くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

夫婦で会社を経営。住宅ローン残25年。急な出費で赤字の月も。子供2人の教育費が心配…

夫婦で会社を経営しています。夫の両親含め6人暮らしで、3年前に家を建てました。住宅ローン返済はあと約25年です。ボーナスがないため、車の保険や家の固定資産税などの支払いに備え、毎月3万7000円を貯めてやりくりしています。夫の両親は食費は別ですが、水道光熱費はわが家がまとめて支払い、家計費として毎月1万円をいただいています。

子ども2人の教育費を、この先どのくらい準備しておけばいいのかが分からず、不安です。大学への進学は本人次第ですが、もし大学に行く場合は、自宅から国立大学に通ってほしいと考えています。

教育費として毎月、長男2万円、長女2万5000円を貯蓄。長男には高校入学時から計180万円を受け取れる学資保険をかけていて、保険料は長男の貯蓄から年払い(18万円強)にしています。長女の学資保険は考えていません。

また、毎月の黒字分は夫の預金口座に貯め、何かの時の蓄えにしています。しかし、夫と長男が通う空手の道具購入など急な出費が2~3カ月に一度あり、赤字になる月も。貯蓄を増やしたいのですが、どこを見直せばいいでしょうか。

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まずは支出をしっかり記録し、必要なものは予算化を
貯蓄を増やすため、先取りの積立預金を始めましょう

起業から10数年。子どもを2人もうけ、マイホームも建てています。夫婦でスクラムを組んで頑張ってきたのでしょう。ご相談は、教育費と貯蓄対策ですね。将来の教育費を学資保険と貯蓄で対応していて、子どもの自立を助けるのに十分な金額です。

長男の分は、毎月普通預金に貯めた中から、年払い割引を受ける形で学資保険に入っているようです。子どもの成長や家計の増収に合わせて貯蓄を積み増せるといいですね。

問題は、長女の分。普通預金残高が25万円で、積立額の10カ月相当額です。生まれたときから貯め始めたのなら、取り崩しているのかも…。普通預金ではなく、積立定期預金を利用した方が確実に貯められますよ。

特別支出に備えた積み立ての管理もしっかりしたいところ。年44万円の積み立てに対し、記載している支出は23万円弱です。

差額の21万円のうち、6万円は来年の固定資産税増に備えている分だそうですが、残る15万円の使途は何でしょうか。被服費や冠婚葬祭費、家具家電品などに使っているのかもしれませんが、支出をしっかり記録し、計画的に使いましょう。

そのためには特別収支を妻名義の通帳で管理すべき。支出内容などを直接手書きすれば、通帳が家計簿代わりになります。

毎月の家計では、習い事代が赤字の原因だそうですが、定期的な支出のようなので、特別収支の方で管理した方がいいでしょう。

貯蓄を増やすには、余った分を普通預金に残すやり方ではダメ。毎月3万円を夫の総合口座の積立預金にしてはいかが。

リビング福岡2018年1月6日号掲載