くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

夫(会社員)30歳、妻(育児休業中)25歳。子どもは3人希望、保険や住宅費用をどう考える?

相談内容は主に、保険・マイホーム・子ども関連費の3つ。まずは保険。現在、夫の保険が10年更新なので今後の保険料が心配です。内容を変更しながら今の保険を継続するか、ほかの終身保険や共済に加入するべきか悩んでいます。

次にマイホーム建設。土地は夫の実家から援助があります。建設時期はいつが良いのか、貯蓄はどのくらい必要か、いくら頭金が必要なのか、月々のローン返済額は給料のどれくらいが目安なのか、そのほか家に関わる費用やお得な制度があるのかなどが気になっています。

そして子ども。できれば3人は欲しいと考えているので、家計のやりくりを見直して無駄な出費をカットしたいです。

12月の職場復帰の際には、子どもを保育園に預ける予定(子どもが小学生までパート、その後はフルタイム)。保育料は妻の給料から出す予定。児童手当は、学資用に加入している生命保険料にあてています。今、子どもは1人ですが、2人分・各200万円と想定。ただ、車は夫の唯一の趣味なので手放す予定はありません。

良きアドバイスをお願いします。

A
それぞれ単独ではなく、総合的な観点から考えましょう
仕事はできるところまでフルタイムを続けた方がよいでしょう

育休明けを前に、中長期のライフプランを立て始めたようです。3つのお悩みがあるようですが、どれも相関関係があるので、総合的に考えることが大切です。

2年前に入った夫の保険の更新時期は8年後ですね。子どもが増えれば増額が必要かもしれません。でも、マイホームを建てた場合は、ローンに信用保険をつければ、現在の保険は減額しても大丈夫かもしれません。

増額や減額は、更新期でなくてもOK。終身保険(生涯保障)と定期保険(一定期間の保障)のバランスもとるようにしてください。

マイホームは、親御さんから土地の提供があるようです。建物と外構工事費がいくらか、予算を立てること。ローンが現在の家賃の範囲内に収まればラクですが、持ち出しになる場合は、教育貯蓄との兼ね合いに留意しましょう。

諸費用は物件価格の5~10%が目安ですが、家具家電をどの程度新しくするかなどにも左右されます。景気浮揚のための住宅減税や、需給関係による価格動向にも目配りすれば、「お得感」が味わえるかもしれません。

経済面だけでなく、出産・子育てのタイミングや、保育・教育環境、仕事との関係もよく考えて、目標時期を決めましょう。

なお、3人産むなら、当面はフルタイムでの就業を優先し、どうしても継続困難になった段階でパートに切り替える方がよいかも…。

実家の援助で食費などが安く済んでいる様子。毎月の黒字分をしっかり貯めるべく、積立貯蓄を増やしましょう。親孝行もしてくださいね。

リビング福岡2017年10月7日号掲載