くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

がん治療を続けながらの生活、どこを工夫する?


Sさんの家計簿(鹿児島県在住)
[本人(会社員)47歳]

2年前に約1800万円を借り入れ、思い切って新築のマンションを購入しました。

しかし購入の半年後に、予想もしていなかった乳がんが見つかり、入院・手術をすることに。その際の治療費に、80万円ほど出費しました。

現在も月に2~3回通院していますが、がん保険には加入しておらず、毎月の治療と3カ月ごとの検診に、平均で月額3万円ほどかかっています。この先10年間は、今の治療が続く予定です。

現在は、フルタイムで仕事をしていますが、今後いつまで働けるのか、不安でたまりません。

また、恐らく生涯独身だと思うので、老後もとても心配です。マンションのローンは、75歳まで返済が続きます。

病気を機に少しでも節約しようと、車を手放し、趣味だった旅行にも出掛けていません。毎月の収入とボーナスの黒字分は、そのまま普通預金に貯めています。

今からできる家計の見直しや、老後への備えがあれば、アドバイスをお願いします。

A
食費は3つに分類して、コントロールしましょう
ライフワークになるような新たな趣味を見つけて、暮らしも充実させて

闘病中とのことですが、仕事復帰できてよかったですね。先々のことは誰でも分からないもの。悲観せず前向きに暮らすことが自己免疫力を高め、病気の再発防止につながります。

その意味で、断念した旅行に代わる趣味を一日も早く見つけましょうよ。「お金をかけずに楽しむ」をモットーに、いろいろ考え、行動してみてください。 まずは3カ月。それが続いたら、1年。3年没頭できたら、ライフワークにつなげることもできるはずです。老後の準備にもなるでしょう。

現在の家計で検討すべきは、まず食費。外食、内食(家で素材から調理した食事)、中食(総菜や弁当などを買って家で食べる)の割合がどのようになっているか、チェックしてみましょう。

一人の場合は中食の方が安く済むこともあります。でも、旬の食材を使った手作りは栄養価も高く、素材をうまく使い回したり、ホームフリージングなどの工夫もすれば、コストも抑えられます。

外食は、なんとなく、をやめるのがポイント。友人と楽しむ、特別なものを食べる、など目的意識を持ちましょう。外食、内食、中食別に予算を立ててコントロールし、まずは5000円カットに挑戦してはいかが。

交際費も同様に、なんとなく、をやめると減らせるのでは? 交友関係も見直し、メリハリのあるお金の使い方を心がけましょう。

携帯電話代や固定電話代もセーブできそう。手紙を書いたり、休日に図書館で新聞や雑誌、本から情報を得るなど、暮らしの楽しみ方を工夫してください。

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リビング福岡2018年12月8日号掲載 ※情報は掲載時点のものです