くらし 高橋伸子さんの家計簿クリニック

子どもの希望をくみつつ、子育て期をどう乗り切る?


Kさんの家計簿(熊本市在住)
[夫(会社員)48歳、妻(派遣社員)45歳、次男16歳、長女12歳]

夫婦ともに他県の出身ですが、15年ほど前に夫の転勤で熊本に移住しました。その後、転職をし、家族5人でこれまでやってきました。長男は昨年の春に社会人となり独立。今は1人暮らしをし、仕事も私生活も楽しんでいるようです。

悩みは、2人の子育て費用について。次男は野球を、娘はバレエをしていますが、年々それらの費用がかさんできています。娘は今春、中学生に。中学生になると、バレエに月3万~4万円ほどかかりそう。

次男の野球も遠征が多く、子どもたちにかかる費用が追い付かず貯蓄を切り崩す日々…。しかも、次男は県外の大学進学を希望しています。そうなった場合、家計が成り立つのか分かりませんが、子どもたちの頑張りを精一杯応援してあげたい気持ちも強く、悩むばかりです。

また、学資保険に入っていなかったため、進学時にまとまったお金が用意できません。子どもの貯蓄は児童手当や幼児期のお祝い金などを貯めていたお金ですが、習い事で使うこともあり、減ってきています。家のローンは残り13年。これから一番お金がかかる時期、どう乗り越えればいいでしょうか。

A
将来どうなりたいかまで含め、子どもと一緒に話し合って
コツコツと支出を減らすほか、進学費用は奨学金や教育ローンも検討を

子どもの希望優先の家計ですね。長男は高校を卒業して、しっかり自活している様子。次男は野球、長女はバレエを究めたいという夢をお持ちです。

でも、春から長女のバレエ費用が倍増すると、あなたの積立預金も子ども預金も貯めるそばから取り崩すことになり、ボーナスの黒字もなくなりそう。まったく貯蓄ができない家計に転落します。

もし、才能があって本格的にバレエをやるとなると、留学費用その他でもっと負担が増すのでは?親も子も相当な覚悟が必要です。

次男の野球も同様です。野球のために大学進学したいのか、将来の仕事につながる進学なのか。そのあたりを親子で話し合って対策を立てるべきです。

他県の大学に進学する場合、学費のほかに下宿費用等の仕送りも必要です。貯蓄ではまかなえない可能性が高いです。

奨学金や教育ローンなどの利用も含め、夢を貫徹するためにどのように資金手当てするか検討してください。

お子さんの夢をかなえるためには、収入を増やす、その他の支出を減らす、の両方が必要です。

支出面では、食費、通信費、交際費・被服費、夫婦の小遣いに削減余地がありそう。水道光熱費や日用品費も、工夫次第で減らせると思いますよ。

家族みんなで協力して、どこまで減らせるか、1カ月挑戦してみてはいかがでしょう。

増収が難しそうであれば、奥の手として、ご実家に「教育資金贈与信託」を孫のために設定してもらう方法も。ご実家に余裕があり、無税贈与の特例を使おう、との意向があれば、の話です。

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リビング福岡2019年3月2日号掲載 ※情報は掲載時点のものです