まち・地元 特集(まち・地元)

福岡県内のアートな消火栓・マンホール・空気弁を紹介♪奥深きマンホールの世界を知ろう!

知るともっと楽しくなる! マンホールふたの豆知識や魅力を専門家に教えてもらいました。地下道へも思いをはせれば、きっと世界が広がるはず。

【教えてくれた人】
福岡市道路下水道局 総務部総務課 企画広報係

牛房大輔さん
下水道は、自然の流れで水を流しています。くみ上げるため、ポンプを設置しているところも。大雨の後にゴミがたまったりするため、点検が必要です。マンホールふたのデザインを通じて下水道に興味を持ってもらえるとうれしいです。

Q 福岡市内に下水道のマンホールふたはいくつあるの?

A. 約14万8000個です(平成27年度末時点)。

Q 「汚水」や「雨水」とは?

A.汚水は生活排水、雨水は雨の水のみ
汚水は、台所などで使った汚れた水。雨水(うすい)は雨の水のみ。一部地域では、汚水と雨水を1つの管で流しています(合流といいます)が、大雨が降った際に、そのまま海や川に流れてしまうため、それぞれ専用の管に分ける整備をしています。

Q レアなマンホールふたは?

A.親子マンホールです
※写真は西区元岡
福岡市内の一部には、ホークスのマスコットキャラクターや、福岡市動植物園の動物や植物の写真、アビスパ福岡のマスコットキャラクターと地下鉄車両の写真を施したオリジナルデザインのマンホールもあります。レアなものは、ポンプの機械が入る、マンホールポンプの“親子マンホール”です。

Q ふたに書かれた数字やデザインの意味は?

A. 設置した年や水が流れている方向が分かる!
下のマンホールふたは、福岡市の下水道のもので、平成2年3月末に下水道普及人口の100万人突破を記念してデザインを公募し、全国735点の応募から選ばれたものです。鳥・ヨット・街並みなどの抽象的なデザインが特徴。

 

「丸」の中のいろんなデザインを集める楽しさ!

直径60cmに収められたアート

弊社は、下水道用マンホールふたの約6割を製造・販売しています。標準的なマンホールふたのサイズは日本下水道協会の規格で、直径約60cmが標準と決められています。丸型なのは誤ってふたが外れても穴に落ちないようにするためです。

日本のマンホールふたは、都市別にデザインが違います。しかも、その都市に縁のあるデザインが入っています。これは、日本人の繊細さや丁寧さが築き上げた路上のアート作品であり、世界にも誇れる文化物だと思っています。デザインは、見た目の楽しさ、美しさだけではなく、安全性が1番大切なポイントです。どの角度からも滑ったり、段差でつまずかないように設計されています。

旅行でかわいいマンホールを見つけたら写真に撮って、SNSに。それを見ると丸の中にいろんなデザインがあり、集めることが楽しく、旅先の思い出に残るのもうれしいですね。マンホールカードを友達同士で誘い合ってもらいに行く人が増えています。

奈良県で開催したマンホールサミットでは1万4000人もの人たちが来てくれました。いろんなデザインマンホールを見つけてみませんか?

【教えてくれた人】
日之出水道機器 広報部 髙橋璃花子さん
「日之出水道機器」は、マンホールふたの製造・販売メーカーで、博多区に本社を構える。