くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

保険料が高い中、マイホーム資金を貯めるには?

結婚して6年。当初は共働きでしたが、出産を機に退職。来年2月に第3子を出産予定です。出産に備え車を現金で購入し、貯蓄が減ってしまいました。転勤族のため賃貸暮らしですが、3年後には家賃補助(3割)がなくなります。


夫は営業職で、今年度からボーナスがなくなり、毎月の給与への加算に。仕事で立て替えが多く給与口座とは別で管理していますが、そこだけでやりくりできず家計費から立て替えることが多いです。

結婚時に入ったドル建て保険は、共働き感覚だったので支払いが大きいと感じ、今のうちに払い済みにすることも考えています。夫の収入保障保険は住宅購入後は見直しも検討中。児童手当は学資保険にあてており、第3子も加入予定です。

住宅購入のため、月6万円を積み立て。夫の地元の関西での購入も考えていますが、転勤族なのでなかなか踏み切れません。また、帰省や家電の買い替えなど特別支出用に月5万円を貯めています。

下の子の幼稚園入園頃にはパートを始められたらと考えています。家の頭金を貯めるため、保険料をはじめ家計の無駄を省くには、どうしたらよいでしょうか。

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ドル建て保険は、利益が出るなら解約も検討を
仕事経費用の口座に入れる金額は夫と協議しましょう

3人目のお子さんの誕生、楽しみですね。3年後にはそれぞれ7歳、5歳、3歳に成長し、七五三のお祝い姿が目に浮かびます。

ただ、3年後には家賃補助がなくなるとのこと。現在の家に住み続ける場合は、3万円の家賃アップですね。

その頃を目指してマイホーム計画を立てたいところですが、転勤族とのこと。現時点で具体的な計画を立てるのは難しそうです。  関西に転勤になったときがお子さんの教育盛りに当たった場合は、そこで購入に踏み切るのかもしれませんね。

いずれにしても、毎月コツコツ6万円を積み立てているのは立派。家賃分と合わせると、既に月13万円のローン返済能力が備わっていることになります。

焦らず、コツコツ貯めていくことが大切。住宅ローンを組み信用生命保険に入るときに、収入保障保険を見直すのは○。その前に、ドル建て保険の見直しも検討しましょう。

払い済みにする方法のほか、為替相場によっては、解約して為替差益を得ることを視野に入れるべき。その場合は、解約する前に、掛け捨てで必要な保障をカバーしてください。

なお、食費が高めですが、安全や健康を重視した食材を購入しているのと、週末の外出に伴う外食が多いためとか。貯蓄を増やしたければ、外食を減らすべきです。

夫の仕事経費を別口座で管理しているのはいい方法ですが、家計費からの立て替えが発生しているとのこと。やむを得ない一時的な用立てなら、必ず返済してもらいましょう。常態化している場合は、別口座の金額等について、夫と協議を――。

リビング福岡2017年12月9日号掲載