ないのでもう一度声をかけた。
すると70代くらいの女性の顔が覗き
『どうぞ好きにみてください、ちょっと今食事してるんで』と。恐ろしくゆるい(笑)
 

ちなみに、私が文具店を開いたきっかけ

 

私は子供の頃は親が転勤族だったために、東京、静岡、福岡と小学校を3回変わった。
どこの小学校の近くにも小さな文具店があり、店名も映像も思い出せる。
学校で使うノートや鉛筆、友達の誕生日プレゼントをワクワクして買いに行ったことが、心のどこかを温める思い出として残っている。

時代は変わり、全国の個人経営の小さな文具店はすっかり影を潜めてしまった。
起業したいと思って、長い時間をかけて考えた末にやろうと決めたのは『文具店』
それは幼いころの幸せな気持ちがベースにあったからだと思っている。
 

さて。店内は・・・?

 

さて、そのノスタルジック文具店。
店内を見ると、ここ数年は新しい商品を仕入れてはいないことがわかる。
しかし逆に、今はない廃盤であろう商品がわんさかとある。

当時のままのPOPも残っていて
『食べかけのポテトチップスの袋をとじるのにスゴく便利だよ!』とか
コピーの文章も面白い。

食事も終わったようで接客に出てこられたお店の方に話しかけてみた。

私   「ずっと長くされていらっしゃるんですか?」
店の人 「うーん、長いっちゃ長いね」
私   「お客さんって子供さんとか多いんじゃないですか?』
店の人 「子供はほとんど来んね~」


あんまり弾まない会話。

近くに会社や官公庁もあるのでその辺りの方が来ているかと思いきやそうでもないらしい。では誰が来ているのか?恐らくあまりお客さんは来ていないのだろう。

 

その中で私が購入したものはこれ。紙袋も懐かしい感じ。
うちも販促品としてもらいたいなあ。

 

このクリップの話をした時にはお店の人が饒舌になった。
「カラフルやし、使いやすいですよこれ』

なんか嬉しかった。
私がここにきたのは、レアな商品がみたかったという興味の他に、幼いころの思い出の優しい文具店のお店の人と話してる気分になりたかったのだ。

 

このお店のことをブログというものに載せたいと伝えると、あんまり人がいっぱい来てもらったら困ると言われた。

大丈夫、そんなことにはなりません(笑)

許可をいただいて店内の写真を撮らせていただいた。
見る人がみるとあそこやんとわかると思いますが、本当にきてほしくないようなので細かい情報は載せないことにします。(実は前から欲しかったアレを見つけてしまったので教えたくないという気持ちも…)


40代以降の方は懐かしい気持ちを味わえるお店。
商品自体の懐かしさは20代~30代の方たちかも知れません。


 

いつまでも元気でお店を続けてほしい。
毎日長年にわたってお店を開けていること、尊敬しています。

アイデアスイッチ

<所在地>福岡市東区香住ケ丘2−6−12

<営業時間>平日 13:00-20:00/土日祝 11:00-18:00

<定休日>月曜・不定休有り

HP       http://idea-switch.com/
Instagram  https://www.instagram.com/idea_switch/
Facebook      https://www.facebook.com/kasuigaokaideaswitch
Tumblr         http://ideaswitch.tumblr.com/
Twitter    https://twitter.com/ideaswitch