くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

25歳(女)独身、転勤や結婚を見据えて、年間100万円の貯金が目標。今必要な見直しは?

25歳で一人暮らしです。車が趣味で、スポーツカーと軽自動車を所有しています。21歳から働き始め、車へお金を費やしていましたが、結婚を考えている彼もでき、一昨年の10月から毎月5万円ずつを定期預金にしています。今年か来年には彼を追って、現在のキャリアを生かせる形で関東への転勤を検討中です。

趣味の車で事故を起こした場合に備えて、被害者や家族に迷惑をかけないよう、外貨建ての生命保険(死亡時1000万円)に加入。異動したらスポーツカーは実家に置く予定なので、35歳の満期後は解約して返戻金の230万円を受け取るか、保険金額を半分にして、一時金を受け取ることも考えています。

一方で現在、月々の食費・交際費・ガソリン代が丼勘定状態です。異動や結婚を見据え、1年間に100万円を目標に貯めたいと思っていますが、どのような見直しや管理をしたらよいでしょうか。また、お金は一つの口座にまとめるのと、いくつかの口座に分けて管理するのでは、どちらが合っているでしょうか。

 

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契約先の見直しも含め、費目ごとに節約する努力を
生命保険は商品内容をきちんと把握し、為替の変動にも注意しましょう

新生活のスタートを前に、積立貯蓄を始めたのですね。すでに17カ月継続できていて、すばらしいです。ただ、ボーナス貯蓄と合わせても年間貯蓄目標額に30万円足りません。節約で対処しましょう。

まず、「生活費」としてくくっている費目について。食費や交際費など個別の予算を組んでおらず、「丼勘定状態」なのでしょう。

財布の中を見ながら、月末に足りなくならないようにコントロールできるなら、全体予算を4万円から3万5000円に下げて、ちょっとガマンすることを増やしてはいかが? あるいは、食費1日700円×30日、ガソリン代は月9000円、交際費は月5000円、といった枠を決めて、それを守る努力をしてください。

「生活費」以外は口座引き落としなどで、お財布を通過しない支出のようです。そこでは通信費が下げられそう。携帯電話代とインターネット代を3分の2にできれば、「生活費」とあわせて月1万円の節約が実現します。

あと18万円をどうするかですが、ボーナスからの支出の「旅費・被服費」を引き締められませんか? 毎月のウオーターサーバー代も節約対象。子どものいる家庭でも、月額4000円前後でOKの会社も少なくありませんよ。

外貨建て生命保険は商品性を正しく理解すべき。解約返戻金は為替相場に左右され、確定額ではないはずです。対人賠償は自動車保険の契約を無制限にしてカバーするのが賢明です。

貯蓄法は当面は現状でOK。定期と普通預金は総合口座で1冊が便利です。貯蓄が増えたら、目的別に預け分けを。

リビング福岡2018年2月3日号掲載