特ダネトピック きょうのマッチョ

vol.5は、スペシャル! 新日本プロレス・棚橋弘至さんが登場

ひそかに話題を集めるこのコーナー、今回は、なんとなんと! 新日本プロレスの棚橋弘至さんが、「きょうのマッチョ」にまさかの登場です。




――棚橋さんがマッチョとして鍛えはじめたきっかけは何ですか?
 
体を鍛えはじめたのは高校生のときです。小中高と野球部だったのですが、高校の野球部の監督がオフシーズンにウエイトトレーニングをしっかりやろうという方だったので、そこで基礎を学びました。当時は65㎏しかなかったので、監督に「お前は70㎏にしろ」といわれて一生懸命やって、68㎏くらいまではなりました。
大学に入ってプロレスに目覚めてしまったので、高校時代に学んだウエイトトレーニングの基礎に、プラスして新しく自分で練習を組み込んでいくようになりました。

 
――プロレスの道へは大学時代からなのですね。
 
それまではプロ野球選手になりたかったんですけど、うまくならなくて。それだったら新聞記者になりたいなと思って社会学部とか受験して、最終的に立命館大学の法学部にひっかかったので行ったのですが、ほかの夢を追い越して、「プロレスラーになりたい」と。
プロレスを知る前も、もちろん野球も一生懸命やっていたんですけど、プロレスを知ってからは、自分でチケットを買って観に行くようになったり、雑誌を買って情報を仕入れたりするようになたり。すごく生活が楽しくなったんですね。
それまで「空っぽ」だったんですよ。
「空っぽの棚橋」に彩りを与えてくれたのがプロレスだったんです。プロレスを知って、生活が1000倍くらい楽しくなったんです。
 
――見るのではなく、実際にやってみたら違いましたか?
 
そうですね。自分が好きなことを仕事にできているという喜びがありますし、ファンの皆さんとは今、イベントやSNSなどコミュニケーションツールで繋がれるので、「どこどこに遠征にいっておいしいもの食べに行きます」とか「今度試合観に行きます」とか、プロレスファン同士がフットワーク良く活動して、いきいきしているのが分かるんです。ああ、みんなプロレスを通して生活が楽しくなっているんだな!と感じる。それは喜びですね。
 
――「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(2016)のスペシャル応援団としての活動や「プ女子」の流行など、ファン層は広がっているのでは。実感はありますか。

 
あります。ドラえもんもですし、仮面ライダーの映画(映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』)にも出ましたしね。
 
――仮面ライダーのオファーが来たとも、先日某番組で見ました!
 
最近は、レスラーというより、芸人扱いのときもありますよ。仮面ライダー芸人(笑)とかね。
 
――活動の場が広がっていますね。ところで、体作りで気を付けていることは何ですか。

 
若いときは無茶しても平気だったんです。準備運動もせずにガーっとやって、ハイ終わり―!でよかったのですが、昨年、ケガをしまして。リハビリを経て、自分の体と向き合うようになりました。しっかりウォーミングアップして、練習して、練習の後はアイシングして…と、より体を大事にするようになりましたね。40を迎えて、筋肉との向き合い方も変わってきました。
 
――なるほど。食も大事にされているとお聞きしていますが、ここ福岡ではどんなメニューを?
 
福岡は誘惑が多いですからね~。今日は海鮮丼を食べてきました。昨日の夜は水炊き。あと、もつ鍋も食いたいし、ラーメンも食いたいし。あと屋台なんかもおいしいし。。。
 
――福岡に来たら必ず食べるというものはありますか?

体作りをしていると、どこの土地に行ってもコンビニで済ませてしまったりとか、今日はプロテイン飲むだけでいいかななんてなってしまうものですが、かなりの高確率でもつ鍋は食べていますね。本当はラーメンも行きたいですけどね。

――プロテインだけの時もあるのですね。

どうしてもダイエットが間に合わないときとか、ここのコンディションまで持っていきたいんだけど、このペースで行ったら体を絞りきれないなというときは、朝昼は食べるんですけど、夜はプロテインだけとか、ありますよ。
 
――食事制限が厳しいのですね。
 
僕だけかもしれませんけどね。プロレスラーっていうのは、オンとオフがないんです。基本的に年中オンなので、バカ食いするとひどい目にあう。常にコンディションをいい状態に整えておきたいんです。
何かを得ようと思ったら、何かを犠牲にしないといけないんです。美しい肉体を得ようと思ったら、おいしいものは多少は我慢しないといけない。自分の中でどこに一番重きを置くか、ということです。
 
――なるほど。ところで、いつもこのコーナーで尋ねていることなのですが、ご自慢の筋肉はどこですか?

