くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

子どもを2人希望、うまく貯蓄していくには?


Nさんの家計簿(福岡県在住)
[夫(会社員)40歳、妻(専業主婦)34歳、長男3歳]

結婚4年目です。今は専業主婦ですが、長男が幼稚園に入ったら、それを機にパートで働きたいと思っています。

昨年、保険を見直しました。私の貯蓄型の生命保険は、長男の大学進学資金に充てるつもり。その頃には返戻金が300万円ほどになる予定です。そのほか、夫は生命・医療・がん保険に、私は医療・生命保険に加入しています。

貯蓄は毎月2万円。少しずつ普通預金に貯めていましたが、昨年の引っ越しで、ほぼ使ってしまいました。また、突発的な出費でも切り崩しており、なかなか思うように貯まりせん。児童手当は長男の口座に貯めていますが、出費が多い月は貯蓄できないこともあります。

長男が興味を持っている習い事もさせてあげたいですし、第2子も希望。夫の会社は退職金制度がないのも心配です。

今の収入に対して、出費が多すぎる費目はありますか。特に保険料は、妥当な金額か気になります。また、今の家計で毎月どのくらいの金額を貯蓄に回したらよいでしょうか。定期預金など、よい貯蓄の方法も知りたいです。アドバイスをよろしくお願いします。

A
支払い用のお金とは区別して、貯蓄をしていきましょう
携帯電話代やレジャー費、食費削減のほか、夫の小遣いも貯蓄に回して

パートで働く前に家計改善をしておくことは、とても大切。収入が増えると、ついつい財布のひもが緩みがちですから、今が頑張りどころです。

保険の見直しをしたようですが、貯蓄が少ない段階で保険を貯蓄代わりにしたのは、ちょっと早まりましたね。

貯蓄型の生命保険は、早期に中途解約すると元本割れすることがあるからです。中途解約する事態にならないよう、しっかり貯蓄を増やしましょう。

今までも貯蓄努力はなさってきたはずです。でも、出産、引っ越し、車の購入など、必要に応じて取り崩したのだと思います。

安心できるレベルの貯蓄を常に持っておくために、今後は財布のひもをきゅっと締め、「100万円貯まるまで、不要不急の支出は慎む」といった決心をすべきです。

そのためには夫の小遣いにもメスを入れる必要あり。最低いくら必要か二人で計算してください。

また、40歳の夫の貯蓄がゼロというのもいかがなものでしょう。ボーナスや退職金が出ないのであれば、現在の収入から自力で貯めるしかありません。少なくとも夫の小遣いを1万円減額し、それを夫名義で積み立てましょう。

お子さんの習い事も、当面はガマンしてください。お金のかからない方法で、興味のあることに挑戦させるべき。

妻名義で月2万円積み立て、黒字分もあなたが管理していますが、自動車税や車検費用、交際費などで消えます。それは貯蓄ではなく、支払い備金ですよ。

貯蓄をするには、携帯電話代、レジャー費を大幅カット。食費も聖域視せず減額しましょう。

支払い用のお金とは区別して、貯蓄をしていきましょう
支払い用のお金とは区別して、貯蓄をしていきましょう

リビングの人気コーナー「高橋伸子さんの家計簿クリニック」では、相談者を募集中です! 保険のこと、マイホームのことなどお金にまつわる気になる 悩みを相談してみませんか。 家計を見直すよいきっかけにもなりますよ! 選考の上、リビング新聞紙面に掲載いたします。紙面に掲載された方には商品券を進呈。掲載する場合のみ、編集部からお電話いたします。
※応募は福岡県在住の方が対象です
※リビング新聞紙面に掲載した場合、リビングWEBにも掲載します。了承の上、ご応募ください。

リビング福岡2019年2月16日号掲載 ※情報は掲載時点のものです