くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

貯蓄を少しでも増やしたい、支出をどう削る?


Mさんの家計簿(北九州市在住)
[夫(会社員)39歳、妻(パート)39歳、長女6歳、長男2歳]

昨年、関東から夫の地元へUターン。しばらく夫の実家で暮らしていましたが、今年、家族でアパートへ移りました。また、長男の保育園入園を機に私も仕事復帰。急なお迎えにも対応できるよう、時間の融通が利くパート勤務をしています。

夫の実家にいた間に貯めていた貯蓄は、アパートへの引っ越し代(家具や家電の購入を含む)に充てたため、減ってしまいました。貯蓄はこれから再スタートという状況です。マイホームなどは考えていませんが、将来に向けて、子どもの教育資金などを用意したいです。

保険については、結婚、出産と人生の節目で内容を見直してきました。次は40代になってからと考えていますが、すぐにでも見直す必要がありますか。夫の保障内容が手薄ではないかと、気になっているところです。

新生活を始めて間もないので、毎月どのくらいの出費があるか、あいまいな部分もありますが、しっかり内容を見極めながら貯蓄を増やしたいです。まずは現在の支出をどう削るべきでしょうか。貯蓄の方法などについても、アドバイスをよろしくお願いします。

A
毎月の家計を5つに分類して、節約の努力をしましょう
夫の病気死亡保障の強化が、保険の見直しポイントです

結婚、出産、転居、仕事復帰と、変化に上手に対応していますね。頼もしい家計です。

貯蓄の再スタートにあたり、毎月の支出内容を見極めながら貯蓄を増やす、という姿勢はよいと思います。

支出の見極めには、A(払う金額が決まっている)、B(金額は変動するが必ず払う)、C(コントロールが可)、D(コントロール困難)、E(黒字)の5つに分類して、使い方を検討してください。

M家の毎月の支出でAグループに入るのは、家賃、夫婦の小遣い、ローン、保育料、各種保険、積立預金。それらの合計は19 万8720円です。  月収の約6割にあたるそれらは、月に一度のチェックでOK。進級進学や、保険を見直した場合などは修正を。夫の病気死亡保障(800万円)の強化が現在の課題といえます。

Bは水道光熱費、通信費、ガソリン代。これらは毎月の支出を折れ線グラフ化して、使いすぎを防ぐ工夫をしましょう。現在の合計額4万2400円をどれだけカットできるかに挑戦しませんか?

Cは食費、日用品費、被服費。これらについては、支出をしっかり記録し、ムダを防ぐべき。現在の合計額6万円を減らすには、レシートを必ずもらう、財布に入れるお金を制限する、クレジットカードの使い方ルールを決めるなどが有効です。

Dに分類されるのは医療費。健康管理に気を付けることが、節約につながります。以上の節約結果のバロメーターがE。黒字のストックが10万円に達するごとに定期預金にし、安易に取り崩せないようにしましょう。

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リビング福岡2018年11月17日号掲載 ※情報は掲載時点のものです