 ご自慢の筋肉(笑)! いろいろ「いいね」と言ってもらえるんです。腹筋とか。昨日言われたのが、「棚橋さん、前腕の形がかっこいいです」って。
 
――前腕というのは…どこでしょうか。ちょっと見せて頂けませんか

肱から下ですね。二頭筋とかはメジャーな筋肉ですけど、「前腕いいですね」と言われることはあまりないですからね。


 
――そんなところにも筋肉がつけられるのですね。とはいえ、どうやって鍛えるんでしょうか?

握力とかですね。レスラーはクラッチ掛けたりとかするんで。
 
――棚橋さんはレスラーでも大きいほうでしょうか。彫刻のような肉体です。

いえいえ、平均的ですよ。本当はもっと絞りたいんですけどね。昨日食べ過ぎちゃいました。唐揚げ食べちゃった。番組の収録ですけどね。
 
――棚橋さんにとって、喜びの瞬間はどんなときですか?

ファンが盛り上がってくれた時ですね。ちょっと前までは、自分が勝った瞬間、チャンピオンになれた瞬間だったんですけど、なんで勝ちたいか、なんでチャンピオンになりたいかというと、やっぱりファンに喜んでほしいから、盛り上がってほしいからなんです。そこが今、自分の一番のモチベーションですね。

ファンの方が盛り上がって声援をくれると、レスラーってしんどくてもダメージが大きくても、不思議と立ち上がれるんです。コールが来ると、脳から何かいいヤツが出るんでしょうね。そしてそこから逆転勝利したら、もっと盛り上がるじゃないですか。
なので、試合って実は「自分ありき」ではなくて、ファンを盛り上げたら、それは結局自分に返ってくる力になる。
フェンスのところまで来てくれるファンにハイタッチしながら、帰っていく瞬間というのが一番うれしいですね。

――今後の野望を聞かせてください。

プロレスは徐々に盛り上がってきていますが、まだプロレスを知らない人のほうが圧倒的に多い。ということは、まだ観たことがない人、知らない人というのが、新日本プロレスのビジネスチャンスでもある。知ってもらって、観てもらえれば、好きになってもらえる可能性があるわけです。なので、もっと有名になって、プロレスを盛り上げていこうということが一つです。
あと、プロレスを皆さんの生活の中で楽しんでほしいというのがあります。プロレスのいいところを1つ見つけて、おじいちゃん、お父さん、息子さんの3世代、そしてお母さんや兄弟…とみんなで楽しんでほしい。地方会場で家族連れをお見かけするのですが、プロレスっていうのはファミリーで楽しめるコンテンツなんだよというのをもっと広めていきたいんですよね。なかなかないじゃないですか、そういう家族で楽しめるもの。家族全員でわーっと観て、皆でご飯食べて帰って楽しんでもらって。プロレスが家族のコミュニケーションになりますよ。
 
――業界全体のことを思っていらっしゃるんですね。

すみませんねえ。。。「100年に一度の逸材」なもので(笑)。つい逸材感が出てしまうんです。もっとね、レスラーだったら、「勝ちたい」「チャンピオンになりたい」とかだけでいいのかもしれないんですけど。全体を見て、それで自分も上がって行けばいいかなと。
 
――話し方も穏やかな方なんですね。
 
そう。悪いところがないんですよね。勉強もできるし、筋肉もあるし…
 
――かっこいいし。
 
それ、自分で言ってないですからねー!

 
――最後に福岡の方に、とっておきのお知らせがあるということで…お願いします!
 
5月3日、毎年恒例なんですけれども新日本プロレス、福岡国際センターでビッグマッチ「レスリングどんたく」を開催します。年々動員も増え、年々盛り上がりも高まっています。今年はさらにその上をめざします。
会場は、アミューズメントパークみたいな雰囲気です。僕らはミッ○ーとか、ミ○ーみたいなものです。とても楽しいので、ぜひ家族皆さんで観にきてください。
そして、奥様方、お仕事でお疲れの女性の皆さん、プロレス会場はパワースポットなので、声を出して、盛り上がってください。僕たちはいいエネルギーを与えますので、帰るころにはお肌ツヤッツヤですよ。ぜひ会場に来て、楽しんでいってください。
 最後に、福岡の皆さん、愛してまーーす!

細身のライダースジャケットを脱いだら、たくましい腕!「着やせするんです」










棚橋さん、ありがとうございました!
西日本リビング新聞社は、棚橋弘至さんを応援します!
 
『濱かつ Presentsレスリングどんたく 2017』
5月3日(水・祝)
 15:30開場 17:00開始

会場 福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)

http://www.njpw.co.jp/tornament/82440