くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

住宅ローンの繰り上げ返済、どうすればいい?


Kさんの家計簿(鹿児島県在住)[夫(会社員)32歳、妻(会社員)32歳、長女1歳]

昨年春に育児休暇から復帰し、時短勤務で働いています。復帰後の収入が予想よりも低く、毎月貯蓄から補てんして、やりくりしています。

2年前に、頭金無しで3800万円を35年ローンで借り入れ、マイホームを購入しました。家族が増える前に購入を決めたこともあり、身の丈に合わないローンを組んでしまったと後悔しています。将来的に、ローンの借り換えも考えています。

貯蓄は毎月の積み立ての他、ボーナスも含めた余剰分を、普通預金とローン用の預金に貯めています。今後、住宅ローンの繰り上げ返済をしたいのですが、その都度返済する方がいいのか、10年後などに、まとめて返済する方がいいのか悩んでいます。良いタイミングを教えてください。

また、保険の一部は教育資金と老後資金に充てるつもりです。今後フルタイムで働けば、収入は毎月5万円ほど増えそうで、時短勤務の切り上げも検討中。2人目の子どもを希望していますが、産休・育休中は収入が減るのが不安で、踏み切れません。

A
住宅ローン控除中は、今のまま繰り上げ返済費用を貯めて
教育資金は保険の解約金ではなく、満期金や預貯金でまかないましょう

時短勤務からフルタイム勤務に戻ることを検討中なのですね。子育てと仕事の両立に自信がつき始めたのでしょう。

2人目を出産した人の中には、育児休暇を短縮してフルタイム勤務に戻るケースも少なくありません。収入やキャリアを優先するのも、一つの選択といえます。

セーフティーネットとしての育児休暇などの取得等については、夫婦でよく話し合って決めましょう。先輩の体験談なども聞くといいと思います。

住宅ローンについてですが、Kさん宅のローンは10年固定金利です。一般的には、10年間は繰り上げ返済せず、住宅ローン控除により税金の還付を受けるのが有利です。

あと8年は今のまま払い続けながら、繰り上げ返済費用を貯めてはいかが? 繰り上げ返済や借り換えのタイミングは、金利の動向を見て判断すべきです。

生命保険は、夫の終身医療保険以外は、外貨建ても含め、貯蓄性のある商品をご利用です。終身保険を解約して教育資金に充てると、遺族保障(死亡保険金)が減ってしまう点が問題です。

現在、夫の死亡保険金は合わせて約850万円の契約とのこと。住宅ローンに団体信用保険がセットされ、共働きでもあるので、心配なレベルではありません。

でも、ローンの借り換えや終身保険の解約時に既往症があると、保障の再確保が難しくなるかも…。

そうしたリスクを避けるため、教育資金は、養老保険の満期金や預貯金を充当する方が安心です。保育園の送迎に車が必需なら、車の買い替え資金も貯めましょう。

「高橋伸子さんの家計簿クリニック」相談者募集中!
紙面に掲載された方には商品券を進呈

リビングの人気コーナー「高橋伸子さんの家計簿クリニック」では、相談者を募集中です! 保険のこと、マイホームのことなどお金にまつわる気になる 悩みを相談してみませんか。 家計を見直すよいきっかけにもなりますよ! 選考の上、リビング新聞紙面に掲載いたします。紙面に掲載された方には商品券を進呈。掲載する場合のみ、編集部からお電話いたします。
※応募は福岡県在住の方が対象です
※リビング新聞紙面に掲載した場合、リビングWEBにも掲載します。了承の上、ご応募ください。